鵞鳥湖の夜

劇場公開日

  • 予告編を見る
鵞鳥湖の夜
16%
49%
29%
6%
0%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

「薄氷の殺人」で第64回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した中国の気鋭ディアオ・イーナン監督が、中国社会の底辺で生きる人間たちの現実を鮮烈な映像で描いたノワールサスペンス。2012年、中国南部。再開発から取り残された鵞鳥湖(がちょうこ)周辺の地区で、ギャングたちの縄張り争いが激化していた。刑務所を出て古巣のバイク窃盗団に戻った男チョウは、対立組織との争いに巻き込まれ、逃走中に誤って警官を射殺してしまう。全国に指名手配された彼は、自身にかけられた報奨金30万元を妻子に残すべく画策。そんな彼の前に、見知らぬ女アイアイが妻の代理としてやって来る。鵞鳥湖の水辺で娼婦として生きる彼女と行動をともにするチョウだったが、警察や報奨金強奪を狙う窃盗団に追われ、後戻りのできない袋小路へと追い詰められていく。「1911」のフー・ゴーが主演を務め、「薄氷の殺人」のグイ・ルンメイ、リャオ・ファンが共演。2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。

2019年製作/111分/PG12/中国・フランス合作
原題:南方車站的聚会 The Wild Goose Lake
配給:ブロードメディア・スタジオ

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第72回 カンヌ国際映画祭(2019年)

出品

コンペティション部門
出品作品 ディアオ・イーナン
詳細情報を表示

U-NEXTで関連作を観る

映画見放題作品数 NO.1(※)! まずは31日無料トライアル

GEM Partners調べ/2021年6月|Powered by U-NEXT

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

OSOREZONE|オソレゾーン

世界中のホラー映画・ドラマが見放題!
お試し2週間無料 マニアックな作品をゾクゾク追加!(R18+)

  • ゾンビーバー
  • ピラニア
  • ピラニア リターンズ
  • HUNT 餌 ハント・エサ
  • バッド・マイロ!
  • プライマル・レイジ
  • ビッグ・バグズ・パニック
  • マングラー
  • ジーパーズ・クリーパーズ
  • リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ
OSOREZONE

Powered by 映画.com

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15

(C)2019 HE LI CHEN GUANG INTERNATIONAL CULTURE MEDIA CO.,LTD.,GREEN RAY FILMS(SHANGHAI)CO.,LTD.,

映画レビュー

4.0グイ・ルンメイ、アジア映画界きっての演技派美人女優

2020年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

興奮

萌える

ディアオ・イーナン監督の前作「薄氷の殺人」でこの長いキャリアの女優を恥ずかしながら初めて知り衝撃を受け、過去の出演作をハシゴしてますます魅了された評者だが、本作でもそのクールな美貌、儚げだがしたたかさも漂わせる存在感を堪能できた。トレードマークの短髪に、少年のように細く小柄な身体は、アジアンノワールのファムファタールにうってつけだ。主演のフー・ゴー(岩井俊二監督の「チィファの手紙」にも短く出演)は大柄な体躯を駆使して活劇を牽引するが、ルンメイが演じる娼婦もW主演と言って差し支えないほど重要で、彼女を軸に話を追うとミステリ要素を一層楽しめる。

「薄氷の殺人」が過去の事件の謎を刑事が追う比較的ストイックな作風だったのと対照的に、本作は(回想場面もあるとはいえ)出来事が現在進行形でダイナミックに展開。仏映画発のスタイリッシュな暗黒映画を継承しつつ、中華らしいケレンを添えて新味を出している。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 5 件)
高森 郁哉

4.0夜の静寂の中に、鮮烈かつ魅惑的な野性味がほとばしるノワール作品

2020年9月22日
PCから投稿

夜の静寂の中、鮮烈な野性味がほとばしるノワール作品だ。舞台は都市開発から取り残された鵞鳥湖のほとり。片や警察に追われる男がいて、片や「あなたの奥さんの代理で来た」と主張する女がいる。建物の陰で初対面を交わした二人は、これまでの経緯を回想しつつ、この先どうすべきかの決断を迫られる・・・。ストーリーだけみると単純な逃走劇かもしれない。だが、主人公をあえて一人に限定せず、男女それぞれが目線を絡ませあうことで語り口の面白さが増す。

寡黙で胸の内側をほとんど表に出さない彼らには、何を考えているのか分からぬミステリアスな雰囲気が漂い、だからこそ身体を駆使して感情が一気に噴き出す際の凄みは計り知れない。寂れた街並みを照らすネオンや蛍光色も忘れがたい要素。イーナン監督流の魅惑の映像美にすっかり陶酔しきりの我々観客の姿は、怪しい明かりを求めて水辺に群がる登場人物たちの生態とさほど変わらないのかもしれない。

コメントする
共感した! (共感した人 3 件)
牛津厚信

4.0懸賞金が掛かった逃亡犯と鵞鳥湖に住む水辺の娼婦

mittyさん
2021年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 2 件)
mitty

2.5「どう?ダークでしょ?」って一人相撲する男たちの滑稽

きりんさん
2021年7月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

命と引き替えに遺してやる30万元が、女たちにとってはただのラッキーな臨時収入だったという闇。

【前半=男編】
何でしょうね、この映画。
高尚な芸術作品なのか、B級ヤクザ映画なのか、僕は判断に苦しんだんですけれど。
は?パルムドール?

