海の上のピアニスト

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劇場公開日:

海の上のピアニスト

解説

「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督と映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネがタッグを組み、船上で生まれ育ち一度も船を降りることがなかったピアニストの生涯を描いたドラマ。1900年。豪華客船ヴァージニアン号の機関士ダニーは、ダンスホールのピアノの上に置き去りにされた赤ん坊を見つけ、その子に「ナインティーン・ハンドレッド」と名付けて育て始める。船という揺りかごですくすくと成長したナインティーン・ハンドレッド。ある晩、乗客たちは世にも美しいピアノの旋律を耳にする。ダンスホールのピアノに座って弾いていたのは、ナインティーン・ハンドレッドだった。日本では1999年に劇場初公開。約20年を経た2020年、トルナトーレ監督の監修による4Kデジタル修復版(121分)が公開。同時に、99年公開時には実現しなかった、170分の「イタリア完全版」も初公開される。

1999年製作/121分/G/イタリア・アメリカ合作
原題または英題:The Legend of 1900
配給:シンカ
劇場公開日:2020年8月21日

その他の公開日:1999年12月18日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

3.0ラストにはどうしても納得できない

2024年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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うそつきかもめ

4.0これも一つの生き様で、彼我に差等はないはず。

2024年4月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

88枚の鍵盤に限られるピアノの世界とは違って、その枚数には限りのないこの世の中を生きるには、相応の困難を覚悟はしなければならなかった―。結局は、そういうことでしょうか。 本作のナインティーン・ハンドレットにとっては。 その生き様の是非を巡っては多様な意見がありそうですけれども。 しかし、困難には果敢にチャレンジするのが一つの生き方とするのであれば、それと等価の視点を持って、彼のような生き方も「あり」として、是認されて良いのてはないでしょうか。 ともすれば「頑張れ」「前向きに」「まずは最初の一歩を踏み出せ」と激励され、その激励が却(かえ)って重荷となって、心が折れそうにすらなってしまうことも、この世の中では、あるのではないでしょうか。 本作のナインティーン・ハンドレットのような生き様が共感を呼ぶのも、そういう現実社会へのアンチ・テーゼが含まれている故のことと断言したら、それは評論子の独断というものでしょうか。 ナインティーン・ハンドレットだって、豪華客船の中では乗客(富裕層)の名誉心や欲望といった醜い現実と向き合い、本船が病院船に転用されてからは、死に向かう傷病兵という戦争の苛烈な現実と向かい合っていたわけですから、彼が船を降りなかったことをさして、いわゆる「後ろ向きである」とか、「現実逃避である」との批判は、当たらないのではないかと、評論子は思います。 彼の生き様と、他の生き様との間に、差異を見出すべきではないとも思います。評論子は。 本作は、午前十時の映画祭13の一本として鑑賞したものでした。 観終わって…。 そのシリーズの一本に恥じない、深い共感が残る秀作であったと思います。 評論子は。

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talkie

3.5結末がわかった

2024年4月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

最初の公開時に観ていたし、嵐の波の上でピアノがグルグル移動するシーンは覚えていたのだが、どうにも結末が思い出せない。ああ、こうだったんだと納得。もちろん、映画は映像の質も含めて良かった。

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hanataro2

5.0なぜか幸せな気持ちに

2024年3月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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りか

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