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役所広司さんのお顔が映り忠臣蔵とタイトルにある以上
てっきり、役所広司さん主演でチャン、バラするかと
思っていたが、
見事に期待は外れ、刀とは程遠いところで(ちょっとありましたが)命を賭して主君大石内蔵助に仕える
一人の武士の生き様が描かれていた。
主君浅野内匠頭の仇討ち決行した赤穂浪士46人は、
打首ならぬ切腹が認められ皆殉じられた。
浅学の私めが申すのもおこがましいのですが、
現代もしんどいですが、遠い昔の時代命が軽んじられ、
🇯🇵だと侍は何かと言えば切腹❗️その家族も悲惨な目に。
町民農民なら武士の怒り💢を買えば斬り捨てごめん。
ハァ〜💦
主君の為〜〜⁉️
討ち入り前夜、大石内蔵助に秘密裏に呼ばれ
使命を帯びる瀬尾孫左衛門。その為、逐電し、
皆からは卑怯者と呼ばれる始末。
同じく討ち入り吉良のみしるしを取った後、数人控える中で大石内蔵助から討ち入り迄の様子を伝えて欲しいと拝命仕った寺坂吉右衛門。
16年経ってというのはちょうど大石内蔵助の17回忌にあたるのも含んでいるかと。最後の茅野きわという妻女は夫を亡くし16年武家の出ながらあの粗末な小屋で言うに言えぬ苦労をして来たわけで、
もっと早く小判が欲しかっただろうな、とも思った。
孫左を仲が良かった吉右衛が偶然見かける。
当時人気だった人形浄瑠璃。
本作のもととなる忠臣蔵も当時歌舞伎や人形浄瑠璃でよく演じられた演目だった。
曽根崎心中‼️←可音と孫左の暗示?
観劇していた可音を見染めた呉服屋茶屋四郎次郎の息子修一郎。
茶屋家に骨董を斡旋しに来る孫左に娘探しを依頼する大旦那。
可音の足を湯で洗う孫左、じっとされるがままの可音。幼き頃は一緒ながら可音が長じてからは一段低い板間で食事する孫左。また、武家の者は寂しいという言葉も感情も持ってはならぬとも可音に言い含める。
可音は16年前に孫左が連れて来た赤子、夕霧ならぬゆうに娘のように育てられ、読み書き芸事一般完璧に教わっていた。
可音に好きな人がいると知り、イラつく孫左。
孫左を慕う可音と育て上げた可音をしかるべく家に嫁に出すのが自分の使命と言う孫左。
二人の感情がぶつかり合う。
本音は‥。
密かに男物の反物を買い自ら仕立てようとする可音。
進藤の家の座敷に置いてあった西洋🕰️ 、清朝皇帝のドラマでもよく似たのが出ていた。
とうとう四郎次郎に可音のことを仄めかす孫左。
偶然見かけた孫左の後をつける吉右衛。
孫左は蔵之介の墓参りして、そこで月岡たちと出くわし
恥を知れーと罵られ殴られ蹴られ、
斬られそうになるところ必死に命乞いする孫左。
家に来た吉右衛に、可音を隠し通したい孫左は吉右衛に刀を向けるが、戦っては自分の身も危ういと逃げ、残った者としての苦しさを打ち明ける吉右衛に訳を話さない。
可音の素性を進藤と突き詰め確信を得て可音に会い、多分身分を明かしたことで可音の素性も知らせたのかと。孫左にご苦労と伝えに来た吉右衛。お互いの長年の苦労を分かち合うが。
可音は吉右衛の話から自身の立場を知り意を決したのか、
嫁ぐと言う。
竹林を歩く孫左の決心。
孫左に着物を縫う可音。
十日経ち赤穂浪士の17回忌、
可音も白無垢の花嫁衣装、孫左に挨拶し仕立てた着物を着せ幼きときのように抱いて欲しいと願う可音。
進藤のはからいで松明持った大勢の者たちが歌を歌いながら付き従い、途中から付き従う者たちが。
月岡も孫左に謝る。
松の木の幕が玄関に張ってあった。
浅野家家老も待っていた。
可音は振り返り孫左の顔を確認して一礼して入る。
あの口パクは?
直ぐに帰り蔵之介の仏壇に報告し可音が縫った着物を着てゆうの必死な願いも聞かず‥
意を決し大石家の紋付きを身につけて‥‥
賛否あるかと思いますが、やはり切腹NO‼️
後始末、誰がするんだ。
桜庭ななみさん、ピッタリ。
可音の話し言葉、誰が教えたんだろう❓