ウォーリーのレビュー・感想・評価
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こういう未來も在り得る
可愛いロボットちゃん映画だとばかり
言葉を使わない事で感情が伝わる
人類が見捨てた地球に残され700年間もの間せっせと清掃を続けるロボ...
人類が見捨てた地球に残され700年間もの間せっせと清掃を続けるロボットウォーリーと人類史上最もキュートで危険なツンデレ女子ロボットイヴが繰り広げるドタバタSFラブコメディ。
遥か未来の29世紀が舞台なのに、手を繋ぎたいけど繋げない”赤いスイートピー”状態の2人が冒険する世界は700年間怠惰に過ごした為に自力で起き上がることも出来ないほどに肥満化した人類が暮らす、AI管理下の超巨大スペースシップ。気が遠くなるくらいに透きとおった純愛の向こうに浮き上がる人類再生というテーマが眩いくらいに輝いています。
AI対人類の話なので当然あの名作SFへのオマージュが律儀に出てきますし、ウォーリーとイヴの消火器を使った宇宙遊泳デートは物理的には間違っていますが、『ローマの休日』のように優雅で何回観ても泣けます。
すごい良かった。手をつなぎたく、手ばっかり見ちゃうウォーリーかわい...
すごい良かった。手をつなぎたく、手ばっかり見ちゃうウォーリーかわいい。WALL-Eにはちゃんと意味があって「ゴミ配置積載運搬機地球型」の頭文字を繋ぎ合わせたものになってる。
Waste = ゴミ
Allocation =配置
Load = 積載
Lifter = 運搬機
– Earth Class = 地球型
全てロボットまかせの世界。手を叩いたり、音声で操作、浮遊して走る椅子に乗ったデブデブの人間は転んだら起き上がれない。機械化する未来への警告みたいなメッセージもある。
ハロー・ドーリー!
伝わってくるものがなにもない。
イギリス行きの飛行機の中で観た映画その1
なんだかいまひとつ。
伝わってくるものがなにもない。
というのもストーリーにひねりがなくてありきたりな感じ。
ストーリー作成より映像作成に全力をそそいだのはよくわかる。
Wall'eはかわいいけどヒロインポジの白いオバケみたいなの(写真右)
の見た目がまっったくかわいくないのもよくない。
ピクサーの中でも1位2位を争う名作
面白かった。セリフや登場人物が少なくてもこんなに面白い作品を作れるのか。
荒廃した地球の様子、宇宙船の中での人々の暮らしぶりなどどれも熟考されていて世界観に深く入り込めた。
とはいえ、ロボットが感情を持つまでに発達してしまった世界でまた人類は復興していくことができるのだろうか。人間は機械に頼ることに完全に慣れてしまい働くことの意味をもはや忘れてしまっている。
3.11でもわかったようにいくら故郷が荒廃しても人間は故郷に対する帰属意識を持っていて船長が地球へ帰りたいと思ったのも自然な流れなのだろう。
セリフがほとんどないのに強く伝わって来る繊細な感情、はっとするほど美しく鮮かな映像、ストーリーの良さ、そして多くのピクサーの作品に共通する魅力的な世界観。ディズニー・ピクサーは毎回毎回なんでこんなに名作ばかり作れるんだろう。アーロと少年という駄作を見た後だからかもしれないがウォーリーはとても面白く感じた。
誰にでも胸を張ってお勧めできる作品を見つけた。
ずっと見てたい♡
ウォーリー
独特の世界観とそれを精緻に表現した映像
総合:70点
ストーリー: 65
キャスト: 70
演出: 80
ビジュアル: 90
音楽: 70
素晴らしく手の込んだ映像技術を使って、非常に細かいところまで描いたとても独特な世界観を、非常に丁寧に表現していた。その映像と設定がまず何よりも良かった。
殆ど台詞がないのはちょっとだけ不満もあるのだが、それほどわかりにくい物語でもないので、このような演出もたまにはありかと思う。ようやく植物が一本だけ生えることができただけの汚染だらけの場所になど行けば、人体には危険だろうと想定されるが、それでも言いたいことや主題はわかるので映画としては大きな問題ではない。使い古された物語と言ってしまえばそれまでだが、新しい世代のためにこの手の作品がいつの時代にもあってもいい。
他のものとの交流や愛情に長い時間憧れ、孤独にさいなまれながら黙々とゴミ処理を続け、命懸けで植物を守ろうとする主人公がいじらしく可愛らしい。
アニメもたまにはいい★
2011/01/06 23:20
予想以上にいい作品でした。
ポッチャリした人間にも愛嬌を感じる☆
だけど一番は、やはりロボット達!
1つ1つ個性があって、ハッキリとした言葉で喋らないないからこそ自分で吹き替え(想像)しながらみるのがまた面白い←103分そうかと少しヒヤヒヤましたがご安心を・・
仕草もまた可愛らしいです。
子供向けの超簡単な話しかと思えば・・
凄く笑わせてもらって、ありきたりな展開で結末もおおよそわかるのにラストゎドキドキした!
⚠
ネタバレになる恐れがあるんですが
イヴが活動を停止した時のウォーリーの行動・・
可愛いけど、少し危険(笑)犯罪の香りがほのかに・・(笑)
ウォーリーの一途な感情にキュンとくるし、ウォーリー&イヴの絡みがリアル人間的。ウォーリーは尻にひかれるタイプですね(笑)
また見たい作品です。
トイ・ストーリーに並ぶ傑作
『トイ・ストーリー』よりも好きな一本になってしまった。産業用ロボットが主要キャラクターなので全体を通して物語に影響するセリフは殆ど話されない。特に前半部分は殆どセリフ無しと言っていい。サイレント映画的状態で楽しめてしまったというのはまさにアニメーションのなせる技だ。セリフ無しの間、ウォーリーの動き一つ一つが観客を飽きさせない。産業ロボットにもかかわらず擬人的に動き人間らしく見せるそのマジックはピクサーにしかできない「技術」であろう。人間以上にコミカルな動きであることで人間以上に豊かな感情を表現できている。
キャラクターの動きだけでなくストーリー自体も素晴らしい。メインはイヴとの純愛ストーリー。異性にあこがれを持ったウォーリーがイヴに良いところを見せようと奔走する姿はとても愛らしい。一方で見方を変えるとこのストーリーはテクノロジーに頼った人間の堕落、それによって秘密裏に人間がロボットに支配されていた未来であり、人間の尊厳を問う物語になっている。2つの見方で楽しむ事ができ、その意味でも観客を飽きさせない。そして『2001年 宇宙の旅』へのオマージュにもなっている。実際に使われた音楽を使用したり、残念なシーンにあえて明るめの音楽を乗せるという似た手法をとっている。私のグッときたシーンもオマージュの入ったシーンである。『2001年…』のメインテーマがかかる中で艦長が自分の足で立ってオートに立ち向かうクライマックスのシーン、これには涙が出そうになった。人間らしく生きるための再スタートが切られた瞬間である。人間としては普通の行為だけど、それまで嫌というほどダメっぷりを見せられた事により感動できたのだろう。基本的に演出がうますぎる。
本編終了後もエンドロールで物語の「未来」とビット画による物語の振り返りを描き、締めで大掛かりな観客への皮肉を用意するというピクサーの凝った作りは賞賛に値する。
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