日本侠客伝 血斗神田祭り
劇場公開日:1966年2月3日
解説
「日本侠客伝 関東篇」の笠原和夫がオリジナルシナリオを執筆、コンビのマキノ雅弘が監督した“日本侠客伝”シリーズ第四作目。撮影は「大勝負」のわし尾元也。
1966年製作/95分/日本
配給:東映
劇場公開日:1966年2月3日
ストーリー
呉服問屋の老舗「沢せい」は時勢の波に押され、かつての面影を失い、七代目を継いだ伸夫は資金繰りを焦って賭博に手を出す始末で隠居清兵衛や恋女房花恵、を困惑させていた。新春吉例の出初式の日、神田十一番組の纒持新三は、鳶頭金六や小頭鍛冶政について「沢せい」に年始の挨拶にきて、幼友達伸夫が大貫一家の賭場にいってるのを聞いた。大貫は高利貸の汐見と組んで「沢せい」の土地家屋を狙っている悪辣なやくざだ。今までの借財を一気に返さんものと、大バクチを打った伸夫は、たちまち大貫らのイカサマにひっかかって無一文にされかかった。かけつけた新三はこのイカサマを見破り伸夫を救った。だが、その夜大貫は代貸のお化粧為に命じて伸夫を殺害、放火して、目撃者の無かったのをいいことに、大番頭伊助を脅迫して、この事件が保険金欲しさにやった伸夫の放火であり、自殺であることを証言させた。思いあまった新三は、大貫たちのイカサマ賭博を訴え、借財の無効を裁判で争うことを考え、弁護士を雇った。だが大貫は弁護士を脅迫して裁判から手を引かせようと計った。あまりにも悪辣な大貫のやり方に憤怒した元大阪淀半一家の長次は、追われの身を大貫に匿って貰っている義理をも捨てて新三に味方した。やがて「沢せい」の新築工事が始められた。だが大貫のあくどい妨害は続き、お化粧為からことの真偽を聞きだそうとした長次は大貫に射殺された。遂に新三の勘忍袋の緒はきれた。神田十一番組の組員証を人伝てに組長に返すと、新三は単身大貫一家と対決した。新三の身を気づかった同じ鳶職の鉄次や梅もやってきた。大乱闘の末勝負は終った。大貫を始めとする一家は全滅し、新三は警察に自首した。新三を見送る花恵の姿は寂しげであった。
スタッフ・キャスト
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新三高倉健
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鍛冶政大木実
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竹五郎藤山寛美
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松吉山本麟一
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銀次里見浩太朗
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金六河津清三郎
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お町東龍子
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伸夫小林勝彦
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花恵富司純子
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清兵衛高松錦之助
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扇吉山城新伍
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伊助近藤宏
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初江中原早苗
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おその野際陽子
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善兵衛潮健児
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河岸一内田朝雄
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本三阿部九洲男
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紺九浜田延一
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岸八団徳麿
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大貫猪三郎天津敏
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汐見遠藤辰雄
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赤ハナ大城泰
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植益汐路章
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千太相原昇
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万造鈴木金哉
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お多加丸平峰子
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お年牧淳子
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秀小田部通麿
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ラッコの鉄国一太郎
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軍艦寅江木健二
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土手平大前均
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お化粧為楠本健二
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三吉柳生博
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お節小島恵子
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喜作堀広太郎
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お咲大江光
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亀太郎佐々木松之丞
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店員大井田勝太
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三河屋野村鬼笑
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稲芳市川裕二
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両国屋藤川弘
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宮幸近松竜太郎
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「ゴールド」主人土橋男
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刑事A岩尾正隆
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刑事B高並功
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医者那須伸太朗
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増田原健策
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子分野口泉
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おぼろ安長門裕之
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長次鶴田浩二