ジョン・フランケンハイマー監督が描いた米ソ冷戦時代のポリティカル映画🎥
脚本が、あのロッド・サーリングなので期待し過ぎたか、自分には「もうちょっと登場人物を減らして、スッキリしたかたちにして欲しかった」という映画に見えた😅
登場人物が多すぎて、著名スター(バート・ランカスター、カーク・ダグラス、フレドリック・マーチなど)の立ち位置は分かるのだが、途中から「この端役はどっちだっけ?」状態になってしまった(^^;
大勢に影響はないレベルかも知れないがスッキリ感よりもモヤモヤ感が残る感じだった。
およその物語は、アメリカ大統領(フレドリック・マーチ)がソ連と締結した核軍縮条約に対して、長年ソ連を敵視してきた人たちには「このままではソ連に滅ぼされる」という懸念が起こり、将軍のバート・ランカスターは軍部を率いて密かにクーデター計画を進める。こうした動きを察知した大佐カーク・ダグラスはクーデター計画を大統領に伝えたことから、双方が秘密裏に相手の動きを探る物語となっていく。
本作は、大半が男だらけの出演者だが、紅一点として登場したエヴァ・ガードナーもオバサンに見えてしまって昔の色っぽさは消えた感じ。
それなりに楽しめた映画ではあるが、細部までキッチリ把握するにはリピート鑑賞が必要な気がした。