ソーシャル・ネットワークのレビュー・感想・評価
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もしドラ読むぐらいならこれ観れ
「共感できない」
「アメリカの個人主義の映画」
主婦の人や退職した人、個人経営の人が言うならともかく、いちサラリーマンが、この映画を観てストレートにこんな感想を持って終わっちゃいかんぜ。
(というかそういう映画でもないんだが。)
あなたのとなり、あんたの隣の部署、そうそうシステム部門にいる奴ら。
くっそ生意気だろ?
でもこいつらが会社の基盤、社会の基盤を牛耳っているのは間違いないわけ。最近では、こいつらが現代流行語の発信源にもなっているわけで、こいつらをキモイと片付けてしまうようでは、こっちが損する時代に突入して久しい。
実在の主人公は知らないが、ここに描かれている主人公は間違いなく、どこの会社にもいる。こいつらが夢中になること、いやがること、暴走に歯止めをかける方法、コロンとこっちになびく方法を随所に、この映画は見せてくれている。
・こいつらのやり方にはいちいち指図しない
→するだけ無駄
・開発の金は出すが、ゴール、期日だけはまず、こいつらに打ち出させる
→これほんと重要(映画でもここポイントだっだね)
・女にもてるパイオニアには尻尾を振る(あーこれが一番難しい)
→ほんとは3次元のオンナが好きなんだよ。抱かせてやろうぜ
・実績抽出、データ作成等の頼み事はこっちが期日を強引に打ち出し、
ぶん殴る勢いで命令する
(あー、これは映画にはなかったな)
・「現場の事を知らないのに偉そげにしやがって」と言うと、
「こっちも現場なんだよ!」とキレられるので、現場、現場言わないこと
(うん、おまえの言い分もわかる。あー、これも映画には無いなあ)
・あんまり電車で一般がPCや携帯でピコピコやってっと、こいつらに鼻で
笑われるから要注意
(あーこれはよく見かけるな~。これも映画とは全く関係ない)
な、もしドラなんかより遥かに使えるだろ?
あ、そういやオレも今はシステム部門だったわ。
人間が好きになる映画
SNSの誕生と進化がまとめられている!Facebookの秘話!
『ソーシャル・ネットワーク』は、Facebookの誕生についての物語の中で、創設者マーク・ザッカーバーグの心の変化を表現した作品!
起業家として自身のブランディングを行っていくうえでもなくてはならないサービスとなっており、私の活動にも多大な影響を与えたツールとなれば見るしかない!ということで観ました。
SNSが日常生活に不可欠なものとなっている現代、インスタやX(旧Twitter)などのSNSプラットフォームの成長や影響力を与えたのは言うまでもありません。
学内サービスとして小規模に展開したものが、世界中のネットワークを繋ぐことは予想だにしていなかったはずです。
Facebookが世界中に広がり、私たちが日々使っているインスタやXなどのSNSも、似たようなアイディアから生まれてきています。ここではその過程を見事に描いており、SNSの大きな力と壮絶な裏側が浮き彫りにされています。
また、マークがFacebookの公式サイトを初めて公開したシーンは、単なるウェブサイトではなく、SNSがいかに人々のつながりを変えるかを象徴する瞬間です。このシーンは、インスタやXのようなSNSプラットフォームが公式サイトを拠点に進化していく過程を予感させます。
私自身も小さいビジネスの起業から大きなビジネスへ転換してきました。多くの弟子が今も立ち上げからチャレンジしていることを考えると、この映画は共感部分が多く、確信を持って伝えられる内容が増えました!
