YAWARA!

劇場公開日:

解説

天才的な柔道の素質を持つ少女の青春を描く。浦沢直樹の同名漫画の映画化で、脚本は「クレージーボーイズ」の関本郁夫が執筆。監督は新人の吉田一夫、撮影は「19ナインティーン」の岸本正広がそれぞれ担当。主題歌は、浅香唯(「NEVERLAND~YAWARA!/メインテーマ~」)。

1989年製作/97分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1989年4月15日

ストーリー

高校3年の猪熊柔は祖父・滋悟郎のスパルタ教育で天才的な柔道少女に育てられていた。父親は10数年前に失踪、母親はその消息を聞く度に捜しに出かけるという生活を送っていた。柔自身は女の子らしく柔道よりもおしゃれに関心があり、普通の青春を楽しんでいた。しかし、ある日町中でひったくり犯を巴投げしたところ、その写真が新聞に載ってしまった。その写真をスクープしたカメラマンの松田が柔を追い始める。一日でスポーツ界のスターとなった柔は柔道部に入部するが、これは孫娘を4年後のバルセロナ五輪で優勝させ、国民栄誉賞を取らせるという滋悟郎の陰謀でもあった。さらに柔のライバルとして負けず嫌いのスポーツ好きのお嬢さま・本阿弥さやかが選ばれ、そのコーチには柔の憧れる風祭がついた。柔は公式戦デビューを完勝で飾り、弱少柔道部も柔のコーチで全国高校選手権の一回戦を勝ち抜いた。4月、柔は三葉女子大に入り、全日本女子柔道選手権へ出場。決勝でさやかを破り、全日本を制した。そしていよいよ柔はロス五輪の柔道選手ラシュワンを頼って、バルセロナへ留学。柔を慕う松田も来ていたが、柔が見たのは父親に似た男の姿だった。

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映画レビュー

2.0松田がカッコ良すぎる

2024年5月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

萌える

2度目の鑑賞
YouTubeにて
2024年4月30日(火)鑑賞
レンタルビデオ屋でVHSを借りて以来久々の鑑賞

監督は『細雪』『竹取物語』で助監督を務めた吉田一夫
脚本は『温泉スッポン芸者』『姉妹坂』『彼のオートバイ、彼女の島』の関本郁夫

YAWARAの実写版
浅香唯主演のアイドル映画
原作者が脚本にクレームをつけ要望を出したが受け入れられることはなかった
その結果興行的には大失敗だったそうだ
それもあってかVHS化はされているがDVD化はされていない模様

滋悟郎を演じた大ベテラン俳優小林桂樹の役作りに好感

『はいからさんが通る』で少尉を演じた阿部寛が『YAWARA』では松田を演じたが松田にしてはカッコ良すぎる
二枚目半くらいがちょうど良い
風祭とはっきりとキャラわけができていない

昔の竹内力はこんな感じでしたね
『101回目のプロポーズ』でもこんな感じ
今ではゴリラにしてはイケメンな部類になってしまったが

さやかは山下容莉枝でしたね
『高校教師』の先生役で有名な
お高く止まった感じがハマります

富士子役の人はこれっきりのようです
浅香唯の身長も手伝ってリアルな実写版

仲本工事と菅原文太にはセリフなし

長江は監督に気に入れられていたんだな
足が痛いと独特のリアクション

最後の方ではバルセロナロケ

ルッキズムの時代にそれを十分にわかっておきながら著名人の発言を叩いておきながらYAWARAの件で田村亮子氏にケチをつけないでほしい
当時マスコミとかが勝手に名付けただけで本人がが積極的に名乗ったわけではない
おまえらの発言は所詮偽善だぞとYouTubeのコメント民に言いたい

配役
幼い頃から祖父滋悟郎に柔道の英才教育を受けた高校生の猪熊柔に浅香唯
若い頃に全国大会5連覇を果たした柔道家の猪熊滋悟郎に小林桂樹
柔の父で柔が7歳の時に家出し行方不明の猪熊虎滋郎に菅原文太
日刊エヴリースポーツの記者で柔道選手猪熊柔を追いかける松田耕作に阿部寛
柔をライバル視し柔道を始めた本阿弥財閥の令嬢の本阿弥さやかに山下容莉枝
さやかの柔道のコーチの風祭進之介に竹内力
柔が山陽女子大学進学後に出会う長身の元バレエダンサーの伊東富士子に平山玲子
西海大学柔道部監督の祐天寺豪造に常田富士男
さやかの父の本阿弥錦之介に石坂浩二
松田とコンビを組む日刊エヴリースポーツのカメラマンの鴨田に仲本工事
柔道部キャプテンの花園に長江秀和
柔の高校時代の後輩で不良から柔道部に入部した須藤に新田純一
さやかの執事兼運転手の徳永に大林丈史
全国柔道大会審判に渡辺篤史
西海大学学理事長に北村和夫

本人役で柔道の山下泰裕と山口香とラシュワンが登場
本人役で飛び込みの馬渕よしのが登場
本人役でプロレスラーの前田日明と高田延彦が登場

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野川新栄