ダークナイト ライジングのレビュー・感想・評価
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他の監督が作ったのかしら?
1本の映画として見ごたえがあり、面白かったです。
しかし、3部作の完結編として全然ダメでした。
前作「ダークナイト」が面白すぎたというのも、
もちろん考慮しなくてはならないですが。
それでもダメでした。
いろんな要素詰め込みすぎで、ごちゃごちゃしたまま
無理やり終わらせた感が強すぎます。
6部作の3本目くらいの感じで作った方が
より面白かったのではないかというくらい詰め込みすぎ。
いろんな要素や前提部分を知ってる人は、
まぁそれでも面白かったでしょう。
に、しても無理やり詰め込んだがために、
ツッコミどころ満載で。
ツッコミを入れてはいけない!と思いつつ見ていたら
終わってしまってました。
ゴッサムシティ=善と悪のカオス
2012年。クリストファー・ノーラン監督。
「バットマンビギンズ」「ダークナイト」に続く「ダークナイト・トリロジー」の3作品目にして最終章。
空前絶後のスケールで描かれる超大作。
バットマンは、前作で身体と心にダメージを受けて、隠遁している。
手負いのバットマン。
目を見張るのは、この映画のヴィランのトム・ハーディ演じるベインの異様なマスク。
(今作品でもまたトム・ハーディは顔が殆ど見えない。)
怪我の痛みを軽減するために毒ガスマスク(この形態が、蛸とかを連想させる異様なモノ)
・・・このマスクからは痛み止め液が随時注入されているとか?
(なんかダースベーダーに似てないか?)
この異形の男ベイン。ヴィランとしても悪の凄みは超ド級。
また、バットマンはやや前半影が薄い。
代わって女性が活躍するのもこの「ダークナイトライジング」の特徴だ。
アン・ハサウェイのセリーナ。
実はキャット・ウーマンなのだ。
そしてミランダ・テイト(マリオン・コティヤール)
彼女は立派な隠し玉だ。
そしてもうひとりの平凡な男・ジョン・ブレイク(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)
彼が実は!??○○○なのだ。
スケールは大きい。
ゴッサムシティの数千万人が滅亡する核爆弾が投下されようとする直前。
バットマンは覚醒するのか?
真の黒幕は誰か?
ゴッサムシティは???
大作は完結したと言っても、どこかに続編を匂わす伏線が張られている。
クリストファー・ノーラン監督の力技は余力さえ感じさせるのだ。
監督はアメコミヒーロー以上の、途轍もない巨人だ。
前作も良かったけど、「ビギンズ」からの流れの今作の方が好みだったり...
前作も良かったけど、「ビギンズ」からの流れの今作の方が好みだったり。流れの作り方がよく、きれいにラストはまとまっていたという印象。
ゴードンがバットマンの正体に気づくシーン、良かったなぁ。
最後までカッコよかったです。
今回はジョーカーはいないのね。それが最大に寂しいところ。どんでん返...
今回はジョーカーはいないのね。それが最大に寂しいところ。どんでん返しもあったりと話はまあ面白かったが、これもうアン・ハサウェイの独り勝ちですよね。主人公よりよっぽど目立ってましたぜ。謎の青年が後継者となって続いていくわけですね。現在公開中なのはそういう話?
前作も今作も長い!
