希望の国

劇場公開日:

希望の国

解説

「恋の罪」「ヒミズ」の園子温監督が、大地震で離れ離れになりながらも、それぞれの愛を貫く3組の男女の姿をオリジナル脚本で描く。酪農家の小野泰彦は、妻や息子夫婦と平和でつつましい日々を送っていた。一方、隣家の息子は家業を手伝わずに恋人と遊んでばかり。そんなある日、大地震が発生し一帯の住民は避難を強いられるが、泰彦らは長く住み着いた家を離れることができない。そんな中、息子の妻いずみが妊娠していることが発覚する。主人公・泰彦を夏八木勲が演じ、その妻役に大谷直子。息子夫婦を村上淳と神楽坂恵、隣家の息子とその恋人を清水優、梶原ひかりが演じる。

2012年製作/133分/G/日本・イギリス・台湾合作
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2012年10月20日

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映画レビュー

3.02013年5月

2024年7月27日
iPhoneアプリから投稿

なんでかな。
と思った。

あまり意味がない気がした。

でも、この現状を知らないで、忘れてしまった人がいるのならば、見るべきなのかもしれない。

何かの意図が見え隠れする

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トロイメライ

5.0希望の無い世界、、、それでも…

2022年3月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

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しゅうへい

4.5園子温監督の作品としては、すべてが控えめに描かれているような感じで...

2020年12月26日
iPhoneアプリから投稿

園子温監督の作品としては、すべてが控えめに描かれているような感じで、その控えめさ抑えた感じが、強く「希望」と絶望を共感させるよい作品だと思った。2012年には見ることかできなかった、今、2020年に見ても、繰り返しセリフに出てくる日本という言葉、日本という国の絶望度合いはかわることなく、むしろ、防護服やマスクを嘲笑うほんとに普通の人のほんとに普通の生活において、より一層深い絶望感しかない。震災、福島原発の爆発やメルトダウンのときの、東京で感じた恐怖と2020年になっでも相変わらず原発が稼働している絶望感、一歩二歩三歩はおこがましいんだよ、と言われたって、今なおら一歩二歩三歩とどんどん後退りしている。それでも2012年は、一歩でも、前へ前へとかけ声をかけることが大切だったと思う。今はさらに訳の分からないクイが打たれ放題だ。
役者陣の自然体な演技が、マーラーの交響曲10番が、しみしみと、あの時のさまざまな立場の想いを伝えてくれる。

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redir

3.5160km級のストレート

2020年8月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

知的

園子温がエログロを封印し、原発事故の不条理をドストレートに描いた作品。
最初は、園子温らしい大袈裟な演出と演技で作品のノリについていけないが、だんだん自然にそのノリに乗っけられる。
一度乗っけられたら、そこからはドストレート過ぎるストーリーや演出がめちゃくちゃ響く。

「故郷を捨てる」なんて放射能が飛んでたら簡単にできるものだと思ってた。少なくとも命を捨ててまでいとどまる必要は無い。でも実際にそうなると辛いよなって思い知らされた。
だって産まれて育ち思い出しかない故郷を家をある日突然、出ていけって言われてもそりゃ納得できない。見るからにヤバいならまだ分かるけど、空はいつも通り青いし、花はいつも通り咲いてるし、空気はいつも通り透明だし。何一つ変わらないのに急に「出ていけ」って言われても納得できないはずだよ。

うーん。やっぱり原発ってどうなんだろう。簡単に「なくせ」とは言えない。忘れていけないのは、田舎の原発で発電された電気は都会で消費されといるということだ。

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Pegasus