そんな彼なら捨てちゃえば？

原題。直訳すると「彼はあなたに興味がない」だって。
それをこの邦題にしたのが、うまいわ。

「彼があなたに意地悪するのは、あなたが好きだからよ」。
子供の頃に言われたことが、いつまでも女子の心にはある。
なるほどね。

「男と女の友情はあるか」「彼が電話をしてこないのは、忙しいから？」。
いろんなシーンが、昔の自分を思い起こすようでツボり。
携帯電話（折りたたみね）の、「留守電紹介センター」に何回も問い合わせる。
どっキーーん。あったねえ。

男女の仲も所詮は、同じ人間どうしの心の交流。
うまくいく時もあれば、どんなにあがいてもダメな時はダメ。
「覆水盆に返らず」なのよね。

五組の男女が微妙に重なる群集劇。
誰がハッピー・エンドなのかどうかも、見応えあり。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「幸せは自分にある」

ハロウィンに、憧れの男のコからパーティに誘われ、告白ソングまで披露されながらも、本当の気持ちは身近の、さえないオタク少年にある、揺れるティーンの恋心を縦軸に、年の離れた弟のイタズラが巻き起こす大騒動で、振り回される姉の心配と冒険を横軸に展開するドタバタコメディ。

主演のヴィクトリア・ジャスティスはキュートでカンのいいコメディエンヌぶりを発揮。今後は大人の女性の役を演じてキャリアを積んでいくのでしょう。本作ではいちばんまともな人物です。
ほかはクセのあるキャラクターばかりで、巻き込まれ型のストーリーが進行していきます。
強烈なのが、物言わぬ弟（劇中ずっと無言です）の起こす騒動。彼はただ本能のおもむくままに行動しているだけなのですが、それに振り回される大人たちが何とも頼りない。この子がもう少し可愛いければ、この映画も、もう少しヒットしたんじゃないかと思います。

劇中、ハロウィンでスパイダーマンとかハルクの仮装をした人たちが出てくるので、マーベルやいろんな版権を抑えてあるのかもしれません。そんな予算がありそうには思えないんですが。
ギャラクシー・スカウトの仮装で出てくる女優さんが「ビッグバン★セオリー」にゲストで出ていたリキ・リンドホームだったのがちょっと嬉しかったです。

映画そのものは、「ふつう」でした。

2014.7.1

という作品だった。

飛行機の中で観そうな作品とでも言おうか。
30代前半で観たら共感しそうな作品だった。

スカヨハの魅力に抗える男なんているんか…？！
プリンプリンすぎるし、オフィスでやったらダメだよ！ジムのプールもね！！

女子会でやんや言いながら見てたの楽しかった