桐島、部活やめるってよのレビュー・感想・評価
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なるほどねぇ、、な話題作
原作未読。
終わった瞬間、
「なるほどねぇ、、!」と呟いてしまった。
桐島を一切出さずに、
彼がどんな人間か、
どれだけみんなから慕われ、好かれているか、
を、周囲の人間関係の移り変わりから
上手く感じさせる、っていう。
その技術にただただ感心、
今までにない技法で新鮮でした。
けどストーリーはそんな面白くないから
☆-1。
桐島は不在
だいぶ期待した行っただけに、残念度も大きかった。 深いんだろうけど...
高校の話
懐かしい学生時代
戦おう。俺たちはこの世界で生きていかなければならないのだから
高校特有の閉塞的な雰囲気がもの凄くリアルに描かれている。カースト上位グループの女子や男子が心が通ってないのにつるんでる感じがリアル。映画部と吹奏楽部が自らの失恋を芸術に昇華させてくのが印象的。最後神木隆之介が言うセリフ。「戦おう。俺たちはこの世界で生きていかなければならないのだから。」このセリフが1番記憶に残った。
悪趣味な映画!!
最後まで渦中の人物が出ない一発ネタと、リア充・普通・キモヲタ・モブキャラを怒りも興奮もなく映してスクールカーストを描き、誰の心にもある暗い学生時代の記憶を呼び起こす悪趣味な映画だと思います。グランドホテル方式として全体としての統一感を出した事は、面白さを追求したというよりはただの知的な遊びだと思います。桐島が部活を辞める事でヒエラルキーの様々な部分が変動する、という事はよく分かりませんでした。ラストはチープで印象に残らず、途中の印象がこの映画の全てになってしまうでしょう。楽しむために来たのに劇場で本作を観て暗闇に叩き落とされた方もいる事でしょう。ホラーとしてはアリだと思いますが、マニア向けの本作が日本アカデミー賞作品賞って、この年はよっぽど不作だったんですね。どちらも悪ふざけだと思います。
死ぬまでに観るべき日本映画の一本
神木くん前野さん!最高!
ため息が止まらない
不意にくる若さが故の静寂
製作側のエゴが強いかな
桐島のニュースに対する周囲のリアクションが面白いです。
自分のアイデンティティーがどこにあるのかで動じたり動じなかったり・・・。
当然ですが映画の製作者は映画を撮るのが好きでしょうから、どうしても主人公のような自作映画を作る生徒には肩入れしすぎてしまうのでしょうか。
彼を否定するヤンキー達が悪で、いじめられて可哀想みたいな見方に偏ってるのが気になりました。
彼は脇役の一人で、みんなにウザがられてるが後々・・・、みたいな位置付けの方がいいのかなと。
「報われないけど、やる」ことが青春なのかもしれない
目に見えないヒエラルキーが存在する学校という空間を、様々な立場の人物の視点から圧倒的なリアリティで描いている。そしてヒエラルキーが一瞬だけ無になる圧巻のクライマックス。
凄いと思ったのは感情の描写。登場人物は楽しいとか悔しいとか好きだとか一切言わないのに、カメラワークと表情、演技で感情が伝わる。
ああ、確かに高校生ってこんな感じだ。建前の中で生きてるけど、そんなに自分を偽るのもうまくないから、見てると分かりやすくて微笑ましくなる。
あと、3回目の視聴でやっと最後の東出くんの涙の意味が分かった気がする。東出くんはなんでもできる(=報われる)のに、やらない。野球部の部長とか神木くんは報われないのは分かっているけど、やる。最後に立て続けに二人の言葉を聞くことで、できるのにやらない自分が情けなくなってしまった。
これはたぶんこの映画のメッセージそのもの。「報われなくてもやる」ことへの肯定。それが青春だよね。部活とかって、報われるためにやってんの?そうじゃないでしょ。まさに「戦おう、ここが俺たちの世界だ。俺たちはこの世界で生きていかなければならないのだから」ってことだよね。
ついでだけど、松岡茉優すごいなあ。もうあのキャラが素にしか思えない(笑)けど、悪の教典では全然違うキャラだし。個性が立ったキャラを使い分けられるいい女優さんですね!好きになりました!
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