ランボー

劇場公開日:

ランボー

解説

シルベスター・スタローン主演でベトナム帰還兵ランボーの孤独な闘いを描き、「ロッキー」シリーズと並んでスタローンの代表作となった名作アクション映画。

1981年、ワシントン州。ベトナム戦争の帰還兵ジョン・ランボーはかつての戦友のもとを訪ねるが、彼は戦場で使用された化学兵器の後遺症によって既に他界していた。その後、ランボーは食事を摂ろうと訪れた町で警官から難癖をつけられて理不尽にも逮捕され、警察署で屈辱的な仕打ちを受ける。ついに怒りを爆発させたランボーは、署内の警官たちを打ち倒して山奥へ逃亡。帰還兵に冷たく当たる国に対してたった1人で立ち向かうことを決意し、数百人もの警官隊を相手に壮絶な戦いを繰り広げる。

スタローンがスタントなしで激しいアクションシーンを自ら演じ、「暗くなるまで待って」のリチャード・クレンナが共演。作家デビッド・マレルのベストセラー小説「一人だけの軍隊」を原作に、「荒野の千鳥足」のテッド・コッチェフ監督がメガホンをとった。

1982年製作/93分/G/アメリカ
原題または英題:First Blood
配給:ファインフィルムズ
劇場公開日:2024年10月25日

その他の公開日:1982年12月18日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
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映画レビュー

4.0ランボーは乱暴じゃない!

2025年1月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

興奮

知的

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共感した! 3件)
ratien

5.0スタローンの脚本家としての非凡な才能を本作品でも感じましたね!

2025年1月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

新文芸坐さんにて『明けましておめでとうございます!ランボーです!』と題した特集上映。公開から40年、4Kレストアに生れ変わった『ランボー』(1982)を鑑賞。

『ランボー(First Blood)』(1982)
幼少期に第2作『怒りの脱出』(1985)から先に観てしまったため、ゴリゴリマッチョなスーパーアクション映画の印象が残っておりますが、今回は完全に以後のシリーズのことを白紙に返し、初見の気持ちで何度目かの鑑賞。

事前に下調べしてみると原作は『一人だけの軍隊』。
原作小説が発表されると評判で、当初はクリント・イーストウッド、ジェームズ・ガーナ―、アル・パチーノ、ダスティン・ホフマン、ニック・ノルティ、ジョン・トラボルタ、スティーブン・マックイーンなどに打診、マックーンは体調不良でなければ本人も意欲的だったようです。誰が演じてもワクワクしますが、個人的にはパチーノの『スカーフェイス』のトニー・モンタナみたいなキレッキレのジョン・J・ランボーを見てみたかったですね。

第2弾以降がなく単独作品として鑑賞してみると色々と発見がありました。

ひとつはサミュエル・トラウトマン大佐(演:リチャード・クレンナ)との関係性。
育ての親のようにお互いに固い絆と愛情で結ばれているとすっかり思っていましたが、第1作を見る限りではランボーからの電話にも折り返さず、帰還後の部下の訃報にも疎く、積極的に当時の部下たちと関わろうとしていないことは明白でしたね。
原作では敵役保安官との対決後に自殺を図るが果たせないランボーを大佐が射殺するラストらしく、シーン自体も撮影されたらしいのですが、続編想定もあったので不採用になったらしいです。
確かに大佐を演じるリチャード・クレンナはジョン=ピエール・メルヴィル監督の遺作、アラン・ドロンと共演した『リスボン特急』(1972)でも表向きはパリのナイトクラブ経営者、裏の顔は仲間思いだが沈着冷静で計画のためなら仲間を殺すギャング(シモン)を演じており、同作ではアラン・ドロンを完全に食ってしまうほどの名演でしたが、キャスティングの際や大佐を演じる上での演技プランの参考にしたかも知れませんね。

もうひとつは最初にランボーに絡んだ不運なティーズル保安官(演:ブライアン・デネヒー)。
彼はランボーが「ベトナム帰還兵」だから町から排除したわけでなく、単純に身なりと顔つきだけで判断、劇中では語られてないのですが保安官自身も「朝鮮戦争帰還兵」で従軍体験を引きつづっている帰還兵同士の私闘だったという設定は驚き。作品イメージがガラッと変わりますね。
本作でも脚色にシルベスター・スタローン自身が参加しておりますが、とにかく最初からテンポ良くダレされず、盛り上げ上手で最後まで飽きさせないところに彼の脚本家としての非凡な才能を本作品でも感じましたね。

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矢萩久登

4.04Kリバイバル上映にて

2024年12月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ぼくのヒーローのひとりなのでこの高評価にした。(⋯付け忘れ)
最後の独白はいつも心が締め付けられる。
エクスペンダブルズ(消耗品たち)の発想の源流はここからじゃないだろうか、
と疑ってみる。

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asa

4.01000人対1人は話盛りすぎ。でも面白い。追い込まれて敵を増やしていくタイプ。

2024年12月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD

泣ける

楽しい

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野球十兵衛、

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