ハチミツとクローバー

劇場公開日:

解説

羽海野チカ原作の大ヒットコミックを、櫻井翔、蒼井優、伊勢谷友介ほか豪華キャストで映画化。美大を舞台に、若者たちが繰り広げる“全員片思い”の恋愛模様を描く。浜美大に通う竹本は、いつもクールな真山や変わり者の森田らと共に楽しい学校生活を送っていた。ある日竹本は、華奢な体で一心不乱に絵を描く天才少女はぐみにひと目惚れしてしまう。監督は、「ライフ・カード」のCMなどを手掛けた人気CMディレクターの高田雅博。

2006年製作/103分/日本
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2006年7月22日

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(C)2006「ハチミツとクローバー」フィルムパートナーズ

映画レビュー

5.0魔法のコトバ

2025年1月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

スピッツのこの「魔法のコトバ」が僕は大好きで、
エンディング曲として使われているらしいと聞いたので本編を鑑賞。

美大生たちの物語だ。
若いって素晴らしいじゃないか。
模索する青春の時を
彼らもその指先と絵筆で、そして粘土や絵の具で探っている。

抽象を具象に変える場所だから、彼らの心もこうして見えるカタチに現れてくるのだろう。

だから映画の冒頭にこんなにステキなフレーズが現れる
「草原を作るには
蜂蜜とクローバーが必要だ」
―――――エミリー・ディキンソン

とにかくスピッツ推しで観たものだから、そこから遡って美大生たちのすべてがキラキラしてて、僕の目には眩しく写ったな。

2006年!
出演俳優たちの若さもとてもいいのだ。すんごく良い“素材”とか“原石”とかが、この映画のために集合していたことがわかる。
アクターやシンガーたちの事も「ARTIST」とくくって称ぶのは、これは正解なのかもしれないね。

うちの娘も、美大生だったが、悔やまれることに彼女の在籍は「コロナ禍」とばっちりバッティングしちゃって・・
学生同士の切磋琢磨 (飲み会とか、共同製作とか、みんなで遊ぶこととか、ケンカとか、旅とか) が味わえなかったのがホント残念。
「人間=素材たち」から芸術作品が生まれ出るのだって体験を、うまく味わえなかったはずだ。

ぶつかって、傷付いて、好きになって、ぶっ壊れて、
そこから何かが生まれ出すはずだもん。

・・・・・・・・・・・・・

【魔法のコトバ】

草野マサムネの詞。
2番の最初の2行が好きだ。
ガールフレンドにこのYoutubeを送った僕も、もしかしたらまだ青春してるんだと思うよ。

【1】
あふれそうな気持ち 無理やりかくして
今日もまた 遠くばっかり見ていた
君と語り合った 下らないアレコレ
抱きしめて どうにか生きてるけど

魔法のコトバ 二人だけにはわかる
夢見るとか そんな暇もない この頃
思い出して おかしくてうれしくて
また会えるよ 約束しなくても

【2】
倒れるように寝て 泣きながら目覚めて
人混みの中でボソボソ歌う
君は何してる? 笑顔が見たいぞ
振りかぶって わがまま空に投げた

魔法のコトバ 口にすれば短く
だけど効果は 凄いものがあるってことで
誰も知らない バレても色あせない
その後のストーリー 分け合える日まで

(Cメロ)
花は美しく トゲも美しく
根っこも美しいはずさ

(リフレイン)
魔法のコトバ 二人だけにはわかる
夢見るとか そんな暇もない この頃
思い出して おかしくてうれしくて
また会えるよ 約束しなくても
会えるよ 会えるよ

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きりん

1.0ただ早く「終わってくれ!!」

2023年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

映画館で見ている最中「早く終わってくれ!早く終わってくれ!!」と、何度も
思いました。
人生の中で、この作品ほど何回も時計を見た映画は、ありません!
とにかく「早く時間が流れて、上映時間よ終了してくれ!」と…
昭和から続く「恋愛ごっこ」の作品と、何も変わりません。
その上、登場人物の性格が痛過ぎます!
一例を挙げると、ある少年が女子の友達から、何回も「好き」と言ってもらえます。
その少女は、大変美しいです。
ならば男は、その彼女と付きあってあげればいいのに、意味不明で断り続けます。
更に、その男は、ある大人の女性会社員にストーカー行為を続けます。
その大人の女性、幸が薄くて美人って程の女ではないです。
何故、美しい少女の思いを拒んで、中途半端な顔をした成人女性に
ストーカー行為を続けるのでしょうか?…意味わかりません。
その他の「痛い恋愛ごっこ」も、あった様ですが、ほとんど覚えていません。
ただただ「早く終わってくれ!!」の映画でした。

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777

5.0ハチミツとクローバー

2022年11月13日
Androidアプリから投稿

十六年前か。

ぼくたちの街には人がいる山がある海がある風がある花がある月がある坂道がある。

笑顔も悲しみも喜びも寂しさもちゃんとある。

今もこれからも。

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iamm