何気なく便利でどうやったらうまく活用できるか?を考えている皆さんにとっても、
その誕生についての物語を知ることはこれからのお役に立つのではないかと感じております。
5億人の友達を作った男‼️
この作品は個人的に「ファイト・クラブ」と並んでデヴィッド・フィンチャー監督の最高傑作だと思います‼️14年前に初見した際、かなり衝撃を受けました‼️描かれるのは世界最大のソーシャルネットワーキングサイト「Facebook」創設者マーク・ザッカーバーグの苦すぎる青春‼️今作では「Facebook」誕生前夜から急成長を遂げるまでの日々、そして成功したザッカーバーグを待ち受けていた友情とその裏切り、富と名声、愛する人との距離、訴訟の過程、そして孤独‼️「Facebook」というビジネスが成功し、莫大な富と名声を得たザッカーバーグが、その代償として失ったもの、それはかけがえのない親友との友情や、本当に愛していた女性エリカの存在‼️そして残されたのは孤独‼️本当に恐ろしいし、今の現代で大成するには、犠牲が伴うということでしょうか⁉️もちろんマーク・ザッカーバーグ氏はまだご存命ですし、お若いので、これからの人生で取り戻すことも出来るでしょう‼️ただ、この作品で描かれる "孤独" の深い、深ーい得体の知れなさ、不気味さはホントに恐ろしい‼️身震いしますね‼️そんな恐ろしいサクセス・ストーリーを、フィンチャー監督は彼ならではの素晴らしい技巧で描いてくれてます‼️この作品における3つの視点‼️一つはザッカーバーグによるすべて自分が正しく、自分の記憶こそが真実だという視点‼️二つ目はザッカーバーグにアイデアを盗まれたとするウィンクルボス兄弟の視点‼️三つ目は、自分も「Facebook」の共同経営者であり、ザッカーバーグに裏切られたという親友のエドゥアルド・サベリンの視点‼️そしてウィンクルボス兄弟とエドゥアルドによるザッカーバーグへの訴訟、裁判のシーンでこの三つの視点が、一つの視点が終わる毎にではなく、同時進行で、フラッシュバックを使いながら、しかも複数の時間軸を行ったり来たりしながら描かれます‼️なんという映像と構成のスペクタル‼️ホントに素晴らしい‼️そして忘れてはならないのが、アーロン・ソーキンの脚本とフィンチャー監督の演出によって生み出された、まるでアクション映画のような、スペクタクル映画のような躍動感に溢れた完璧なセリフ劇としての面白さ‼️特に冒頭、ザッカーバーグとエリカがダイナーで会話するシーンは、そのものすごいテンポと、途切れない会話の応酬で映画史に残る見事なオープニングですね‼️
デビットフィンチャーやっぱり天才
”優雅な人々の一員になった感想は? 自分のアイデンティティを得た今、次は何になるつもりだい?” Facebookの光と影を、鬼才フィンチャーが容赦なく抉り出す!
世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス「Facebook」の創始者、マーク・ザッカーバーグの半生を描く伝記映画。
監督は『セブン』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の、名匠デヴィッド・フィンチャー。
主人公マーク・ザッカーバーグを演じるのは、『ヴィレッジ』『ゾンビランド』のジェシー・アイゼンバーグ。
ザッカーバーグの親友エドゥアルド・サベリンを演じるのは、『Dr.パルナサスの鏡』『わたしを離さないで』の、名優アンドリュー・ガーフィールド。
「ナップスター」の創設者ショーン・パーカーを演じるのは『ブラック・スネーク・モーン』『シュレック3』のジャスティン・ティンバーレイク。
双子のエリート学生、ウィンクルボス兄弟を演じるのは、当時TVドラマ等で活躍していたアーミー・ハマー。
ザッカーバーグの元恋人エリカ・オルブライトを演じるのは、『エルム街の悪夢』のルーニー・マーラ。
ショーンと一夜を共にした女子大生アメリア・リッターを演じるのは、当時ファッション・モデルとして活躍していたダコタ・ジョンソン。
ショーンのパーティーに参加していた男を演じるのは『ノーカントリー』『ラスト・エクソシズム』の、名優ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。
製作総指揮を務めるのは『ユージュアル・サスペクツ』『セブン』の、レジェンド俳優ケヴィン・スペイシー。
👑受賞歴👑
第83回 アカデミー賞…脚色賞/作曲賞/編集賞!✨✨
第68回 ゴールデングローブ賞…脚本賞/作品賞(ドラマ部門)/監督賞/作曲賞!✨✨✨
第82回 ナショナル・ボード・オブ・レビュー…作品賞!
第76回 ニューヨーク映画批評家協会賞…作品賞/監督賞!✨
第36回 ロサンゼルス映画批評家協会賞…作品賞/脚本賞!✨
第16回 放送映画批評家協会賞…作品賞!
第64回 英国アカデミー賞…脚色賞/監督賞!✨
第36回 セザール賞…外国映画賞!
