犬とあなたの物語 いぬのえいが
劇場公開日 2011年1月22日
解説
犬と人とが織りなす心温まるエピソードをつづったオムニバス映画「いぬのえいが」の第2弾。「ゴースト もういちど抱きしめたい」で3年ぶりに映画主演を務めた松嶋菜々子と大森南朋が夫婦役で初共演するほか、北乃きい、中尾彬、内野聖陽ら多彩なキャストが結集する。「西の魔女が死んだ」の長崎俊一監督やCM界のトップクリエイター5人がメガホンをとり、涙あり笑いありのストーリーを紡ぎだす。
2011年製作/G/日本
配給:アスミック・エース
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2022年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
<Caution! 内容に触れています。>
■コントの様な可笑しい作品
1.中尾彬が、喫茶店でくつろいで珈琲を飲んでいる。店員が”中尾彬よ!”ナンテ、燥いでいる時に、足元にやって来た子犬。
そして、飼い主から”あきら!お座り!”等とイキナリ言われて、オタオタする中尾彬。
- ショートコントの見本のような一品。あー可笑しい。-
2.息子の結婚式に出席したお母さん(高畑淳子)が、家に独り置いて来た愛犬の事が心配になって、式中、妄想が頭を駆けまわる・・。
- この作品も可笑しい。-
3.誘拐事件。
警察が、重々しい表情である家に集まっている。だが、誘拐されたのが、娘と思っていたらその家の犬で、皆”バカバカシイ・・”と呆れた表情の中、愛犬家と思われる刑事(内野聖陽)が部下に向かって、”犬は家族だ!”と叱責し、大人数で犯人を追い詰める。だが、一人の犯人が、コレマタ愛犬家で・・。犯人に向かって刑事が言った言葉。”犬好きに悪い人間はいない!”と言って、犯人の肩を抱く姿。
■ペットロス、シンミリ作品
1.幼きときに愛犬を交通事故で亡くした男(大森南朋)が、若年性アルツハイマーに罹ってしまい、妻(松島奈々子)と共に、疲弊していく中、妻が貰って来た”ラッキー”に依り、生きる希望を見出していく姿。
- 脚本が巧いなあ・・。-
2.愛犬、バニラを亡くした女性(北乃きい)が、偶々目にした小さな女の子(芦田愛菜:とってもかわいい)が連れて歩いていた犬が、バニラにそっくりで一緒に散歩する事で、笑顔を取り戻していく。
<それぞれの作品が、面白く、且つ切ない。が、犬が人間にとって、大切な生き物だと言う事を描き出したオムニバス集。佳き作品が沢山あります。>
2019年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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○あきら!(水落)
中尾彬の大写し。それをハリセンボンの2人が初めて店に来た有名人としてひそひそ話。その中尾彬の目の前に“あきら”という名のブルドッグを連れた女が登場。
○愛犬家をたずねて。(中西)
レポーター青木裕子が毎回愛犬家を訪ねる。
○DOG NAP(川西)
誘拐されたのは娘ではなくトイプードルだった。
○お母さんは心配性(石井)
長男の結婚披露宴の席。美知代は留守番をしている愛犬キスチョコが気になってしょうがない。どんどん被害妄想にのめりこんでいく。
○犬の名前(長崎)
犬が嫌いな一郎少年に両親が柴犬を買ってきてプレゼントする。ジローと名付けられた犬に次第に愛着を感じ始め大の仲良しに・・・しかし、学校に行ってる間、ジローは交通事故で死んでしまう。
翻訳家になった一郎(大森南朋)は幼い頃の辛い想い出のせいで犬を飼わないことにしていたが、妻の美里(松嶋菜々子)が知り合いからラブラドールレトリバーのラッキーをもらってくる。徐々にラッキーとの絆を深める一郎だったが、そんなとき一郎は若年性アルツハイマーと診断される。仕事と介護からくる心労により保健所で処分しようとする美里。だが、翌朝、間違いだったと気づき慌てて保健所へ行ってラッキーを取り戻す。そして一郎がラッキーに呼びかけたのは「ジロー」
○バニラのかけら(江藤)
去年の秋に愛犬バニラを亡くしたことが忘れられない奈津子(北乃)は公園でみかけたバニラにそっくりの犬に思わず近寄る。飼い主の菜奈(芦田愛菜)と一緒に散歩する。
前作から比べるとパワーダウン。
2016年8月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
犬と人との絆って強いよな。2011年の映画ですか。芦田愛菜ちゃんが一番かわいい時ですね。飼っていた犬のことを思い出しながら観ました! U^ェ^U
2015年8月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波
映画評価:45点
いきなり短編集が始まり、想像と違う展開に楽しませてもらいました。
すると、またいきなり長編ストーリーが始まるという。
こちらの長編ストーリーは最初から想像していた系統でしたが、こちらも普通に楽しめました。
ただ短編ストーリーのバカ明るい雰囲気とは違い、終始暗い展開で進んでいきましたね。
長編は明るい雰囲気を求める方には不向きかもしれませんね。
犬に限らず、生活の拠り所になる存在の大切さが身に染みる作品でした。
【2015.08.19鑑賞】
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