ブラッド・ダイヤモンド

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

内戦下のアフリカで発見された巨大なピンク・ダイヤモンドを巡って繰り広げられる争いをサスペンスフルに描く社会派ドラマ。それぞれ異なる目的のためにダイヤの行方を追う3人の男女の運命が交錯する。冷酷なダイヤ密売人にレオナルド・ディカプリオ、ダイヤ採掘場での労働を強いられた漁師にジャイモン・フンスー、真実を求める女性ジャーナリストにジェニファー・コネリーが扮する。監督は「ラストサムライ」のエドワード・ズウィック。

2006年製作/143分/アメリカ
原題または英題:Blood Diamond
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2007年4月7日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第79回 アカデミー賞(2007年)

ノミネート

主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ
助演男優賞 ジャイモン・フンスー
編集賞 スティーブン・ローゼンブラム
音響編集賞  
音響録音賞  

第64回 ゴールデングローブ賞(2007年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) レオナルド・ディカプリオ
詳細情報を表示

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3

写真:Everett Collection/アフロ

映画レビュー

5.0とにかく素晴らしい

2025年1月28日
PCから投稿

映画てただ生真面目に何かを訴えるだけじゃダメでいかに内容に没頭させるかが重要。その意味でストーリー、アクション、社会性、音楽、配役とこれ程バランスが取れ最後まで一気に見せる映画はない。ダイヤモンドを巡り入り乱れる人間の思惑をストーリーとして成立させた監督の力量は素晴らしい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
stg44

4.0ダイヤモンドは誰のもの

2025年1月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

今年最初の映画。
実話をもとにして作られている。

舞台は1999年の西アフリカのシエラレオネ。
内戦状態の紛争地域で産出されたピンクダイヤモンドが“紛争ダイヤ”、別名“ブラッド・ダイヤモンド”。
反政府勢力にとって貴重な資金源であると同時に、その採掘のため一般人を奴隷のように働かせたのが国際問題になった。
本作はそんなリアルな背景に基づき、ディカプリオ演じる白人男性の元傭兵のサバイバルをスリリングに描写。

拉致され麻薬漬けの少年兵士となった息子とその父親ソロモンの絆に感動。
父親も反政府勢力に連れ去られてダイヤモンドの採掘に携わっていた。
生命の危険をも顧みず息子を取り戻すために戦う父親の姿は尊かった。

深手を負って死が近づいている元傭兵アーチャーが最後に手に取ったのはまるで血を吸ったかのような赤い土。
この映画を象徴する場面だろう。

ダイヤモンドを消費する側には決して分からない。

2501

コメントする (0件)
共感した! 1件)
まーさん

4.0レオナルド・ディカプリオ in アフリカ

2024年12月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

今作公開の前年に『ディパーテッド』 (2006年公開)で難しい役を好演したレオナルド・ディカプリオが、引き続き感情を見せないキャラクターに挑戦した。アフリカでのロケでは、彼は既に有名で現地の人たちからタイタニックと呼ばれたらしい(パンフレットによる)。

西アフリカのシエラレオネでダイヤモンドが採れるのは良いのだが、そこで行われている強制労働が良くなかった。
今作は強制労働させられていたソロモン・バンディー(ジャイモン・フンスー)が、家族と離れ離れになり、連れ去られた息子のディア・バンディーを取り戻す親子の物語。
しかし、それだけにとどまらず、ダイヤモンド密売人のダニー・アーチャー( レオナルド・ディカプリオ)と息子を見つけ出したいソロモンとの友情物語の側面もある。さらに、ジャーナリストのマディー・ボウエン(ジェニファー・コネリー)とダイヤモンド事情に詳しいダニーとの心の距離の接近も見どころ。

木を植え替えたり建造物を建てたりしたセットは本格的で作り物感は一切ない。エキストラも大勢出演しているがリアル感しかない。
内線の激しい銃弾の中をレオナルド・ディカプリオが駆け抜ける。
結果的に一本の映画として上手くまとめている。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Don-chan

5.0Archer's Redemption

2024年6月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

泣ける

悲しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
Sk