劇場公開日 1982年12月18日

ランボーのレビュー・感想・評価

全66件中、1~20件目を表示

4.0ベトナム帰還兵の姿

2024年4月16日
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鑑賞方法:VOD

ベトナム戦争ではその高い戦闘能力やサバイバル能力で活躍したランボー。そして戦場には死線をくぐる中で強い絆が育まれた戦友もいた。彼にとっては戦場が居場所だった。しかし彼の能力は、一般社会に戻って来たら発揮できる場所が無かった。かつての戦友もいない。不器用な性格もあって社会に居場所を無くしたベトナム戦争帰還兵の姿がリアルに描かれている。

ストーリーは、PTSDによるフラッシュバックにより、思わず警察官に暴行を振るうことで戦闘につながるという、ランボーが戦うまでの動機づけがしっかりしている。また、最後の告白も痛ましい。そのような描写が、単なるアクション映画では無い深みをもたらしていて良かった。戦闘やサバイバルの描写もリアルなところが良い。森林の中でお手製の罠を用いたゲリラ戦を展開したり、熊を殺して食料にしたりするなど、タフな男のサバイバルが面白かった。

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根岸 圭一

3.0PTSD

2024年3月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

心が病むほど祖国のために戦ったのに、反戦運動盛んな世の中で孤立するランボー、社会問題の映画。

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多様性男女平等自由主義、5名作4良作3いい作品なので他は2以下です。

4.5「異色の社会派アクション映画」なんですってね…

2023年11月29日
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泣ける

悲しい

知的

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tabotyoko

4.0街並みが好き

2023年11月19日
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約30年ぶりに見直してみたらやっぱり良い映画だった。舞台となった町がとても可愛い。「アメリカの片田舎」感があり、平和でのどかな町って雰囲気がとても好き。
しかしこの時代に撮られた映画は何故にこうも風情があるんだろう、ストーリーよりも街並みや服装に目が行ってしまう

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Mk.plass

5.0人生で1番回数見た映画

2023年8月28日
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一時期ランボーを崇拝し過ぎて1カ月連続で
ランボーとランボー2を見続けるという修行をするくらい好きでした。
ランボーナイフが流行ったりシュワちゃんファンと口喧嘩したり!あの時期は世界一楽しかったっす、ゲリラ戦でどんどんやっつけていくのがカッコよ過ぎてシンプルな内容ながら名作だとおもいます。
 スタローンがとにかくカッコ良くて 最後にトラウトマン大佐の説得で自首するオチも含めて最高です。
あと日本タイトルが秀逸で ランボー!最高すぎるわ。

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お主ナトゥはご存じか2世

2.0グリンベレーはゲリラ戦で解放戦線から痛い目にあった

2023年7月31日
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マサシ

3.5意外と社会派作品。

2022年7月31日
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鑑賞方法:DVD/BD

子供の頃は結構観た。
2作目以降はスタローンの見せ所満載のアクション映画だけど、この作品は一応社会派的な要素もあり、良くできてる。
アメリカではチョイチョイ目にする理不尽な保守派の人達と帰還兵のPTSD。
アメリカの闇は相変わらず。
このランボーシリーズとロッキーシリーズは『自分の中で』同じような変遷をたどって面白い。
どちらも1作目は只のアクションじゃないけど、段々只のアクションに変わっていき、内容薄に。
子供の頃は2作目以降が面白く、大人になると1作目が良くなる。
そして両シリーズ共にあんな好きだったのに最後はどうでも良くなり最新作品は観てない。
両シリーズ共にこすり倒されて1作目とは違った物になりカスカスに…。

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トラ吉

4.0あまりにも哀しみが深すぎる…。本当の乱暴者は一体誰なんだろう?

