バッテリー

劇場公開日:2007年3月10日

解説・あらすじ

累計380万部を突破した、あさのあつこのベストセラー小説を「陰陽師」シリーズの滝田洋二郎監督が映画化。ピッチャーとしての自分の才能に絶対的な自信を持つ原田巧は、中学入学を目前に控えた春休み、父の転勤で岡山県に引越してくる。彼はそこで同級生のキャッチャー永倉豪と出会い、バッテリーを組むことを熱望される。しかし、彼らが入った新田東中学の野球部は、厳しい監督の指導のもと徹底的に管理されていた……。

2007年製作/119分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2007年3月10日

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(C)2007「バッテリー」製作委員会

映画レビュー

4.0 ドラマ、映画のあるべき姿といえる良作であり、誰もが見やすい作品

2025年12月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

癒される

カワイイ

野球に興味ない人間でも楽しめた。
病人が出てくるが変に詳細を描かないので、設定の不自然さ等に邪魔されず、物語を純粋に楽しめるという意味でドラマ、映画のあるべき姿と言える。俳優陣も演技力がある俳優ばかりだが、いかにも演技力の高さを見せつけるような作品でもないのも好印象。
とはいえ、天海さんの演技力は派手ではないものの光っていた。天海さんといえば、カッコいい、快活な役どころが似合う女優でそのような役柄が多い印象だが、今作では静かながら事情があるとはいえ、息子達への接し方に差をつけてしまう清廉潔白ではない役どころ。心理面は多少年齢的な面も出ているのか?と自然と感じさせる中年女性を上手く演じている。方言もナチュラルに出てきたりとイメージを一新する作品といえる。菅原さんの雰囲気もいい。岸谷さん、濱田さんもさらっと上手い。岸谷さんに関してもインパクトのある演技の印象が強いが、今作では静かな演技で派手ではない上手さを感じた。主演の林くんは思春期で兄弟の事で思うところがある役が上手くハマっていた。山田くんがかなりいい味を出していたように思う。鎗田くんはとにかくかわいい弟役で今作の癒やし的存在となっていた。
表面的な見方だけでなく、言わない中にもそれぞれが思う気持ちの描写が邦画的で非常に良かった。家族関係も強烈に描写し家族問題として扱う作品が増えている中、それらとは違い、誰にでも起こりうる事でそれでもそれぞれ上手くやっていくところにリアリティがあった。そこが問題提起を使い個を強調しすぎる昨今の作品と違い、個より和を重んじる日本的な点も良かった。感情を強く揺さぶらせようとし過ぎるようなものでもなく、最後まで安心して観れた。

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モンブラン

4.0 まさかの号泣

2024年8月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

滝田洋二郎監督を軽んじていました。
申し訳ありません。
この作品傑作です。最高です。
野球が好きな方
親子キャッチボールした事ある方
必見です!!
親子、兄弟、友達を繋げる野球ってイイですねっ⤴︎
やっぱり文太さんカッコイイっす。

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映爺

4.0 見た。

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

2.5 小説向きな物語

2023年8月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

きっとこの物語は小説向きな気がする。映像化だと面白さはちょっと伝わりにくい。

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光陽