君が踊る、夏 劇場公開日:2010年9月11日
解説 プロカメラマンになることを夢見て上京した新平は、母の入院の知らせを受け、5年ぶりに故郷の高知へ帰省する。そこでは難病を患う元恋人・香織の妹さくらが、「よさこい祭りで新平と踊る」という5年前の約束を胸に、つらい闘病生活を送っていた。新平はさくらとの約束を果たすため、香織や親友の司を巻き込み、伝説のよさこいチーム「いちむじん」を再結成する。「デコトラの鷲」シリーズを手がける香月秀之監督が、実話を基によさこい祭りに情熱を燃やす若者たちの姿を描く青春ドラマ。主演に「赤い糸」の溝端淳平。
2010年製作/123分/G/日本 配給:東映
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よさこい経験者だからの評価w 演舞のシーンは何度でも見られる!
映像美、演出、脚本、役者どれも良かったです また、木南のセリフに心打たれました ひとつは河原で、溝端が上京するとき、木南が地元に残った理由を打ち明ける場面 もうひとつは、 問題は曲です 製作委員会に、木下工務店(現:木下グループ)の記載がある映画には、 在日朝鮮人(帰化、ハーフ含む)の役者が一人以上出演します 今回はそれに加え、劇中で東方神起の曲が流れます 溝端が東京に帰るためにバスに乗るシーンとエンディングです 最初はEXILE系の曲かと思ってたのですが、後で調べたら東方神起でした この曲が映画を台無ししています 映画のイメージとそぐわず話の流れをぶち壊しています、歌い方や歌声が大きすぎて耳障りです 流すならメロディだけで良かったのでは? これは製作委員会に木下工務店がかかわっている映画:孤高のメスにおいても同じです 出術室で都はるみの音楽を流し、彼女は日本の宝だ発言するシーンには興醒めしました コメディ的な要素にして誤魔化していますが、物語に必要なシーンではないです 木下工務店から資金提供を受け、口出しや要望があるのはわかります そのため、映画に支障がない範囲でぶっこもうとしているのでしょうが、 逆にそれが映画の質を落とす原因になっています 東方神起の曲とは別に、劇中に流されるMOKUという人の曲は、 高知を舞台に、祭りを題材にしたこの映画にとても合っており、心地良かったです それだけに、ミスマッチの東方神起の曲を流したのは、残念でなりません そのため★-0.5にしました 映画「君が踊る、夏」自体は素晴らしかったです
☆☆☆★★ ※ 鑑賞直後のメモから よさこいの地元高知の美しい原風景が魅力的な、良質青春恋愛映画。 決して少女難病物とは言えないところがある。無理に泣かせに行かないのが好ましい。 地元の人から見たら、地域的におかしい部分があるかも知れない。 一度で良いから、実際に自分の目でよさこいを見に行ってみたい。 最近とみに、宮崎美子の藤田弓子化と同時に。本田博太郎のゾンビ変身化が進んでいる気が…。 2010年9月13日 TOHOシネマズ西新井/スクリーン1
この映画を見るのはこれで4回目で、初めてレビューを書きます。もうこのレビューを見る人もほとんどいないと思いますが、書かせて頂きます。この映画は日本の伝統芸能「よさこい」をテーマとした映画です。小児がんと闘う女の子の話を元にしています。この映画の最大の見所は主に最後で見られるよさこい。他の国では表せないこれぞ日本だと、若者が踊るよさこいはこんなにも逞しく、かっこいいのだと、感じさせてくれます。加えて舞台高知県の美しい自然や、東方神起が歌う主題歌「With All My Heart〜君が踊る、夏〜」の良さが作品をより引き立たせています。若かりし頃の溝端淳平演じる主人公達の青春ドラマもあり、見所は満載だと思います。確かに演技の上手い下手はあると思いますが、それよりも若者の必死さ、「いまこの一瞬を懸命に生きる」というテーマが伝わってきます。2010年公開の映画ですが、色褪せぬ、いつ見ても感動する映画です。