ショーシャンクの空にのレビュー・感想・評価
全414件中、21~40件目を表示
漫画家の東村アキコさんが、映画ベスト3で1位に挙げていて、興味を持...
漫画家の東村アキコさんが、映画ベスト3で1位に挙げていて、興味を持ちました。
(次点で『楢山節考』と『八甲田山』、どっちが2位かは忘れた)
観てみて納得。
あれこれ世話して自活力付けるところまで"助け切る"のって
ほんとアッコせんせーっぽい発想(^^)。
レッドが、スーパーの上司から「もうあなたは囚人じゃないのだから、トイレくらい好きに行きなさい」と慰められるシーン。
私はレッドが優しくされてホッとしたのに、レッドの顔に滲むのは絶望。
あぁ、もうオレは駄目なんだ、あきらめ、脱力。
"Brooks was here."。
そこに手が差し伸べられ、レッドが生気を取り戻して走り出す流れが大好きです。
しかし、アンディの折れない心は相当すごい。どうやって培われたんだろう。
別にあのまま刑務所の中で、居場所を作って住んでしまえそうなのに、
ずっとずっと、誰にも相談せずに、計画を進めていた。
私には無理かも。目的がブレないタフさ。
一体何を燃料に、あの望みを燃やし続けていたのだろう?
明言されないけど、劇中でのあれこれが浮かび、きっと一つではないのだと考えさせられる。
レッドのことを案じて先鞭付けよう、というアヴァンギャルドな企みもあったはず。
アッコせんせーの、"返せなかった恩/見捨てて自分だけ大成した懺悔"を癒すタラレバ映画でもあるんだな。
ある意味"土地の呪い"がテーマでもあるので、紛れもなくキング作品・・・・コジツケかしらね(^^;)
.
いつの間にか名作認定されてる
キングのノンホラー中編集Different seasons から『スタンド・バイ・ミー』に続いて2本目の映画化作品、というだけで観に行って当然なんだけど…劇場公開時は見逃す。
今や王道定番の名作という感じだろうか。
やはり知性こそが人間を人間たらしめているものなのではないかな。そしてあの驚き…。これは嫌いになる方が難しかった。
嗚咽
何度も観てストーリー解ってるが
DVD持ってるし、4〜5回ぐらい観ていて、今までに一番多く観ている作品だが、映画館で観るのは初めて。
今回は10時からの〜で日本橋TOHOの大きめスクリーンで鑑賞。
やっぱり映画館で観ると全然違う。
男の友情をテーマにしている作品で、こんなに泣けるのも無い。
嗚咽しながら泣いてしまった。
最後の青い空、青い海辺で再会するシーンはいつ観ても最高。
当時大人気だったトム・ハンクス、主演したフォレスト・ガンプに全て掻っ攫われてしまったけれど、記憶と歴史に残ったのはこっちの方。
ティム・ロビンスも魅せるが、モーガン・フリーマンはほぼ表情だけで魅了する。
理不尽と誇りの戦い
午前十時の映画祭にて鑑賞。
全くの初見ですが名作でした。すごかった。
冤罪であるが、妻と愛人を撃ち殺した罪で投獄されたエリート銀行マンのアンディが、刑務所の中で様々な理不尽な扱いを受けながらも、自分を見失わず、己の出来ることを着々と推し進め、人望と立場を高めつつ、少しづつ運命を変えるための布石を打っていく。
そこに、何にものにも犯されない誇りを感じ、ラストでは感動していました。
素晴らしい作品ですので鑑賞の機会があれば是非!
これは「素晴らしい」映画だ
お恥ずかしながら、午前十時の映画祭で視聴し、これが初見です。
今まで、面白い映画、すごい映画、楽しい映画、私は好きな映画はたくさん見てきましたが、素晴らしい映画ってなかなか感想として出てこないんです。
「素晴らしい」って、なんか全てのポジティブな言葉を包括した上で、かつネガティブな言葉が一切ない状態じゃないと使いづらいなって思うのですが、もうこちら文句無しに素晴らしい映画でした。
文字通り、笑いあり涙あり、カタルシスあり感動あり。
笑わせようと狙ったコメディ感はないのに笑える。単調な演出なのにボロボロ泣ける。悔しさの中に伏線をはって、全てを回収するカタルシスと同時に感動が攻め寄せる。
わざとらしい大袈裟な演出がないので、家では携帯いじっちゃってながら見しがちな私は、テレビで見ていたらこんなに感動できなかったと思います。
映画館で是非見てほしい。
映画館で見られてほんと良かった。
午前十時の映画祭ほんとサンキュー…
そしてその淡白さが自然ですごくいい。
人を感動させるのに大きな音も流行りの音楽も激しいアクションも要らないんだって思わせてくれました。
言い回しだけで笑えたし、泣けたし、こんな静かな映画でジェットコースターに乗れたお得感がありました(?)
