キャッチボール屋

劇場公開日:

解説

公園で“キャッチボール屋”をすることになった青年と、彼の元に集まった風変わりな大人たちとの交流を描くハートウォーミング・ドラマ。失業中の青年タカシは、公園で出会った見知らぬ男性から“キャッチボール屋”を任される。キャッチボールを通して人々の想いを受け止めていくうちに、タカシ自身も忘れかけていた大事なものを思い出していく。北野武作品などで助監督を務めてきた大崎章の監督デビュー作。主演は若手個性派俳優の大森南朋。

2005年製作/105分/日本
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2006年10月21日

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映画レビュー

3.010分100円のキャッチボール屋。まともに働いても最低賃金法に抵触してしまう・・・?

2018年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 リストラされ故郷の仲間と飲んでいたのも束の間、次の朝は何故か東京の公園で目を覚ましたタカオ(大森南朋)。どこにでもある風景だったが、そこでは変わった商売をしている者がいた。最近、役者として出演することが多くなった庵野英明がその先代キャッチボール屋だ。何の目的でやってきたのかも思い出せない大森南朋は庵野に店番(?)を頼まれるが、そのまま7代目キャッチボール屋をまかされることになった・・・

 寝泊りするアパートまで提供され、失業中だからこそできる「まぁやってみるか」的な安易な気持ちで引き受けてしまったキャッチボール屋。万年補欠だったが高校時代は野球部員だったので気にもならなかったのかもしれない。やってみると、ちょっと変わった人たちばかりと知り合いになり、人生の岐路に立たされ悩むこともばかばかしく思えるほど。いつもランチの食べ残しをくれる謎のOLキタキマユもその一人だけど、特別な関係になるわけでもなく、ほんわかした気分にさせてくれる。

 メインとなるのは、毎日キャッチボールの相手をする寺島進。そして、甲子園で5連続敬遠されバッティングフォームを崩して社会人野球でも開花しなかった松重豊。実際に甲子園で5連続敬遠されたのは松井秀喜(ちなみに、1992年星稜対明徳義塾のその試合は甲子園で観戦しました)。当時のマスコミをはじめ高校野球ファン全てが騒いでいた出来事でしたが、「勝負したかった」とコメントを残した河野投手も可哀想でした。石川県内では未だに明徳義塾の人が多いのも事実・・・鑑賞中も思い出さずにはいられませんでした。

 この映画で最も良かったと思えるエピソードは、“10時半に山口百恵の「夢先案内人」をかけること”です。コインランドリーで出会う謎のアジア女性(キム・ホジョン)とともに、いい話だな~と感じました。しかし、温かさは伝わってくるものの、映画全体としては雑然とした雰囲気がちょっと残念。峰岸徹のエピソードもかなり浮いていた。キャッチボールをするというテーマはとても素敵なので、一方通行的な印象を持たれないような工夫があればよかったのかもしれない。監督の今後に期待。

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kossy

2.5意味深

2017年5月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

明るい穏やかな雰囲気。
登場人物の言動がいちいち意味深すぎて、結局どういうオチなのかいまいち分からなかった。
何回か観れば分かると思うけど、それはちょっとだるい。

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棒人間

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