日本侠客伝 血斗神田祭

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解説

「日本侠客伝 関東篇」の笠原和夫がオリジナルシナリオを執筆、コンビのマキノ雅弘が監督した“日本侠客伝”シリーズ第四作目。撮影は「大勝負」のわし尾元也。

1966年製作/95分/日本
配給:東映

ストーリー

呉服問屋の老舗「沢せい」は時勢の波に押され、かつての面影を失い、七代目を継いだ伸夫は資金繰りを焦って賭博に手を出す始末で隠居清兵衛や恋女房花恵、を困惑させていた。新春吉例の出初式の日、神田十一番組の纒持新三は、鳶頭金六や小頭鍛冶政について「沢せい」に年始の挨拶にきて、幼友達伸夫が大貫一家の賭場にいってるのを聞いた。大貫は高利貸の汐見と組んで「沢せい」の土地家屋を狙っている悪辣なやくざだ。今までの借財を一気に返さんものと、大バクチを打った伸夫は、たちまち大貫らのイカサマにひっかかって無一文にされかかった。かけつけた新三はこのイカサマを見破り伸夫を救った。だが、その夜大貫は代貸のお化粧為に命じて伸夫を殺害、放火して、目撃者の無かったのをいいことに、大番頭伊助を脅迫して、この事件が保険金欲しさにやった伸夫の放火であり、自殺であることを証言させた。思いあまった新三は、大貫たちのイカサマ賭博を訴え、借財の無効を裁判で争うことを考え、弁護士を雇った。だが大貫は弁護士を脅迫して裁判から手を引かせようと計った。あまりにも悪辣な大貫のやり方に憤怒した元大阪淀半一家の長次は、追われの身を大貫に匿って貰っている義理をも捨てて新三に味方した。やがて「沢せい」の新築工事が始められた。だが大貫のあくどい妨害は続き、お化粧為からことの真偽を聞きだそうとした長次は大貫に射殺された。遂に新三の勘忍袋の緒はきれた。神田十一番組の組員証を人伝てに組長に返すと、新三は単身大貫一家と対決した。新三の身を気づかった同じ鳶職の鉄次や梅もやってきた。大乱闘の末勝負は終った。大貫を始めとする一家は全滅し、新三は警察に自首した。新三を見送る花恵の姿は寂しげであった。

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