BS12字幕版鑑賞
砂上の楼閣とはこの映画のことなり‼️❓
何度も、何度も観てきて、その度に評価が下がる唯一の作品。
本当なら観なくなるのに。
何故なら、アメコミの持ち味が最低であるが、シリアスものとしていい味を出していること。
金持ちコスプレの偏執狂がヒーローを標榜するバカ漫画の映像化であるべきなのに、苦しみ抜く英雄像を追求する矛盾。
それならゴツサムシテイを捨て去ればいいのに、映像はニューヨークで、アメリカ大統領にコンタクトをとるトホホ。
群像劇を魅せながら、感動のかけらもないストーリー、お為ごかしの歴史の上塗り。
多分、みんな見透かしている、三部作のアカデミー賞ノミネートは映像と音響のみ。
ああ、大作ですね、感動したいならショーシャンクを観ますよ。
アメコミならアメコミらしく身分をわきまえなさい。
なんて言いながら、また、何度も観ることになるでしょう。
映画に何を求めるか自分に問い正すために、是非。
シリーズ3部作、良い映画です。
ダークナイトシリーズ3作をVODで3晩続けて観ました。超人でなくあくまでも人間的な主人公、魅力的な敵役、耽美な映像、面白いストーリー展開など、上出来の作品群と思います。
新作バットマン映画の公開前に、復習をしてみようかと軽い気持ちで鑑賞しましたが、改めて見直してみて、本当に良い映画でした。
04-044
充実のおもしろさ
これも充実のおもしろさ。わりと飲み込みやすい展開だし、ニヤッとできるシーンもある。2部は隙が一切なく心臓わしづかみみたいな展開なので余計にそう感じるのかもしれない。バットマンも待ってましたで登場するし煽り方もわかりやすい。後半重くなるがリベンジを期する熱いストーリー展開という感じ。
アンハサウェイのキャットウーマンがビジュアル的にはアクセント。あとトムハーディはいいけど、あのベインのマスクは最初観たとき個人的には正直、ないな、と思った。ふつうに息苦しそうだし笑
クライマックスはどこかアクション映画らしいど派手さ、そして布石を打って終わるという。このシリーズほんと3部作としては完璧と言えそう。
予想上回るストーリー展開、アクションも魅力的なヒロイン、複数の伏線を回収するラストの格好良さ
クリスチャン・ベール演ずるブルース・ウエインが今後のウエイン産業の経営を託したマリコン・コティヤールことミランダが、地下監獄から脱出した子供であり、事件の黒幕であったことは予想外で、良い意味で驚かされた。確かに、2人が抱き合った時、彼女の背中には傷跡があったのだが(傷跡の由来は明らかにされず、その点ではスッキリせず)。
マスクをした新しい悪役ベイン(トム・ハーディ)の怖さと凄さを見せる、出だしの核物理学者誘拐のための飛行機アクション、その目的や利用も明らかにされる迫力満点のフットボール場でのそれ自体の破壊映像、バットマンが乗りこなすバイク及び飛行装置ザ・バットのスピード感、今回もアクション的映像は迫力満点で悪くない。黒幕が明らかになってからベインが飼い犬的になってしまう様も時代を反映してか、興味深かった。
ヒロイン・キャット・ウーマン演じたアン・ハサウエイ、歌が抜群に上手いのは知っていたがアクションもこれ程イケるとは。黒ずくめの密着した衣装を身を付け、真っ黒な大きなバイクを颯爽と運転する彼女にすっかりと魅了されてしまった。盗難シーン無しで、いきなり美しい真珠のネックレスを身につけたハサウェイを登場させ、意外なタイミングでいきなり悪役ベインにバットマンを引き渡す悪女ぶりを際立たせる展開。ラストの二人のハッピーシーンを生かす意味もありノーラン監督、流石の演出。
命と引き換えにゴッサム市を核爆発から救ったバットマン、今後は誰が街を守るのか、そしてウエインが幸せになった姿を見たかったのにと傷心の状態で執事をやめたマイケル・ケイン。それら全てを短く凝縮したかたちで解決するラストの映像が、ハンス•ジマーによる音楽も相まって実にカッコ良かった。この監督、やはり最高。
25位/444 2021.05.28現在
素晴らしい!
Filmarks始めて
上位と下位から感想を書いてて
これが25位だけど
正直、この辺までは
どれもベスト10でもいいくらい!
ダークナイトライジングも
今、また観たら
やっぱトップ10入りだな
って思うだろうし。
本当、順位付けるの難しい。
こんなバカなこと考えるのは
自分だけかもしれませんが
AIとかスーパーコンピューターとかで
自分の脳みそを分析して
自分の本当のランキングを知りたい!
すいません、いつも話が逸れる。
とりあえず、
ダークナイトが自分は1位なので
ダークナイトが素晴らしすぎるだけで
ライジングも本当に素晴らしい!
というか3部作素晴らしい!
