あるいは裏切りという名の犬

劇場公開日:2006年12月16日

解説・あらすじ

ダニエル・オートゥイユとジェラール・ドパルデューというフランスを代表する名優を主演に、正義を貫く刑事と野心家の刑事2人による宿命の闘いを描くフランス製本格派フィルム・ノワール。パリ警視庁に勤務する警視、レオとクランはともに次期長官候補。かつては親友だったが、ひとりの女を取り合ったことから仲違いし、今はお互いに敵視している。そんな中、レオが長官に任命されるが……。ロバート・デ・ニーロ製作によるハリウッドリメイクも決定している。

2004年製作/110分/フランス
原題または英題:36 Quai des Orfevres
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2006年12月16日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5 韓国映画のような…

2026年6月15日
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KEI

3.5 【”大切な妻と部下たちへの鎮魂歌。”今作は破天荒だが漢気の強い刑事と、出世欲の強い周囲から慕われない刑事との確執を軸にした、激渋フランス警察組織ノワールである。】

2026年5月4日
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鑑賞方法:VOD

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■BRI(捜査介入部:フランス特殊部隊)のレオ・ヴリンクス警視(ダニエル・オートゥイユ)と、BRB(強盗鎮圧班)のドニ・クラン警視(ジェラール・ドパルデュー)は、組織間の確執と、”過去の出来事”による確執があった。
 マンシーニ長官は、レオ・ヴリンクス警視を自分の後釜に考えていたが、その昔気質な荒っぽい捜査方法にも苦言を呈していた。
 そんな中、凶悪現金強奪事件が7回も発生し、レオとドニは争うように犯人逮捕に向かうのであった。

◆感想<Caution!内容にやや触れているかな?>

・冒頭にBRIとBRBという言葉が字幕で出てくる。レオとドニを見ていれば役割分担は何となく分かるが、一応Copilotに確認する。(それを上記の括弧内に記載。)

・レオは情報屋のシリアンから強盗団の情報を得ようと、仮出所していた彼の願いを聞き、シリアンをチクったデルビブをレオを車の中に待たせて射殺する。

・一方、ドニはレオが長官の座に近いことを知り、功を焦り強盗団に単独で近付き、逆にレオの部下の女刑事エヴを人質に取られ、定年間近のエディが射殺されてしまう。
ー 彼を悼む警察の葬儀でティティたちBRIはドニが居た事で全員背を向けて整列するシーンは、良きである。-

・だが、ドニは内務調査官の自らへの捜査を知り、逆にレオとシリアンの関係をチクり、レオを逮捕させるのである。
ー この一連の流れを見ていると、レオがティティたち部下たちから慕われ、ドニが独りボッチの出世欲だけで生きている男という構図が見えて来る。ドニがレオを何かと敵視する理由は再後半に判明する。-

・そして、明らかに人事ミスだと思うのだがドニが長官になり、その席でティティは彼に小便を引っ掛け、エヴも彼を侮蔑する発言をし、田舎の警察に飛ばされるのである。
 レオが獄に居る間に、シリアンはレオの妻カミーユに”レオが逮捕された理由を話す。”と言い彼女を連れ出すのだが、マタマタ、ドニの指示によるお粗末なシリアン追跡により、二人が乗った車は道から飛び出し、”二人は亡くなる”のである。
 それを知ったレオは獄で独り涙を流すのである。

・レオが収監されて7年が経ち、彼は漸く獄から出所するのである。そして、且つて助けた元娼婦マヌーの下に身を寄せながら、彼女から銃を借り、ドニの指示で彼を張っていた警官二人の車を奪い、ドニの下に行き銃口を向けるも撃たずにその場を去るのである。格好良いなあ!
 一方、ドニは歩き去るレオに向けて”お前が居なければ上手くいったんだ!”と叫ぶのである。
ー このシーンから、ドニとレオが且つてレオの妻カミーユを取り合った事が分かるのだが、ドニの行いや器の小ささを見れば、カミーユがレオを選んだのは当たり前であろう。-
 そして、ドニはティティを襲ったギャングたちにこめかみを撃ち抜かれ(ティティはドニが隠れたギャング壊滅を狙った男と吹き込んでいた。)、哀れ路上に斃れるのである。

■ラスト。レオは空港の売店で、ドニが射殺された事を掲載した新聞をチラッと目にしつつ、美しく成長した愛娘ローラと、何処かに旅立つのであった。

<今作は破天荒だが漢気の強い刑事と、出世欲の強い周囲から慕われない刑事との確執を軸にした、激渋フランス警察組織ノワールなのである。
 脳内、フル回転で観るとナカナカな作品でもある。>

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NOBU

4.0 FacebookNotes より移動

2025年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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miharyi

3.5 これ・・・実話をもとにしているんですね。

2023年11月8日
PCから投稿

主人公警部とそのライバルが繰り広げる出世争いの策謀を描く物語。

実話を基にしたフランス産ノワール作品。どこ迄実話なんでしょうね?
ライバル役を演じたジェラール・ドパルデューが良い味を出していますね。出世のライバル・・・だけではなく、愛する女性を奪われた嫉妬。その二つをしっかりと描いているので、彼の主人公に対する敵愾心と仕打ちに説得力を感じてしまいます。

ラストはカタルシスを感じることが出来ましたが、それでも全体的に救いがなく陰鬱。完成度の高い佳作だとは思いましたが、私好みの作品ではありませんでした。

私的評価は普通にしました。

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よし

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