原題は「The Social Network」。ショーン・パーカーなら「the」は取れ!と言ったところだろう。
まずこの映画、世界最大のSNS企業「Facebook」の創始者マーク・ザッカーバーグを扱っているが、エンド・クレジットにもあった通りかなりフィクションを交えて描かれているようで、映画を観たザッカーバーグ本人は「基本的なところで間違っていることが多々ある。Tシャツのデザインとサンダルは忠実だったけどね」と語っている。
映画でのザッカーバーグは振られた元カノのことが忘れられない孤独な男で、彼女を見返すために「Facebook」を作ったように描かれているが、実際にはその時すでに妻プリシラ・チャンと交際していたようだ。このように、映画的な面白さを出すため、ザッカーバーグのキャラクター像はかなり脚色されていると思った方が良い。
とはいえ、元カノをブログで中傷したことや女の子のルックスを比べさせる「フェイスマッシュ」を作ったことは事実なので嫌な奴には違いないとは思う🌀
映画の構造が変わっているため、観始めてしばらくは、「ん、どういうこと?」となるのだが、観続けていれば「なるほど。この映画は法廷劇なのね」とわかる。
観客に陪審員のような役割を与え、ザッカーバーグが罪を犯しているのかどうかを判断させるという構造は面白い。
そのため、映画の決定的な場面、例えばザッカーバーグがウィンクルボスのアイデアをパクったのかとか、本当にエドゥアルドを陥れたのかとか、ショーン・パーカーの薬物使用を通報したのは誰かとか、そういうことはボカして描かれている。
何が真実なのかハッキリさせないというのは、フィンチャー監督の前作『ゾディアック』(2006)に通じるところがあるか。
洗練された映像、そして無駄のないストーリーテリングは流石。地味なお話を超一級のサスペンスとして成立させてしまうところに監督の凄みが現れている。
注目すべきは映画冒頭、ザッカーバーグとエリカの会話シーン。
5分くらいのシーンなのだが、ザッカーバーグのファイナルクラブへの執着や体育会系へのコンプレックス、上昇志向、無意識に他人を見下す性格、人の気持ちを理解出来ないサイコパスな一面が描かれており、さらに今後の物語の方向性をも指し示している。この辺りの演出のスマートさがすばらしい。
キャラクターも魅力的。
ザッカーバーグの天才特有の空気の読めなさ、エドゥアルドのいい奴ゆえの脇の甘さ、ショーン・パーカーの有能ゆえのクズさ、ウィンクルボス兄弟のエリートゆえの鼻持ちならなさetc。メインキャラクター全員のクズ人間加減には、逆に愛らしさすら覚えてしまう。身近にいたら絶対嫌だけど💦
最高だったのがエンディング曲!
まさかビートルズの「Baby, You're a Rich Man」を持ってくるとは!フィンチャーのセンスは最高である♪
確かにこの曲の歌詞はこの映画にぴったり。ちょっとだけ和訳を引用。
ーーー
優雅な人々の一員になった感想は?
自分のアイデンティティを得た今
次は何になるつもりだい?
ずっと遠くまで旅をしてきたのかい
目の届く限りのところを?
優雅な人々の一員になった感想は?
あそこへはしょっちゅう行くのかい
いろんなことがわかるようになるくらい頻繁に?
あそこでなにを見たんだい
目に見えないものは何も見なかった?
ベイビー あんたは金持ち
ベイビー あんたは金持ち
ついに金持ちの仲間入りしたんだね
全財産を大きな茶色い袋に詰めて動物園に隠しとくなんて
まったく気が知れないよ
ーーー
この曲はビートルズのマネージャーだったブライアン・エプスタインを皮肉った歌と言われており、同性愛者との噂のあった彼を揶揄する様に、ジョンがコーラスで「金持ちのユダヤ人ホモ」と野次っている。うーん酷い。
エプスタインと同じユダヤ人であるマーク・ザッカーバーグが、エリカに友達申請を送っている場面でこの曲を流すとは、フィンチャーからザッカーバーグへの半端ない毒気を感じる…。
たった7年前の出来事を映画化しようと思ったのも凄いが、この内容の映画をつくることを許したマーク・ザッカーバーグの寛容さも凄い気がする。こんなん観たら「Facebook」使う気なんてなくなるで。
映画公開時の「Facebook」登録者数は約5億人だったが、2024年現在の登録者数は約30億人と言われている。今の地球全体の人口が約80億人なので地球人の3人に1人は「Facebook」を使っていることになる。これはもはや世界征服なのでは?
…んで、ザッカーバーグさん。いつイーロン・マスクと金網デスマッチをしてくれるんです?
