ミスター・ノーバディ

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劇場公開日:

ミスター・ノーバディ

解説

「トト・ザ・ヒーロー」「八日目」で知られるベルギーのジャコ・バン・ドルマル監督が、人生の選択によって生じるさまざまな可能性を、複数のパラレルワールドで描くファンタジードラマ。2092年、科学技術の進歩により不死が実現した世界で、唯一命に限りのある118歳のニモは、死を目前にして過去を回想する。最初の選択は、9歳だったニモが別れた両親のどちらについていくかで始まった……。主演は「レクイエム・フォー・ドリーム」のジャレッド・レト。

2009年製作/137分/PG12/フランス・ドイツ・ベルギー・カナダ合作
原題または英題:Mr. Nobody
配給:アステア
劇場公開日:2011年4月30日

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(C)2009 PAN-EUROPEENNE - MR NOBODY DEUTSCHLAND GmbH - 6515291CANADA INC - TOTO&CO FILMS - FRANCE 2 CINEMA - FRANCE 3 CINEMA

映画レビュー

4.0極めて難解な映画です。

2020年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

いわゆるパラレルワールドを映像化したものと解釈しました。あらゆる可能性の分だけ存在する宇宙、という理解でしょうか。それ故に、ビックバンとか、そうした事柄を解説するシーンも含まれていました。良い選択であったに見えて、様々なトラブルや不幸が舞い込んでくる。辛く悲しい成り行きに見えて、とても美しく素晴らしい展開にも見える。そして向かえた結末は理解しがたい不可思議な世界。でも、エンディングの不可思議な映像表現が私は好きです。何が何だか判らないけど、素敵なハッピーエンドであったと、私は解釈することにしようと思いました。

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猿田猿太郎

4.5社交辞令ではない

2012年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

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しんざん

4.5ジャコ・バン・ドルマルによるイマジネーションの渦

2024年12月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

人生では常に選択を迫られるものだ。あっちもこっちも両方は選べない。それは時間的制約によってやり直しが出来ないからだ。 自分の選択について、ああすれば良かったとかこうすれば良かったと後悔するのは誰にでもあることだろう。 では、後悔は悪いことなのか。 仮に何を選んだとしても、選ばなかったことに対する後悔は発生する。選択はゼロサムゲームではないからだ。 ならば、何を選んだとしても後悔はするし、後悔しないとも言える。もちろん明らかな間違いの場合を除いて。 誰もが寿命を迎えなくなった未来。選択が時間的制約によるものならば選択によって生まれる後悔が存在しない世界だ。 失敗したと思ったら新しくやり直せばいいのだから。 そんな世界で、最後の「寿命を迎える人」となった主人公ノーバディは、過去を思い出せとしきりに迫られる。 死なない人々にとって過去とは意味のないものなのかもしれない。ある意味で時が止まったままであるのだから過去も未来も全て「今」なのだ。だからこそやり直せない「過去」のあるノーバディに尋ねる。 過去を回想していくノーバディ。しかし彼の語る過去は辻褄の合わない支離滅裂なものだった。 その中に本当の過去があったかどうかすら定かではない。 ノーバディにとってもまた、過ぎてしまった真実の過去など意味のないもの、なのかもしれない。 レビューが前後してしまうがジャコ・バン・ドルマル監督の作品は「神様メール」に続いて2作目だ。 イマジネーションだけで作り上げるような彼の作風は中々面白い。 他の作品も観ようと思う。

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つとみ

3.5うーん難しいけど、なんとなくわかる

2024年6月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

映画系YouTuberさん2人が勧めていた作品 何の気なしに観てみたが 案外良かった。 確か2090年代の話だか、 実際、きっとここまで発展してはいないとは 思うけど、未来感がとても好き とても綺麗。 主人公のジャレッド・レトさん 良いですね どんな役でもできそうな感じ

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seiyo