ザ・マジックアワー

劇場公開日:

解説

港町・守加護(すかご)を牛耳るギャングのボス・天塩の愛人に手を出してしまった備後は、命を助けてもらう代わりに伝説の殺し屋・デラ富樫を連れて来ることを命じられる。追い込まれた備後は三流役者の村田を雇い、映画撮影だと思い込ませて殺し屋を演じさせるが……。「THE有頂天ホテル」などのヒットメーカー、三谷幸喜が監督・脚本を手掛けるクライム・コメディ。キャストには佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里ら豪華な顔ぶれが集結。

2008年製作/136分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2008年6月7日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第32回 日本アカデミー賞(2009年)

ノミネート

作品賞  
監督賞 三谷幸喜
脚本賞 三谷幸喜
主演男優賞 佐藤浩市
音楽賞 荻野清子
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映画評論

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(C)2008 フジテレビ 東宝

映画レビュー

4.0コメディが世界を救う!三谷作品の醍醐味が味わえる作品です!

2024年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

興奮

三谷幸喜監督によるコメディ映画
佐藤浩市氏の演じる奇想天外なキャラクターが物語を引き立てています。

売れない役者がヤクザに巻き込まれて伝説の殺し屋として演じるはずだったのですが、
本人は偽物とは知らないで大混乱を巻きおこします。
なによりも三谷監督の脚本が生むセリフの面白さや笑いのセンスが必見!

アメブロでも公開当時から多くのファンがレビューを投稿しており、
思わず引き込まれたという感想が多く、
そのレビューをきっかけにして、
今は亡き西田さんが見れる作品ということもあり
今回改めてみることにしました。

『ザ・マジックアワー』公式サイトでも、撮影秘話やキャストのインタビュー
が掲載されていて、映画の裏側を知ることができます!
そちらをみて作品を見ると新たな発見もありより楽しめました!

興味持たれた方はぜひアメブロや公式サイトのレビューもチェックして
再度この作品に触れてみてはいかがでしょうか

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中野祐治

3.585点

2024年10月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

良かった

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たこまんま

4.0三谷幸喜の全盛期

2024年9月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

であり、当時の三谷幸喜の、作品の中でも1番声を出して笑ったんじゃないかと。この後グングン評価は下がっていくのですが。とにかく佐藤浩一のバカっぽさが抜群。何度も見た記憶がある。

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いつこ

4.5三谷幸喜の、三谷幸喜による、佐藤浩市のためのマジックアワー!

2024年4月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

ちなみにWikipediaによると(以下引用)
「マジックアワー (magic hour) 、マジックタイムは、日没後および日の出前に数十分程体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語で、光源となる太陽からの光線が日中より赤く、淡い状態となり、色相がソフトで暖かく、金色に輝いて見える状態である。」

これに定冠詞theをつけてタイトルにした本作は、″人生の最も輝く瞬間″ という解釈を与えたとされている。

言わずとしれた三谷幸喜脚本&監督によるコメディ映画だ。2008年に公開された。
初監督作の『ラヂオの時間』から、最新作の『記憶にございません』まで22年間で8作品公開されているので、3年弱に一本ということになる。

『男はつらいよ』の山田洋次あたりは年間3〜4本ペースで撮っているが、Netflixやオンラインメディアがあふれる今と単純比較は意味がないだろう。
三谷幸喜はメディア露出も多く、本人自身がなかなかキャラが立っているので、新作公開となればある程度のソロバン勘定はできてしまいそうだ。

ここからがやっと?本作のレビュー(笑)

私は本作を見て佐藤浩市が好きになった。

実は、デビュー作の『青春の門』を劇場で見て以来、ちょっと気になる存在ではあったが、実父である三國連太郎の存在の大きさとの比較、私から見て役柄や演技に偏りを感じたこともあり、同じく二世俳優の中井貴一ともども、嫌いじゃないけど好きでもない存在に固定化されていた。しかし、

本作を見て佐藤浩市が好きになった。

道化役を引き受けた妻夫木聡や西田敏行の持ち味もよくでており、寺島進も素晴らしい。
ということは、脚本も素晴らしいのだろう。

ナイフを舐め回すシーンの佐藤浩市と西田敏行は、何回見ても腹を抱えて笑わずにいられない。
ラストシーンも素敵だ。

私にとって、三谷作品の中でナンバーワン。

蛇足だが、
中国映画『トゥ・クール・トゥ・キル 〜殺せない殺し屋〜』としてリメイクされ、日本映画のリメイクとしてはナンバーワンヒットとなり、興行収入は500億円を超えたらしい。

やはり、脚本が素晴らしいのだろう。

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Haihai