やわらかい生活
劇場公開日:2006年6月10日
解説・あらすじ
「ヴァイブレータ」で04年の映画賞を総なめにした廣木隆一監督&荒井晴彦(脚本)&寺島しのぶ(主演)のトリオが再び作り上げた女性のドラマ。東京・蒲田を舞台に、阪神大震災で両親を亡くしたショックで、大企業を退職した35歳、独身のヒロインの日常をユーモラスかつリアルに描く。原作は昨年芥川賞を受賞した絲山秋子のデビュー作「イッツ・オンリー・トーク」。
2005年製作/126分/日本
配給:松竹
劇場公開日:2006年6月10日
劇場公開日:2006年6月10日
「ヴァイブレータ」で04年の映画賞を総なめにした廣木隆一監督&荒井晴彦(脚本)&寺島しのぶ(主演)のトリオが再び作り上げた女性のドラマ。東京・蒲田を舞台に、阪神大震災で両親を亡くしたショックで、大企業を退職した35歳、独身のヒロインの日常をユーモラスかつリアルに描く。原作は昨年芥川賞を受賞した絲山秋子のデビュー作「イッツ・オンリー・トーク」。
2005年製作/126分/日本
配給:松竹
劇場公開日:2006年6月10日
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2015年1月23日 「イッツ・オンリー・トーク」(原作:絲山秋子)を実写映画化したのは、『ヴァイブレータ』(2005年公開)の監督(廣木隆一)と脚本(荒井晴彦)。
『ヴァイブレータ』の続編ではないしロードムービーでもないが、“寺島しのぶさんの演技とロケ地を観る映画”という共通点を感じる。
今作は、主人公である橘優子(寺島しのぶ)をじっくりゆっくりワンカットで見せ、まるでリアルのように描いている。
しかし、もし孤独な橘優子の妄想だった(実は現実ではなかった)としたら、リアル路線ではなく『ちびまる子ちゃん』のようにファンタジックな描写を混ぜながら見せてくれたほうが退屈しなかったかもしない。
映画「やわらかい生活」(廣木隆一監督)から。
私の大好きな女優・寺島しのぶさん演じる「優子」が、
これまたお気に入りの俳優・豊川悦司さん演じる「祥一」に、
ぼそっと「おやすみ」って声を掛けたら、
「俺、誰かにおやすみって言われたの 久しぶりばい」と呟く。
この台詞も、気に入っていたのですが、映画を観なくても
インターネットでわかるから・・とわざと外してみた。(笑)
さて選んだ台詞は、EDの同級生、本間都議会議員とのベッドシーン。
(もちろんEDだから、そういうシーンはないのであるが・・)
「おやすみ」より言われることが少ないフレーズだけど、
男としては「ねぇ、腕まくらして」の方が、ドキドキするからねぇ。
それにしても、なぜか、ホッとする映画だった。
映画館を出て「それとな〜く幸せ」気分になって帰路についた。