海の上のピアニスト イタリア完全版

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海の上のピアニスト イタリア完全版
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解説

「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が、船上で生まれ育ち一度も船を降りなかったピアニストの生涯を描いた「海の上のピアニスト」の完全版。大西洋をめぐる豪華客船の中で生後間もない赤ん坊が見つかり、生まれた年の1900年にちなんで「ナインティーン・ハンドレッド」と名付けられる。船内で育った彼は、やがて船内のダンスホールでピアノを演奏するようになり、即興で曲を次々と作り出していく。そんなある日、ナインティーン・ハンドレッドは船内で出会った美しい少女に心を奪われるが……。日本でも99年に劇場公開されたインターナショナル版ではカットされた40分近い未公開シーンなどが含まれるほか、タイトルやクレジットロールもイタリア語で演出されている。日本の劇場公開から約20年を経た2020年、インターナショナル版の4Kデジタル修復版の公開にあわせ、イタリア完全版も日本で初公開される。

1998年製作/170分/G/イタリア・アメリカ合作
原題:The Legend of 1900
配給:シンカ

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映画レビュー

4.5名作曲家への敬愛が重ねられた、表現者として生きることの尊さと業を描く珠玉作

2020年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

興奮

幸せ

170分中の45分、実に25%カットの国際版をそうとも知らず観たのは遠い昔。筋の細部も忘れてのイタリア完全版鑑賞となったが、何より1900とジャズ創始者とのピアノ対決の尋常ならざる見応えに心酔した。均衡を欠くほどの長尺をこのシークエンスに割いたのは、物語の山場の一つだからだけでなく、トルナトーレ監督が「ニュー・シネマ・パラダイス」以来組み、本作にも珠玉の音楽を提供したエンニオ・モリコーネへの敬愛を重ねたからだろう。

キリスト生誕を基準とする西暦の節目の年に生まれ、幼少時に一夜にしてピアノを習得、荒波に揺れる船内でピアノと踊る演奏、熱演後のピアノ弦で煙草の火をつけるなど、奇蹟の数々は1900の聖性を象徴する(俗世に降り立たず恋を追わないのも必然だ)。監督はさらに、人の思いや感情を作品に込める表現者の尊さと、求道者ゆえの業をも描き切った。モリコーネが没した夏に日本公開されるのも奇縁だろうか。

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高森 郁哉

4.0海のゆりかごに揺られるように、ゆったりと味わい深い語り口が胸に迫る

2020年8月25日
PCから投稿

かつて主人公の名前「1900」にふさわしく、その年代の終わりの1999年に日本公開を迎えた本作。あれから20年以上も経ったなんて信じられないが、今回、4Kデジタル版とともに満を持して公開されるのは170分に及ぶイタリア完全版だ。なるほど、125分版ではやや駆け足に思えた語り口が、完全版では海のゆりかごに揺られるがごとく、ゆったり味わい深く展開していく。特に演奏シーンはたっぷりと拡充され、本作が音楽劇であったことをより印象付ける形となった。そんな贅沢な仕上がりに身を委ねながら、今回改めて、ティム・ロス演じる主人公のことが、心と体を持って生まれた「1900年代の精霊」のようにも思えた。そう考えると、誰に習わずとも天才的なピアノの才能を有していたこと、ずっとあの船の中に住み続けていたこと、彼を思うとき誰もがノスタルジックな想いを胸に去来させることもなんだか納得いくように思えるのは私だけだろうか。

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牛津厚信

4.0エンニオ・モリコーネの名曲を劇場で優雅に味わい、心から追悼したい名作。この企画も「運命」?

2020年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

ジュゼッペ・トルナトーレ監督と作曲家エンニオ・モリコーネのコンビが生み出した有名な作品として1989年にアカデミー外国語映画賞を受賞した「ニュー・シネマ・パラダイス」があります。
きっとあのテーマ曲を一度も聞いたことのない人はいないでしょう。
そんな数々の名曲を生み出した作曲家エンニオ・モリコーネが先月の2020年7月6日に91歳でこの世を去りました。
このコンビが生み出した名作は「ニュー・シネマ・パラダイス」以外にもあって、まさに本作「海の上のピアニスト」もその一本なのです。
日本では1999年に劇場公開されていますが、当時は40分近くカットされたインターナショナル版での公開でした。そんな名作が20年といった期間の技術革新を経て「4Kデジタル修復版」として蘇りました。しかも9月には「イタリア完全版」(HDリマスター版)も劇場で見られるのです!

本作の主人公の“1900”は、類まれなる洞察力を持つなど、作品では「運命」という概念を通常とは違う解釈にしています。その視点に立つと、この日本公開は、作曲家エンニオ・モリコーネの追悼にも相応しく、まさに「運命」を感じる作品です。
一足早く「イタリア完全版」を見ましたが、上映時間は170分と長めですが、「当初のインターナショナル版ではどこを切ったのだろう?」と思えるほど、自然に優雅な時間を味わえました。
通常のメリハリのある作品とは違って大人な作品ですが、「対決」や「少女との出会い」など、見応えのあるシーンも意外とあります。
何より「洞察力という能力が大き過ぎると、人はどうなるのか」という、かなり深い考察をしている点も本作の見どころです。
万人向きの作品とも思いませんが、劇場の音響でゴールデングローブ賞の最優秀作曲賞を受賞した本作の美しい音楽に浸りながら、数々の名曲を生み出した作曲家エンニオ・モリコーネに想いを馳せてほしい作品です。

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細野真宏

4.5全シーン美しい。

YKさん
2020年9月20日
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YK
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