2022年6月12日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

知的

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たなかなかなか

3.0ダイハードの方が好き

2022年4月17日
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ダイハードの方が好き

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30代の嘆き

4.5【故国の命により、ベトナムで熾烈な戦いをした男の、故国に戻ってからの孤独、哀しみ、怒りを見事に描き出した作品。】

2022年4月8日
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鑑賞方法:TV地上波、VOD

悲しい

興奮

難しい

ー 内容は巷間に流布しているので割愛。
 だが、今作はベトナム戦争終結時のアメリカのベトナム従軍兵に対する扱いを映画制作陣が怒りを込めて叩きつけた社会派エンターテイメント作品である。-

■ベトナムでグリーン・ベレーとして活躍したランボー。
 ある日、ベトナム時代の戦友を訪ねたが、戦争の後遺症ですでに死んでいた。
 近くの街に立ち寄ったランボーは、警察署長・ティーズルたちにばかにされて陵辱され、ついに耐え切れずに逆襲に出る。

◆感想(シンプルに・・)

 ・ラスト、10分。ランボーが且つての指揮官トラウトマン大佐に訴えかけるシーンは何度観ても、心に響く。
 ”何も変わっていないんだ!”
 ”必死に闘って、空港に戻ったら避難轟轟だ!”
 ”惨めだよ・・”

<今作が、アメリカ映画界に与えた影響は「タクシー・ドライバー」と並んで多大なるものがあり、その後、アフガニスタン戦争、イラク戦争後も同様の戦時PTSDに悩ませるアメリカ兵を描いた作品が多く描かれた。(近年で言えば「アメリカン・スナイパー」など)
 エンドロールで流れる”It's a Long Road"が、哀しく心に響く作品である。>

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NOBU

3.0不死身のランボー

2021年12月15日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

ベトナム帰還兵のランボー。田舎警察の嫌がらせにブチ切れてさぁ、大変。銃刀法違反、公務執行妨害、窃盗、傷害等、犯罪オンパレードのヤバい奴に大変身。最大の見せ場は、崖からのアイ・キャン・フラーイ!(えぇースタントマン無しで本人がダイブ😳)でも大丈夫、無敵のランボーは死にません

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movie freaks

4.5サバイバル映画の傑作

2021年7月9日
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ジョニーデブ

2.5大人になって。

2021年6月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

こどもの時に観た時にあまり面白くなかった記憶があったので、それから観ていないのですが大人になって感じ方は違うかな?と思ってまた観賞。
で、やっぱりあまり好みのタイプの映画ではありませんでした。
でも、戦争はいくら終戦したってその後遺症はずっと終わらない。そんなメッセージを今回はこの映画から感じることができました。

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光陽

4.0電話に出ろヨ、大佐ッ!!

2020年12月28日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

興奮

小学生の頃にTVで見た記憶、娯楽アクション大作ってイメージのまま、今回が初鑑賞のようなもので。

イカれた連中だらけ、カンガルーを撃ちマクる「荒野の千鳥足」のテッド・コッチェフが監督な訳で、大人になってから観る"ランボー"はどこか特別な気持ちで気合が入る!?

72年の映画に「ソルジャー・ボーイ」ってベトナム帰還兵が町で理不尽&不愉快極まりなく暴れる作品があるが、彼奴らはジョン・ジェームズ・ランボーを見習うべき為体。

ラスト、涙ながらに訴え掛けるランボーに寄り添うトラウトマン大佐の表情が強張っているようにも、大佐の心情が読めない、一番怖いのは大佐の人間性!?

最初から最後まで可哀想なランボーの表情が寂し過ぎて、あの時にランボーの電話にさえ出ていればこんな目に遭わなかったかも、一人だけ悠々自適な大佐の責任大!!!

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万年 東一

4.0ただのアクション映画ではない、戦争で傷を負った者の悲しみの代弁

2020年12月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

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近大

4.5戦争アクション活劇とは一線を画すな

2020年9月25日
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Part 2以降は戦争を舞台にした戦争をモチーフにしたアクション活劇になってしまって残念だがこれは違う。アクション活劇の形を借りた反戦映画。いやこの作品は反戦映画などという枠に閉じ込めてはいけない。何と言ったらいいか・・・とにかく見れば伝わってくるものがある。ベトナム戦争に行った兵士たちのその後を描いた名作映画はたくさんあるが私はこのワイルドで品のない映画がその中の最高傑作だと思う。

