ラブ・イン・ザ・ビッグシティ

劇場公開日:

解説・あらすじ

映画「破墓 パミョ」やドラマ「トッケビ 君がくれた愛しい日々」で人気のキム・ゴウンと、ドラマ「Pachinko パチンコ」で注目された新鋭俳優ノ・サンヒョンが共演し、“普通”であることになじめない男女が支えあい、生きていく姿を描いたドラマ。

周囲から非難されることも多いが、気高く自由奔放でエネルギッシュなジェヒと、ゲイであることを隠して生きる、繊細で寡黙なフンス。ある時、クラスメイトによってフンスの秘密が暴かれそうになったとき、手を差し伸べたのがジェヒだった。全く正反対の2人は、互いの違いを認め合い、ルームシェアをしながらかけがえのない学生生活を送っていく。世間のルールに縛られず、恋愛や夜遊びなども全力で楽しみながら生きるジェヒに刺激され、閉じこもっていたフンスも徐々に外の世界へと踏み出していく。そんな2人の関係は、大学を卒業してそれぞれの道に進んでも、変わらないはずだった。しかし、社会に出た2人に大きな転機が訪れ、思いがけないかたちで友情が試されることになる。

国際ブッカー賞やダブリン文学賞といった国際的な文学賞にもノミネートされた、韓国の作家パク・サンヨンの連作小説「大都会の愛し方」に収録されている「ジェヒ」を原作に、「アメノナカノ青空」「女は冷たい嘘をつく」のイ・オニ監督がメガホンをとった。

2024年製作/118分/G/韓国
原題または英題:Love in the Big City
配給:日活、KDDI
劇場公開日:2025年6月13日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

“観る楽しさ”倍増する特集をチェック!

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17
  • 画像18
  • 画像19
  • 画像20
  • 画像21
  • 画像22
  • 画像23
  • 画像24
  • 画像25
  • 画像26
  • 画像27
  • 画像28
  • 画像29
  • 画像30
  • 画像31
  • 画像32
  • 画像33
  • 画像34

(C)2024 PLUS M ENTERTAINMENT AND SHOWBOX CORP. ALL RIGHTS RESERVED.

映画レビュー

4.0「起承転結を出し過ぎでしょ」と言いたくなる映画予告を見て、ある期待...

2025年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

カワイイ

「起承転結を出し過ぎでしょ」と言いたくなる映画予告を見て、ある期待を持って観に行き、ほぼその通りの映画でした。その期待とは平成バブルの頃に若者だった私の「あの頃の青春像を見たい」というものです。スマホのやり取りをしているので時代は今の韓国だと思いますが、カッコ良さ基準、キャンパスライフ、ステイタス、ブランドへの価値観や、カラオケや居酒屋でのバカ騒ぎ、酒の飲み方、ケンカ、男の大声が強い、オイルライターで会話ができるといったコミュニケーション&ライフスタイルは正にそれであり、そこに描かれた物語はシナリオ、演出含めて懐かしく、またなによりこの「ラブ・イン・ザ・ビッグシティ」のいうタイトルセンスさえ、昔のドラマ「東京ラブストーリー」と同じ感性じゃありませんか。私はその感性群に浸ることを目的に映画館に行き、それができて満足しました。一方でゲイの方々の相手への愛情の質は男女のそれと変わらないのだなと改めて(新たに)感じた次第。そのフンスを演じたノ・サンヒョンさん、そして愛らしく自由なジェヒを演じたキム・ゴウンさん、この二人のこの少し変わった関係を楽しく、時には切なく、総じて清々しく演じてくれたのも良かったです。幸せな気分で映画館を後にしました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
hiroishi

3.5普通って何?

2025年6月13日
iPhoneアプリから投稿

原題を直訳すれば「大都市での恋愛方法」だそうだ。果たして上手く立ち回って生きることが成功の秘訣なのか?もし「上手く立ち回る」ということが「長いものに巻かれる」と同義だとするならば、その社会規範(「長いもの」)から外れた瞬間に不幸が訪れるのかも知れない。

長年儒教に基づく家父長制的価値観に縛られてきた韓国社会において、性的マイノリティや、男に意見するような女性が生きづらい思いをするのは決して想像に難くない。

しかしそれは韓国に限った話ではなく、都会のある程度意識の高い人々の集まりでは薄まってきているかも知れないが、全国的に見ればまだまだ日本社会も家父長制の価値観にどっぷり浸かったまま。

ここで問われるのが、「普通」って何?ということだろう。ある人にとっての普通は必ずしも別の人の普通ではないかも知れない。

ありとあらゆる一切の偏見から逃れられる人間は現実的にはいないかも知れない。でも、少数派の人々が肩寄せ合って互いの傷を舐め合いながら生きなくてはならない社会は、決して「普通」ではない。しがらみから解き放たれ皆が当たり前に幸せになれる世の中の実現を望みつつ、もう一つ、「友情」って何?という問いにも答えられたら、と思えた作品だった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Tofu

4.5あの2人とずっと一緒にいたい…

2025年6月5日
iPhoneアプリから投稿

…鑑賞後、あの2人がずっと忘れられない。
泣いたり笑ったり、みている私も同じ日々を同じ部屋で一緒に生きた気持ちになった。

周りの人たちにわかってもらうこと、そのままの自分で生きることって本当に難しい。

…あの2人のようなに奇跡みたいな関係を築けたら最高。

これからは、2人と暮らしたあの部屋を思い出しながらぽかっと温かい気持ちになろうっと。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
花散里

4.5ここ何年かの青春ものの中での個人的大ヒット ストーリーも良いし、2...

2025年5月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

ここ何年かの青春ものの中での個人的大ヒット

ストーリーも良いし、2人の関係性も最高

それと、ひとえ祭り!

ひとえ好きな私にはそこもたまらない

コメントする (0件)
共感した! 4件)
jung

他のユーザーは「ラブ・イン・ザ・ビッグシティ」以外にこんな作品をCheck-inしています。