全体的に暗い雰囲気本当に好き。
単に暗くて見難い映画は嫌い。
自分はやっぱりバカなので
最初の方の
ベインが飛行機から飛行機に乗り移って
また引き上げられるところ
あれ、めちゃかっこいくて
自分もやってみたい!
あの場面のベインの身体能力素晴らしい!
監獄のところから
上に登っていくところも
クライミングやってる自分としては
観てて面白い。
アルフレッドとルーシャスと
なんか色々上手くいかないのも
とてもうまく描いてる。
そしてアンハサウェイが
まぁぁぁぁ美しすぎる😍
ネットで○○すぎるって
あんま好きじゃないけど
アンハサウェイに関しては
使ってもいい!
で、また全体的なBGMも
たまんないんだよなぁ。
そして、ラスト10分、15分の色々。
素晴らしい締め。
ノーラン監督で
この続きを観たい。本当に観たい。
でも、無いからこそ良いんだろうなぁ。
ロビン観たいなぁ。
とにかく大好きな作品です。
以下、
超個人的主観による駄文のため
盛大にスルーしてくださいあ
(RG風)
ライジングのあるある言いたい♫
ライジングのあるある早く言いたい♬
ライジングのあるある今から言うよ♪
アンハサウェイのキャットウーマン
のためなら破滅してもいいと思いがち♩
備考 点数は自分が
生まれてから現在ま
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→29歳
(2021年時点40歳)
初回鑑賞場所→映画館
鑑賞回数→5〜6回
記憶度→90%
マイ映画ランキング
2021年時点
全映画中→25位/443
洋画部門→20位/368
続編観たい部門→1位
あぁ、でもジョーカーも観たいなぁ。
でも、どちらも無いからいいのかも。
綺麗な終わりかた
バットマンという仮面を被った男の終わりの物語。
1人の人間の選択と生き方を描く作品なんだと思う。
ただ、1・2から比べると敵がしょぼい、、、
まぁ、バットマン自身も老いとか怪我とかで弱くなってるんだけどもさ、、、、
そこらへんの描写がヒーロー映画としては、うーんって形。
ただ、最後ロビンが後継者として継ぐんだろうなとか考えると胸が熱くなるよね。
82/100
単なるアクション映画なんかではない それだけならばノーラン監督が、ベインが呆気なくやられたりするような、こんな穴ぼこだらけの映画を撮る訳がないのだ
傑作ダークナイトを挟んで、第三作目
お話はもちろん第二作を踏まえてその8年後
本作の公開は前作から7年後なので、劇中と現実はほぼ同じだけの時間が経過している
前作の公開から本作までの間に何があったか
それは2009年のリーマンショックだ
その経済ショックは3年経過した本作にも影を強く落としていることがわかる
大富豪が文無しになる世の中は映画の中と、現実がリンクしている
ノーラン監督は本作で何をしたかったのか?
リーマンショックで自信喪失した世界
人は何故落ちるのか?
這い上がる為だ
どんなに絶望的であっても諦めるなというのが、本作のメッセージだったのだと思う
ベインの圧倒的な暴力、核融合炉の爆弾化は、金融恐慌への恐怖の暗喩であったのかも知れない
痛んだバランスシート、傷ついた金融資産
それでも無理をおして立ち向かわなければ、ゴッサムシティのようになる
2012年とはリーマンショックからようやく、ふらつきながら回復の兆しが見えて来た頃のこと
本作のラストシーンはその現実とのリンクだったと思う
そしてそれはそのまま、311 の東日本大震災ともリンクしている
バットマン三部作をどう締めくくるのか?
ノーラン監督は第一作に立ち戻り、傷つき死にかけであっても奈落の底から這い昇る物語
恐怖に立ち向かい打ち勝つ物語
それを撮らなければならないと決意したのだと思う
単なるアクション映画なんかではない
それだけならばノーラン監督が、ベインが呆気なくやられたりするような、こんな穴ぼこだらけの映画を撮る訳がないのだ
それには必然があるのだ
米国の重度の保守思想。
キネマ旬報同年8月下旬号越智道雄氏の評が良い。
富める1%と貧窮層99%の一揆の抗争。
富める1%と国家権力との結託が99%を貧窮のもとに安定させる世を選ぶ米国の異様。
重度の保守思想。
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