街を支配するチンピラ一派ならさぁ、ジンギスカンダンス踊ってんの、あれみんな警察官だって見破ってほしいですよ(笑)
ギャグかと思うようなこの導入で、お粗末なことこの上もないバイクの窃盗団です。そこに舞い戻って籍を置いているようなチョウ氏に(=イケメンではあるけれど)そもそも魅力が感じられる訳がないんですけど。

街がセット。セットが街。
住民がエキストラ。エキストラが住民。
そこだけはリアルなロケ画面で感心はしました。
すりガラスやテントの幕布にうつる追手の影絵の手法もなかなか。

けれど、
結局この映画は、出所した半グレの男に心寄せる二人の女の物語なのだが、先ず「何ゆえチョウ氏が刑務所でお務めすることになったのか」・・、そこの説明が無い。これは作品の致命的な欠陥ではないでしょうか。

(チョウの出所を、昔の悪い仲間たちも、妻たちも、誰も待っていない。
⇔山田洋次の「幸福の黄色いハンカチ」ならば、男の収監の理由は明かされなくとも待ち続ける家族の爆愛の描写が映画の核となって逸話の感動を最高潮に盛り上げるものを)。

まさか刑期を終えてすぐに再犯しちゃうとかの、よくある残念なパターンかな?
「訳あって牢獄を選んだが、苦労かけた妻に少しでも多額の報奨金を遺すために敢えて警官殺しを積み重ねた」というなら、これは男の末期にもいくらか同情したくなったかも知れないが、「間違って警官を撃ってしまったよォ」と何度も繰り返すチョウ氏って意味不明です。
魅力皆無です。

警官もチンピラ窃盗団もなんだかみんな同じ顔で、観るこちらを混乱させてくれるだけ。
総合評価としては「低」。ストーリーがカオスなのではなく、演出の出鱈目さがカオスなのだ。貧民窟という独特な舞台を選択しながら、正義も悪もまるで描き切れていない、そういう出来損ないでしたね。
⇒映画の出来の悪さを、貧民たちの混沌を言い訳にしちゃダメだと思う。

警官たちの記念撮影とか、最後の捜査官の“舐めるような視線”は、女たちの肉体と、持ち金への欲望感有り有りで、少し面白かったが。

【後半=女編】
夜と雨の場面が多かったけれど、リゾート地「鵞鳥湖」だけが明るい昼間のロケに使われている。
でも、幸薄い女たちには昼も夜もないんですね。覚せい剤が出てこないのは中国公司の指導かもしれません。

エンディングは、それまでの熾烈な抗争や官権の追及、そして旦那の悲しい死などどうでも良かったかのように
札束をしかと抱いて、ガッツリと腕を組み、ずんずんと歩きながら、ふと顔を見合わせて、こらえ切れずにニヤリと笑う女二人のシーンで終わる。

この後半・女編としては
「自分にかかった報奨金を命の代償として妻に残したい」と願った男の「お涙頂戴の愛」など、哀れ どこへやらだ。
あの女たちの薄ら笑いだけが闇に残ります。

結局、女たちにとっては、バイクなんぞに夢中になっている情夫たちの“幼稚で単純な闘い”など、どうでも良かったのですよ。男が死んでも顔色ひとつ変えない女こそ恐ろしい。
男どもは誰ひとり浮かばれず、女たちは笑う。保険金だけが欲しい。
そこが、そこの所だけが、この映画のゾッとするダークな結論だったのではないだろうか。

男の精気を吸い取る、まさしく「白鳥の湖」ならぬ、底無し沼、「鵞鳥の湖」の怪でありました。

女優の多岐川裕美が、離婚して戻ってきた娘華子に言い聞かせたあの言葉
「この世で唯一裏切らないのは女友だちとお金だけよ」
―を、思い出して薄ら寒くなった。

肉うどんにも、ゲップです。

・・・・・・・・・・・・

グイ・ルンメイ
「藍色夏恋」で爽やかさ満点の初恋を見せてくれたグイ・ルンメイちゃん。
あのキュートで清純な高校生が、まさかの水浴女になっているとは、きりん、大ショックでした(笑)

コメントする (コメント数 2 件)
共感した! (共感した人 3 件)
きりん
すべての映画レビューを見る(全66件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る