文句無しに素晴らしい映画です。
こんな映画見ちゃったら、映画に人生変えられたっていう人がいるのもきっと不思議じゃなくなる。
それほど単純な話ではない
原題は「The Shawshank Redemption」ショーシャンクでのつぐないとか贖罪といったところか。
意味合いは終盤のレッドの仮釈放面接の際に説明される。
すなわちこの映画は、殺人による終身刑で40年ショーシャンクで服役しているものの、優秀な調達屋であり娑婆にいれば何をやらせてもさぞ有能だったと思われるレッドの視点による刑務所の中のおとぎ話である。
さてアンディ。無実の罪で入獄した銀行マンで真面目で誠実な人柄で…ということなのだがそんな単純な話ではない。そもそも彼が妻と愛人を絶対に殺していないとは言い切れない。トミーが聞いた刑務所仲間の打ち明けばなしだが、窃盗犯がハクをつけるためにホラ話をしているのかもしれない。実際にその窃盗犯が殺したシーンが出てくるわけではないし。殺すために全弾使って、さらに弾を詰めてトドメをさすなんていうのはよほど恨みがある上に冷静冷酷な性格の犯人じゃないと。トミーが殺されたのもアンディが刑務所長と刑務主任が犯罪を犯すよう上手く持っていったのかもしれない。
アンディは銀行マンとしての経歴、技量を利用して、刑務所長の裏金を管理し、いつの間にかそれを取り込めるスキームを作っていた。
ロックハンマーとポスターの件もそう。早い段階で着々と準備をしていたことになる。実に油断ならない複雑な人物なのである。
それだけに最後にアンディがレッドとの約束を守り2人が再会するところは熱く重い。きれいごとではなく長い時間をかけてつくられた深い信頼関係を感じさせ感動的だった。
必死に生きるか、必死に死ぬか
正直今の私はどちらもしていません。
必死になって生きてる訳で無く、死を迫られている訳でも無い。
有名ゲームのセリフの「生きていない。死んでないだけ」の状態です。
この映画を見ると希望の大切さを思い出させてくれます。
今大きな悩みはないけど、ただ死んでないだけでなんとなく時間が過ぎていると感じる人に是非観ていただきたいです。
素晴らしい。 かれこれ10回くらい観たがいつも感動させられる作品。...
素晴らしい。
かれこれ10回くらい観たがいつも感動させられる作品。
ラストは爽快だが途中やるせない表現もあり、なんとも切ない後味を残す。
こんな作品これから出てくるのだろうか。
結局、この映画が1番好き
様々な映画を観たが、中学の頃初めてこの映画を観た感動は忘れられなく、今でもこの映画が1番好きである。極上のカメラワークと深みのある脚本、俳優陣の素晴らしい演技などが大きな感動を呼ぶ最高傑作。
希望はいいものだよ。
私の人生を変えた映画
映画嫌いの私が3回も観た映画。もっと観たい。ラストが秀逸すぎる。主人公が地獄から這い出る様は、今、底辺にいる自分の人生と重なり、観る度に不屈の闘志が湧いてくる。自分の人生に挫けそうになる度に見返したい。この映画を観て、私の人生は確実に変わった。こう生きて行こうという指針になった。歴史的名作なのが頷ける。
最後は自然と涙が出る
本当に良い映画だった。
伏線の回収もめちゃくちゃ綺麗。こんな映画はない。
鑑賞中まったく先が読めず希望のきの字もなかったけど、最後のシーンは圧巻。言葉に表すのが難しいけど、絶望で前が全く見えなかったのに急にひらけた感じ。胸がいっぱいになって涙が出た。素敵な話だった。
1番好きな映画。
希望を持ちましょう‼️
人生100年‼️100年も生きるといろんなことがありますよ、アンディ‼️濡れ衣から妻殺しの汚名を着せられ、刑務所に入れられることもあります‼️でも希望を持ちましょう‼️刑務所の中でも荒くれ者のボグズに性行為を強要されたり、主任刑務官ハドリーやノートン所長が厳しかったりします‼️でも希望を持ちましょう‼️ハドリーの遺産相続問題の相談に乗ったり、ノートン所長の経理の手伝いをしたりして信頼を勝ち取ると、ハドリーがボグズを半殺しにしたりしてくれます‼️さらに希望を持ちましょう‼️こんな刑務所の中でも生涯の友レッドに出逢えたりします‼️希望を持って趣味の鉱物採集をしましょう‼️小さなロックハンマーが手に入ります‼️希望を持ってリタ・ヘイワースのポスターを貼りましょう‼️脱獄用の穴を隠してくれます‼️希望を持ってアンディを見習いましょう‼️どんなに辛くても希望を持って一生懸命頑張るアンディの姿に胸が震えたりします‼️希望を持って脱獄しましょう‼️必ず成功します‼️土砂降りの雨の中、胸をはだけて磔のポーズが映画史上の名場面になったりします‼️希望を持ってメキシコへ逃亡しましょう‼️釈放されたレッドと涙の再会をできたりします‼️希望を持ってナレーションをしましょう‼️この作品を契機に、いろんな作品でモーガン・フリーマンのナレーションを聴けるようになります‼️希望を持って映画製作をしましょう‼️全編にあふれる "希望" 、そしてふたりの男の熱い友情と強い絆が感動を誘い、観る者にも生きる勇気と希望を与え続ける名作が誕生するのですから‼️そして希望を持って映画鑑賞をしましょう‼️こんなにも素晴らしい名作に出会えますから‼️
名作に多くの言葉はいらない
さんざん名作だと様々なメディアで持ち上げられてハードルが上がりに上がった今、そんだけ言うなら観てやろーじゃねーの。……ってことで鑑賞
正直なところ、最後の方までそれなりに楽しく観ていたけど「これってそんな名作名作騒がれるほどかなぁ?」という感想を抱いていたのが本音である。最後の最後でめちゃくちゃ感動するタイプのやつかな? と思っていたところ、アンディとレッドが再開するところで「そんな名作って騒がれるほどかなぁ?」という斜に構えた気持ちで見続けていたはずなのに、何故か涙が勝手にこぼれた。こぼれた後も「名作かなぁ?」と思い続けながら、泣いていた
涙がこぼれた理由は良く分かっていない。嗚咽して泣き喚かなきゃいられないほど心が揺さぶられたかというとそういう訳でもない。けれど、涙は確かに流れた
思えばそれは、暖炉の火にあたって少しづつ温まるような感覚だった。雷に打たれたような感動がある訳でも無く、激流のような切なさに胸をしめつけられた訳でも無く
ただ暖かな小さな火にあたりつづけて、そんなささやかで何気ないことがとんでもない奇跡のように感じてふと流れたものだった
何故名作と言われているのか、名作と感じるのか。細かく考察することで得られる気づきがたくさんあるかも知れない。だがそれすら野暮のようにも思えてしまう。多くの言葉は要らない、なんて言いつつ多くの言葉で語ってしまっている自分には説得力はないかもしれないが
確かにこれだけ名作と言われているから、ハードルを上げすぎて観たら肩透かしを食らうかもしれない。結局のところ、冤罪を食らって脱獄する男の話でしかないからだ。そのエンターテインメントの中に散りばめられた言葉に、いつの間にか侵食されていることに気づけるかどうか、それだけなのだ。
"国境を越せるといいが"
"親友に再会できるといいが"
"太平洋が青く美しいといいが"
"俺の希望だ"
自由の意味と希望の意味を、映画というエンターテインメントの中に込める。正真正銘の名作だ
hope is good thing"希望は良いものだ"
冤罪により投獄された銀行員が刑務所の中で仲間達と生きていく物語。
投獄された受刑者なんて人権なんて無いし極悪人まみれ。だけどレッドという初めての友人に出会い共に刑務所生活を歩んでいきます。
希望なんてない刑務所の中でも銀行員という職を生かし、刑務所での生き場所を見つけていく主人公の姿はとても良かったです。
てっきりプリズンブレイクみたいな脱走劇と思ってたら全然違くてビックリ。刑務所をテーマにした映画でこんなにメッセージのある作品を作れるなんて凄いと思いました。
希望を持たないレッドと希望を持つ主人公が対になって描かれていると思います。
最後まで希望を捨てない。希望がなければ作ればいい。なんてことを主人公の行動から思いました。
希望を求めるのは所長?仲間達?いや、それとも自分自身?
日々の積み重ね
主人公のアンディーは希望を持ち続けていたけど、大きな希望に一直線という過ごし方ではありませんでした。
日々の小さな希望を大切にし、仲間を大切にし、人としての在り方を大切にしていたと思います。そういう日々の積み重ねによって導かれる所があるように思いました。
すぐにゴールが見えるわけじゃなくても、希望を失わずに大切に毎日を生きていこうと思わせてくれました。
とても有名なのに初めて鑑賞しましたが、噂に違わぬ名作だと思います。
全414件中、21~40件目を表示