劇場公開日 2011年4月30日

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「極めて難解な映画です。」ミスター・ノーバディ 猿田猿太郎さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0極めて難解な映画です。

2020年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

いわゆるパラレルワールドを映像化したものと解釈しました。あらゆる可能性の分だけ存在する宇宙、という理解でしょうか。それ故に、ビックバンとか、そうした事柄を解説するシーンも含まれていました。良い選択であったに見えて、様々なトラブルや不幸が舞い込んでくる。辛く悲しい成り行きに見えて、とても美しく素晴らしい展開にも見える。そして向かえた結末は理解しがたい不可思議な世界。でも、エンディングの不可思議な映像表現が私は好きです。何が何だか判らないけど、素敵なハッピーエンドであったと、私は解釈することにしようと思いました。

猿田猿太郎