まだ、facebookって流行っているの?
facebookってまだ流行っているの?
映画は『事実に基づき』とされているが、絶対に言ってはいけないタブーには触れていない。
これがアイビ◯◯リーグの実態である。そして『学問、芸術、経済、政治の分野に数多くの才を送り込んでいる』と言うのなら、現在この世界が、おかしな事になっている理由(原因)が理解できる。つまり、こう言った方々が、この世の中をおかしくしている一つの要因と考える事が出来ると言う事だ。
ショーン・パーカー氏が音楽の無料配信のシステムを構築した。とか言っているが、無料配信されたコンテンツなんてひどい物。そこに芸術的なセンスがなければ、数だけが増えて、質の高い良い物が増えたわけではない。少し前のテレビの多チャンネル時代がそうであった。今やテレビのチャネルの意味はなくなり、どのチャンネルを見ても同じ様な番組だらけ。そして、例のY◯uTubeの影響でインターネットもそうなりつつある。勿論、映画の配信サイトもだんだんそれと化している。数が多くなると似たようなゴミ見たいな内容が増えるばかりで、芸術の向上には繋がっていない。そして、あっという間に消えてなくなる。
この類はファイル交換ソフトの時代から、コンテンツの質が落ちる事は予測できていた。さて、
旧国営放送は8K放送を始めないし、BSのチャンネルは減らすし、アナウンサーはAIにし始めた。つまり、テレビメディアはもう終わっている。テレビは、どのチャンネルもコマーシャルばかりだし、内容は皆同じで、似たような奴しか出ていない。
そして、それがY◯uTubeでもそうなりつつある。
その間隙で、パーソナルなソサエティをくすぐるように、こんな事を考えたわけだが、個人的な才能が、誰からも共感を受け、誰でも感動させられるような芸術性を持っているわけではない。従って、
まだ、facebookって流行っているの?となる。もうすぐ終わるだろう。さて次はどんな時代が来るんだろう。
愛の無いAIか!?リテラシーを高めないとこの波には勝てないね。学歴じゃなくてリテラシーだかね。
現代の伝記映画なのに縁がなさすぎる映画NO1
瞬く間に全てを手に入れて史上最年少で億万長者になった男の映画。
実際に起こった話でマークザッカーバーグは今もこの世にいるのに、僕には縁がなさすぎる映画
まだスターウォーズとかの方が親近感持てる
開幕から学校中の女子の顔を投票でランクづけするシステムを作るという最高に女子に嫌われることをするマークザッカーバーグ
いくらなんでも男の星すぎるだろ。自ら犠牲になって極上のコンテンツを残すなんて
学園生活全てを女子に虐げられる覚悟がなきゃできたもんじゃないぜ
最初は承認欲求丸出しで突き進んでたのに、facebookが軌道に乗り始めるとマークザッカーバーグの才能に追いついていけない人から嫉妬され訴訟を起こされる
オッペンハイマーさながら2本の訴訟が軸になってる訴訟映画
とにかく訴訟される
名をあげると嫉妬されるのは仕方ない
時価総額数兆円まで押し上げたマークザッカーバーグの気持ちがわかる
僕も小学生の時に商店街のガラポンでコシヒカリ10kg当てたときはよく嫉妬されたもんだもん
マークザッカーバーグ気にするな!
生きてる間(しかも現役バリバリ)に伝記映画ってすげえ
僕も自分の伝記映画が出るなら20代後半とかの時にリリースされて欲しい。晩年の死に際に公開されてもあんま嬉しくないし
あと安易なイケメン俳優に僕の役やって欲しくない。踏み台にして欲しくない
でもしっかり男前にはやって欲しい
僕が今後マークザッカーバーグと話す機会があるとするなら(0ではないよ!駅で道聞かれたりするかも!)この映画ベタ褒めして媚び売ろう!
facebookの株数%わけてくんねえかな
この映画はどこまでが実話なのかわからないが、 主人公のマーク・ザッ...
何がいいたいのか?
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フェイスブックを共に立ち上げた主人公ともう一人。
主人公はナブスターの元経営者と組み、大きな資金を得る。
代わりにもう一人とは疎遠になっていく。
もう一人は感情に任せてしょーもない事をした事がきっかけで、
完全に会社から干されて株式比率も下げられ、訴訟を起こす。
結局主人公らは負ける。
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うーん、何が言いたいのかわからんかった。
それともただ事実を伝えているだけの映画なのか?
