ウォーリーのレビュー・感想・評価
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ポンコツロボットの純愛
人類が地球から居なくなって700年。
その間、1人(1台?)きりで、ただ黙々とゴミを掃除し続けるウォーリー。
ある日、突然、宇宙からやって来たピカピカのロボット”イヴ”に一目惚れしてしまったウォーリーは、何とか”イヴ”の気を惹こうとするんですが・・・。
前半は、ほとんどウォーリーとイヴの2人だけで話が進むので、台詞が全くありません。
それでも、2台のロボットは人間以上に感情豊かに、その動作だけで語りかけてきます。
後半になって、一気にストーリーが動き出してからも、ウォーリーの活躍に釘付けになってしまいます。
ロボットにこれだけ感情移入させられるとは思いもしませんでした。
ピクサーの魔法にマンマとやられてしまったという感じです。
人間が「ピュア」でなくなってしまった今。
もしかしたら、ロボットの方が人間よりピュアなのかも知れないですね。
ウォーリーとイヴの純粋なラブストーリーを見て、
そんなことを考えてしまいました。
古き良きチャップリンのように…
セリフはほとんどなく、映像のみで魅せる。
汚らしい姿で、おっちょこちょいだが、
心は誰よりも美しい主人公が、
高嶺の花のヒロインに恋に落ちる。
そして、物語には社会風刺(環境問題)がある。
まさに、古き良きチャップリンの映画みたい。
温故知新。
映画(映像)の可能性を感じさせてもらった。
ポンコツロボは何を象徴したものぞ
キャラクター設定やストーリーは、さすがピクサー!
人間の姿には笑ったが、ぎりぎりあり得そうな退化具合(進化?)。
子供も楽しめるというか、大人が楽しむ映画に思えました。
いや、楽しみながらちゃんと考えさせられる映画なのでGOODです。
ただ、ほぼ同時期に「地球が静止する日」を鑑賞したので、
本作品のテーマ設定に政治的な印象を受けました。
キアヌのほうを見ていなければ、もっと良い印象だったかもしれない。
『いぃぃぶぁ!』
かわいいラブストーリー
とってもかわいいウォーリー。
予告で観た時からかわいいなぁ、と期待していた。
しかし。
予告で観た以上の何かが、内容的にはなんにもなかった…。
予想通りのストーリーでちょっと物足りない。
でもウォーリーのかわいらしさは抜群。
予想以上の出来
ピクサーの作品は本当にどれもこれも素晴らしいのが多い。このウォーリーも予想してたより素晴らしい出来でした。
まず絵が美しく、ロボット達の表情が大きな表現ではなく小さく緻密に描いている所に圧巻し、よくここまで作れたなって感心感動しました。そして絵に力強さ、迫力ありピクサー作品で上位に入る出来。個性的な脇役キャラやウォーリーが惚れるイブもまた最高の描き方、最高です。
ロボットなのに女性に見えてくる(イブ)あたりは作り手にやられたなと思います。700年以上もずっと働き続けたウォーリーに哀愁漂い我々が今からやらなければいけない事が見えてきます。
欠点あるとするならば、肥満した人間、骨も弱って力もない人間がぶら下がるシーンあるのですが、ずっとぶら下がっているとこ、そんなに力ないのに無理だろうと。立ち上がったら骨折れるだろうシーンが少し疑問に思いました。
ウォーリーとイブそして脇支えるロボット達、人間、最高です。誰一人も死ななくて泣かせてくれるこのウォーリーに拍手!
ピクサーはやっぱりイイ!
映画の内容はひねりは無いものの、単純に感動できると私は思います。
ピクサーとディズニーが手を組んだ作品なので、両方とも好きなの私としては大満足の作品です!
DVDが待ち遠しいです
PIXAR映画で1、2を争う出来
内容としては比較的単純、登場するのがほとんどロボットのためにセリフも少ない、でもすごく良い映画です。
このセリフが少ないのが、逆に映像に集中でき、また製作側もそれを意識してか、動きや画面の作りが丁寧です。
個性あるロボットたちがとても可愛らしく、テンポも良いので観ていて楽しい映画となっています。
個人的には掃除ロボ「M-O」がお気に入りです。
DVDには短編で「Burn-E」が収録されており、こちらも本編を観終わったあとに観るとおもしろいです。
PIXAR映画はいつもいつも、可愛らしい見た目とは裏腹に、子供も大人も楽しめる作品となっていて素晴しいですね。
かわいいロボット達
映像は素晴らしいですが、ストーリーは単純。
ウォーリーの健気さに反して未来の人間の怠惰な生活ぶりが描かれています。未来の人間は皆が皆ああなっちゃうのかな?と。
ウォーリーはもちろん、他のロボットキャラがだんだん愛おしく感じてきました。
非常に精密な画に感動
今までのディズニーの作品の中でも、背景の画に非常に凝っている作品の1つだと思う。
後半ようやっと出てくる人類。
それ以外は無機質な機械だけが出演しているのだけれど、非常に感情移入できるキャラクターたちで、言葉も「ウォーリー」「イヴァ」くらいなのに、ストーリーがしっかり成り立っているがすごい!