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タンバラライ

4.0ただのアクション映画ではない

2020年9月2日
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いたかわ

3.0原点

2020年7月24日
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ランボーもなんだかエンタメ色がどんどん強くなっていってラストブラッドは完全にスプラッター、怒り爆発!みたいになってしましたが、久々に1から見直してみたら、こんなメッセージ性あったっけ?ベトナムからの帰還兵、悲哀。
たった1人精神的にやられ居場所もなく、ほんに気の毒である。
とにかく、爆破シーン多し。派手だわ〜
展開はとてもシンプルなんですけどね。ランボーは怒らせちゃいかん。

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まあ映画好

4.0ラストの慟哭はオスカー級

2020年7月10日
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鑑賞方法:VOD

個人評価:3.9
80年代はベトナム戦争を描いた作品は数多くあるが、中でもベトナム戦争の闇をエンターテイメントとして描いた素晴らしい作品。
ランボーのキャラクター性も素晴らしく、その後シリーズはテーマとは脱線していくが、人物の描き方も素晴らしい。
最後の上官に放った慟哭はオスカー級の演技だ。

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カメ

4.0俺の戦争は終わっちゃいない!

2020年7月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

Blu-rayで観賞。
最新作観賞に備えて、復習。

シルヴェスター・スタローンは、スタジオシステム崩壊後のハリウッドにおいて、ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグと並ぶ功労者だと思う。
『ジョーズ』『スター・ウォーズ』と前後してヒットした『ロッキー』は、アメリカン・ニューシネマの台頭によって低迷期にあったハリウッドにサクセスストーリーのエンターテイメントを取り戻したのだから。

だがこの『ランボー』は、1982年の作品でありながらアメリカン・ニューシネマに近いところがある。
主人公は決して正義の人ではなく、反体制の暴走が抑えられず破壊行動を増長させていく。
精神的後遺症を抱えたベトナム帰還兵を戦争被害者として捉えれば、ベトナム戦争批判のテーマ性という面でもニューシネマに通じるものがある。
原作小説のようにランボーが殺される最後だったなら、よりニューシネマ的な破滅の美学となっただろう。

とはいえ、町の保安官はランボーを帰還兵と知って排除しようとしたわけではなかったし、
訪ねた戦友の母親が少し迷惑そうなそぶりを見せはするが、町の住人がランボーを迫害するような場面もない。
ベトナム帰還兵が差別を受ける状況は、ランボーが投降する直前にトラウトマン大佐に悲惨な体験を語る長い台詞によって、初めて訴えかけられるだけ。
既に「ディア・ハンター」「地獄の黙示録」で戦場が人を狂気にさせることは描かれていたが、帰国した兵士の境遇にスポットを当てたことは特筆すべきで、しかもスタローンが色っぽいだけに、一部のベトナム帰還兵たちからは歓迎された。
社会への問題提起としては、後の「7月4日に生まれて」に全部お任せして、純粋に人間兵器と化して大暴れする元グリーンベレーのランボーというキャラクターとそのアクションを楽しめればヨシの映画だ。

見所はなんと言っても、ランボーの戦いぶり。
森の自然環境を利用して、たった一人で警官や州兵たちを撹乱する。罠を仕掛けて敵を倒すのは、後続のシリーズでも定番となった。
そして、スタローンの肉体美。
頬がこけた表情は精悍で野性味に溢れている。
同年に公開された『ロッキー3』で、ヘビー級タイトルマッチに「まるでミドル級だ」と言われるほど身体を絞ってリングに上がる役作りの成果だろう。

この映画のアクションでは、絶壁から林へダイブするシーンがあまりにも有名だが、ランボーがバイクを奪って逃走するパトカーとのチェイスが凄い。
タンクトップ姿で道なき道を疾走するスタローンはプロテクターを身に付けていない。
『大脱走』のマックイーンも真っ青ではないか❗

保安官を演じたブライアン・デネヒーの悪役ぶりが、また良い。
原作小説にあった彼(保安官ではなく警察署長だった)の背景は、映画では全く描かれておらず、ただ閉鎖的な田舎町の平穏を維持してきた自信家の保安官だ。
見るからに「俺に逆らうな」と言わんばかりの圧力を放つが、決して不正な人間ではなさそうな雰囲気もある。
保安官が州兵の将校に命令できるのには驚いた。

主人公を死なせなかったのは、後のシリーズ化を目論んでいたからかどうかは知らないが、スタローンはベトナム戦争の悲劇を本気で訴えたかったようだ。

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kazz