ソーシャルとはなにか
ボーイズクラブというかホモソーシャル的なものへの嫉妬と憧れから生まれたネットワーク故に、排他的排除的な組織となっていくのは必然か。そもそも、社会というものがそういう性質を帯びているとも言える。創造主はその本質からどうやっても被造物とは同一の地平には立てない。
アンダーグラウンド化される欲求/欲望という意味では、『ファイト・クラブ』撮ったらこれも撮るよね。
取り繕った末に……という点では、『ター/TAR』とも通ずるか。
脚本がいい。
Facebookはuserでありながら自分も嫌いだが、fact重視しない映画作りには賛成出来ない。ただ創業者像等、興味深い映画ではあった。
デビッド・フィンチャー監督による 2010年製作(120分)のアメリカ映画。
原題:The Social Network、配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
フェイスブックが卑しい企業で、ザッカーバーグはとんでもなく嫌な奴と言いたい気も良く分かる気はするが、ボストン大女子学生エリカに振られた腹いせでファイスブックの元となるサイトを作ったというこの映画のストーリーは、どうやら出鱈目らしい。ザッカーバーグはフェイスブック立ち上げ時には、今の妻と既に恋愛関係だったとか。モデル的な設定なら納得だが、実名出しての映画だけに、factを重視しない姿勢にかなり腹ただしく感じてしまった。
とは言え、ジェシー・アイゼンバーグの演技は、冷徹だが天才的で努力を厭わず、創業事業に狂信的で、ショーン・パーカーの言葉には素直に従うIT創業者としての存在感を十分に表出していた。
ザッカーバーグをアイデア盗用と訴えるハーバード大ボート部ウィンクルボス兄弟が、親の力で面会した学長に諭されるシーンが印象的であった。世代を跨いだエリートで、その生き方を何処か馬鹿にした様な描かれる方とも感じた。
ジャスティン・ティンバーレイク演ずるショーン・パーカーの人物像も、興味深かった。残念ながらこちらも、事実とは異るキャラクター設定の様であるが、Facebookの初代CEO(25歳)であり株式会社としての組織構築には貢献し、麻薬保持疑惑で会社を追い出されたのは事実の様。ザッカーバーグ以上に彼には興味を覚えた。
パーカーが、共同創業者エドゥアルド・サベリン(アンドリュー・ガーフィールド)の有する株式の希薄化を仕掛けたと暗示されていたが、実際に訴訟がなされており、なかなか興味深かった。一種の騙し討ちだが、契約は存在し、会社の独裁者はこうやって権力を強化するのかと。
監督デビッド・フィンチャー、製作スコット・ルーディン 、デイナ・ブルネッティ、 マイケル・デ・ルカ、 シーン・チャフィン、製作総指揮ケビン・スペイシー、原作ベン・メズリック、脚本アーロン・ソーキン、撮影ジェフ・クローネンウェス、美術ドナルド・グレアム・バート、衣装ジャクリーン・ウェスト、編集アンガス・ウォール カーク・バクスター、音楽
トレント・レズナー 、アティカス・ロス。
出演
ジェシー・アイゼンバーグマーク・ザッカーバーグ、アンドリュー・ガーフィールドエドゥアルド・サベリン、ジャスティン・ティンバーレイクショーン・パーカー、アーミー・ハマーキェメロン&タイラー・ウィンクルボス、マックス・ミンゲラディビヤ・ナレンドラ、ジョセフ・マッゼロダスティン・モスコヴィッツ、ルーニー・マーラエリカ。
思ったよりも難しかった(汗)
Facebookが生まれる歴史
特に面白くなかった
現実には世界を牛耳るほどの成功を収めた企業を取り上げているが
そうなれた理由や運営哲学にも、その成功の規模にも、シリコンバレーの名だたる起業家たちとの絡みもさして触れることなく
いかにザッカーバーグがやっかいな人物であるかと
それがゆえに創業期に起きた周囲とのトラブルにクローズアップした作品。
それならば個々の価値観の差など、いくらでも掘りようがあったと思うが
ただのやっかいな人物と、周囲のフツーな人たちの軋轢が
超絶フツーに描かれていて、仮に娯楽作品として捉えたとしても
何故絶賛されているのかちょっとわからなかった。
FBの設立の話し。映画だと訴訟の部分が分かりやい。 Faceboo...
Facebookができるまで
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