所々にアニメーション慣れの甘えがみえるし学説的に言うと間違ってる!!
ディズニー&ピクサーの最新作で「トイストーリー」の原案、「バクズライフ」「ファインディング・ニモ」の監督でもあるアンドリュー・スタントンの監督3作目となる作品でおもしろいのは確かなんだけど個人的に今回の作品はそこまでではなかった(>_<)
人間が地球を捨てた後、人間が滅びた後、地球はどうなってしまうのか...という設定は好きなんだけどこれはイマイチ納得がいかなかったし結構いろんな細かい部分はあやふやにして誤魔化している感があってちょっとアニメ作りに慣れてきてるし実績もあるから「これでいいんじゃないの??」的なものを感じてしまった(@_@)
命令を無視したロボットみたく人間もみんながみんな地球に戻ることを望むワケがない(._.)
あと学説的に言うと地球に人間がいなくなってからすぐならまだしも何百年も過ぎているんだから地球の自己修復機能によりゴミだらけどころか植物だらけになっているのが現実だから地球に全く植物がなくて動物はゴキブリしかいないなんてことはありえないんだよ(@_@)
そういうこと考えて観てはいけない作品だろうとは思うけどどうしてもそれが頭からはなれなかった(>_<)
効果音などのサウンドデザイナーのベン・バートが自らウォーリーの声を担当しているんだけどあんなのが地声なわけないし絶対デジタル加工してあるんだから別にイヴとかの声も1人でやればいいんじゃないの??
さすがピクサー
コンピューターが人間に反逆するというモチーフは「2001年宇宙の旅」と同じですね。クライマックスで「かく語りき」が流れたのにはビックリ。目配せですね。ウォーリーはサイレント・ランニングというSFのロボットを思い出しました。しかし、アニメのうごきといい、ストーリーのこなれ方にしても、流石ピクサーです。
無声映画のような感慨深さ。
最新のデジタル技術で無声映画のような前半の展開は時間を感じさせない巧妙なプロットでさすが
ピクサーと唸る場面があり、ウォーリーの優しさが台詞無しで伝わってくるのが観ていて心和む。
ただ、地球を脱出するあたりからどうなるのかという展開よりも時計が気になってしまった感が否めませんでした。
それでも過去の映画のオマージュが個人的に好きな映画であり、
現代社会への風刺もピリリと効いていて
最後まで飽きることなく楽しめました。
やっぱり完成度は半端無く素晴らしい!
字幕版でも吹き替え版でも台詞自体が少ないので
どっちでもいいかと思います。
(私は吹き替え版で観ました。)
船長の声を演じているのはずっと三浦友和と思ってましたが
草刈正雄だったんですね…(でもMrインクデジブルと声が似てた!)
それにしても
ウォーリーは一体どれだけの土を宇宙船に持ち込んだのか…
すごい量なんじゃないかと…
ふと、現実に戻りました。(観終わった後にですけどね。)
個人的には笑わせてもらった上に泣ける
「モンスターズ・インク」がダントツです。
それ故に次回作の「Up」が楽しみです!
心が洗われます。
今までのピクサーの作るCGを駆使したアニメ映画には、なんだか
「またか」「夢と冒険のファンタジーね。」
ってところがあったのですが、
今回は逸脱しています。
ストーリーはシンプルなのにロボットであるウォーリーが、
より、「人間らしい」愛のある行動で観るもの、そして恋をした
ロボット「イブ」のこころを突き動かしていく。
登場する人間が映画のなかでは、デジタルに頼りロボットのように なってしまっているという皮肉。
展開が面白いし、フィクションながら現実にも風刺として
しっかりと問題提起しているところなんて、素晴らしいと思います。
すべての人が観るべき作品です。
比類なきピクサー
最初のうちはただ、違う世界のお話のような、でも徐々に近未来の我々の世界で実際に起こりそうな環境の話に繋がっていく。
太りすぎて何もかも機械任せの人間達。なかなかどうしてユニークな危機感の暗示。環境破壊の原因が原爆やら戦争やらではなくて、あくまでも人間の「だらしなさ」だったというあたりも面白い。
言葉が多少汚くはなるが、「自分のケツは自分で拭く」そうでもしなきゃなにも先には進めないという感じで。
主人公のロボットも、人間より人間らしい、いうなれば古き良き人類を模倣していた素敵な存在だった気がします。
子供にもわかり易く、大人にもダイレクトに問題定義してくれて、なにより希望を持たしてくれる良質な作品。
俺が親であれば子供と必ず見に行きたいと思う作品達をピクサーは提供してくれていると思いました。
短編で足りるのではないかな~?
