海獣の子供

劇場公開日:

解説

「リトル・フォレスト」「魔女」などで知られる漫画家・五十嵐大介が、大海原を舞台に生命の秘密を描き、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞や日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した名作コミック「海獣の子供」を、アニメ映画化。自分の気持ちを言葉にするのが苦手な中学生の琉花は、長い夏休みの間、家にも学校にも居場所がなく、父親の働いている水族館へと足を運ぶ。そこで彼女は、ジュゴンに育てられたという不思議な少年・海と、その兄である空と出会う。やがて3人が出会ったことをきっかけに、地球上でさまざまな現象が起こりはじめる。「鉄コン筋クリート」のSTUDIO4℃がアニメーション制作、映画「ドラえもん」や「宇宙兄弟」などを手がけてきた渡辺歩が監督を務め、音楽を久石譲が担当。声の出演は芦田愛菜、ピクサーアニメ「リメンバー・ミー」の吹き替えを務めた石橋陽彩ら。

2019年製作/111分/G/日本
配給:東宝映像事業部
劇場公開日:2019年6月7日

スタッフ・キャスト

監督
原作
五十嵐大介
脚本
木ノ花咲
プロデューサー
田中栄子
製作
田中栄子
亀山敬司
趙小燕
久保雅一
大田圭二
筒井公久
井上肇
Coプロデューサー
沢辺伸政
井ノ口歩
アソシエイトプロデューサー
岡本順哉
高橋亜希人
キャラクターデザイン
小西賢一
総作画監督
小西賢一
総作画監督補佐
林佳織
嶋田真恵
板垣彰子
作画監督
秦綾子
下司祐也
村上泉
筆頭原画
西田達三
演出
小西賢一
美術監督
木村真二
CGI監督
秋本賢一郎
色彩設計
伊東美由樹
編集
廣瀬清志
音響監督
笠松広司
音楽
久石譲
主題歌
米津玄師
アニメーション制作
STUDIO4℃
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(C)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

映画レビュー

3.0できるだけ大画面で視聴すると、臨場感、迫力が楽しめる。 絵に味わい...

2023年12月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

できるだけ大画面で視聴すると、臨場感、迫力が楽しめる。
絵に味わいがあるものの、どこかで見たことがあるようなシーンが多い。
BGMはジブリっぽいものとディズニーっぽいものが混在している。
主役の声を担当しているのが意外にも芦田愛菜さんだったり、リメンバー・ミーの主役を務めた石橋陽彩くんも参加しているのだが、特筆すべき事は特にない。
登場人物がウミとかソラとかルカという名前で、「ソラなら海の中だよ」などのセリフがあってややこしい。
詩的なセリフのオンパレードで、言ってる内容がサッパリ分からない。幻想的な映像の意味も理解できないままエンディングで米津玄師。
最後の最後に意味不明のオマケシーンがある。
どんなシーンも意味深だがピンと来ない。
意味を知る価値があるのかどうかも分からないが、再度最初から観直したくなる映画。

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共感した! 3件)
Don-chan(Daisuke.Y)

2.0賛否分かれる

2023年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

賛否分かれる作品
私は否でした
五十嵐大介さんは結構好きで、魔女もはなしっぱなしもリトルフォレストも好きなんですが、これだけは宗教色強くて無理でしたね
映像化は出来ても映画化は難しかったと思います
曲の使いどころもイマイチでした

ちなみに
私にとっての海獣の子供は紅き大魚の伝説の方でした
海外の映画ですが良ければ見てみてください

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共感した! 0件)
柚子一味

2.5映像が美しい

2023年6月29日
iPhoneアプリから投稿

この映画で最も評価できるのは映像です。物語とかは、尺が足りなかったんだろうなぁ…と…。人間関係のわかりづら過ぎてストーリーに入り込めないこの感じ…原作読めってことですねわかります

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さー

3.0伝えたいもの自体がふんわりしてるんでしょ。

2023年4月2日
iPhoneアプリから投稿

今になって配信で見ました。
映像はもう、凄まじいですね。冒頭1分で、映画館で観なかったことを激しく後悔しました。

しかし、、最後まで観終わって、まあ、映画館で観なかったのそんなに悔しくもないかなあ、と。
映像すごいんだけど、その映像に見合うような内容ではなかったかなと思ったから。
それでも最後まで普通に見れたし、映像見るだけでで楽しめたと言えなくもないけど、なんかこの素晴らしい映像も音楽も、ちょっともったいない気がする。

レビューで低評価の人は皆、よくわからなかったと言うし、高評価の人は理解するものじゃないみたいなこと書いてますが、、そもそもそんなに伝えたいことがはっきりまとまってるわけでもないんじゃないでしょうか。なんとなくイメージしてる感覚をそれっぽい言葉で表現してみました、みたいな感じで。
そのイメージ自体、心に刺さるような切迫してものがあるようにも思えないし、言葉にできないとか度々出てくるけど、それより言葉にするのを面倒くさがって諦めてるのでは?という気がしました。

ぶっちゃけ中身は、宮沢賢治の現代版みたいなものでしょう。ただ、なんだかぼんやりしていて、しっかりつかめるものがない。
宮沢賢治のあのクラムボンの詩とかが、意味不明ながらどこか人を惹きつけるのは、やっぱり作者の人格や教養や想像力が滲み出てるからなんじゃないかと思うのです。しかしながらこの作品は、残念ながらその点では普通の領域の、なんというか、現代のクリエイター的な人の描いたものだと感じました。
多分これは原作からしてそうなんじゃないかと思いますが(未読ですみませんが。) 少なくとも、命をかけて世の人々の幸いを願うような類の人ではないんではないかと。

まあそんな人がそこら中にいたら世の中名作だらけになってしまいますが・・・自分にとってはこの映画で描かれている世界は、これだけものすごい映像美があっても、そういった名作という位置付けにはならない、物足りなさを感じてしまうものでした。

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sokenbitea
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