周囲が絶賛する中で鑑賞。
天邪鬼な私はピクサーの粗探し(笑)。
しかし、残念ながら隙が無い・・・。
会話の無い、謎だらけの冒頭から次々に繰り出されるハイクオリティのCGアニメ。
そして、観客に敢えて考えさせる余地を残す謎は、適切なタイミングで一つ一つ明かされていく。小憎い。実に小憎い。
ケチのつけようがないと言ってもいいだろう。
そして、ラストまで観客は感動のレールに乗せられ、お約束の展開に持ち込まれる。
そう。見事すぎる。
その中でも評価をB+にしたのは、この作品を果たして長編で公開する意味があったのかな~というところ。
伝えたいことは十分に、この物語、キャラの表現力なら30分で足りる。それくらいウォーリーの表情はメカなのに豊かだ。
特にしゃべらないキャラクターを前面に出しているのならなおさらだ。これは、誉め言葉でもあり、評価を下げる点でもあると思う。
WALL・E
WALL Eとイブだけの話だとどうなるのかなと思っていましたが、人間の未来の一つの姿が映し出されていて、場面の展開があり飽きませんでした。
ロボットの表現がとても愛らしく、見ていてほほえましい気持ちになりました。
SFXの描写が、すごいリアルで、ここまで来たかと、感動しました。
子供から、大人まで楽しめる映画だと思います。
ピクサー最高傑作(今のところ)
(今のところ)ってのは更に飛躍するかもしれない期待を込めて。ピクサーは虫と車の話を除いて、全ての作品が傑作のコテゴリーに入れて良いと思うが、本作は更に一歩超えている。
感嘆する箇所はたくさんある。
・ロボットたちの擬人化を極力抑え、メカニカルな動きを重視している。だからサイレントにもなる。でも、そこから魅力的なキャラクターが浮き出てくる。うまい。EVEも目だけの表現であそこまでキャラが出来るのだから凄い。
・アナログなWALL-Eと未来的高性能なEVEの動きの対比の面白さ。アナログ故に消火器で飛ぶWALL-Eと青の弧を描き飛ぶEVEの交流の絵的美しさ。見とれてしまう。
・人間がデブばかりというのは凄い皮肉だけど、重い皮肉にせず、まさかの『2001年』立ちにつなげる。ほんと独創的で暖かい脚本だ。
・必要最小限シンプルなデザインの母船内の機械たち。
・トーマス・ニューマンの美しい音楽。ピーター・ガブリエルの唄に合わせて語られる「その後」の画のタッチがいい。
・眼(スコープ?)に写るハロー・ドーリー…これだけで胸を打つツボだが、これが導く奇跡…もうあかん、涙腺が。。。ラブストーリーとしても一級。
・(追加)米国のアニメでは必ず居る道化(おしゃべり)がゴキブリ!で、話せない!で、置き去りに!ブラッド・バード作品では既に「道化なし」でも物語を構成できているが、スタントンもやってくれた。(ピクサーの傑作『ニモ』や『モンスターズInc』でも切り離せてなかった)
うぉぉおりぃぃい♪
一緒に観にいった友達は冒頭で30分以上寝てしまったらしい。
確かにセリフがなくて静かなんだけど、そこはなかなかかわいくていい場面だったと思う。
ただ宇宙飛んでるあたりからは私もちょっと寝たかったです。
どうでもいいからもう一度みたい映画に
50歳の私にははっきりいってどうでもいい映画の1つでした
ひょんなことから夫と見に行く事に・・・。
見終わった後の感想は
こんな事を考え映画に出来るアメリカって
本当にすごい国だなぁって思いました
遠い昔トムとジェリーを初めてテレビで見たときも
同じ気持ちを抱きました
今アニメは日本が世界一といわれていますが
最小限の言葉でこんなにも人を感動させられる映画を
私は今まで見たことがありません
是非ご家族でご覧いただきたい映画だと思います
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