海難1890

劇場公開日:

海難1890

解説

日本とトルコの友好関係の礎となったエルトゥールル号遭難事件を題材に、日本・トルコ合作で映画化したヒューマンドラマ。1890年9月、オスマン帝国の親善訪日使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号が和歌山県沖で座礁し、乗組員618人が荒れ狂う海へと投げ出された。500人以上もの犠牲者が出る中、地元住民の懸命な救助活動によって69人の命が救われ、トルコへ帰還。この事件をきっかけに、日本とトルコの間に厚い友情が結ばれることとなった。そして1985年、イラン・イラク戦争で緊張が高まるテヘランに日本人215人が取り残され、日本大使館はトルコに救出を依頼する。「家路」「臨場」の内野聖陽が、エルトゥールル号乗組員の介抱に奔走する医師役で主演。ヒロイン役の忽那汐里はそれぞれの時代に生きる女性を1人2役で演じた。監督は「利休にたずねよ」「化粧師 KEWAISHI」の田中光敏。

2015年製作/132分/G/日本・トルコ合作
配給:東映
劇場公開日:2015年12月5日

スタッフ・キャスト

監督
企画
田中光敏
脚本
小松江里子
製作
須藤泰司
木下直哉
間宮登良松
中村理一郎
薮下維也
近藤哲
木本敬巳
吉村和文
西本博嗣
松田陽三
沖中進
広田勝己
岸本一朗
本間雅之
板倉均
エグゼクティブプロデューサー
村松秀信
プロデューサー
天野和人
大原詔久
大谷亮介
小沢禎二
冨永理生子
撮影監督
永田鉄男
撮影
会田正裕
美術
花谷秀文
編集
川島章正
録音
松陰信彦
整音
松陰信彦
音響効果
柴崎憲治
音楽プロデューサー
津島玄一
音楽
大島ミチル
特撮監督
佛田洋
VFXスーパーバイザー
野口光一
監督補
井上隆
脚本協力
井上隆
製作統括
木次谷良助
キャスティングプロデューサー(日本ユニット)
福岡康裕
照明(日本ユニット)
安藤清人
助監督(日本ユニット)
中川裕介
進行主任(日本ユニット)
中森幸介
製作担当(日本ユニット)
清水圭太郎
キモノデザイナー(日本ユニット)
斉藤上太郎
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受賞歴

第39回 日本アカデミー賞(2016年)

ノミネート

優秀作品賞  
優秀監督賞 田中光敏
優秀脚本賞 小松江里子
優秀主演男優賞 内野聖陽
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(C)2015 Ertugrul Film Partners

映画レビュー

4.0もっと多くの日本人に知ってほしい

2023年11月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

単純

 映画の作りとしては、ベタだけど、事実を基にしているので重みが違う。Wikiでエルトゥールル号遭難事件を調べると、船員が灯台まで這い上がって遭難を知ったらしいし、そこから村長に連絡が行き、3人の医師の派遣、村人総出で救出したとのこと。貧しい人たちが自分たちの衣類やら食べ物を差し出して救ったのは史実。映画なので多少の演出はあるだろうけど、もっと多くの日本人に知ってほしい史実。日本人の真心って凄いなあと思い、ご先祖さまが素晴らしい国民性をもっているから、おもてなしを忘れない先進国になったのだなと改めて思った。
 トルコでは、このエルトゥールル号の遭難事件のことを、小学校で教わるとか。であれば、空港の人たちも納得したのでしょう。もともと、トルコは、日露戦争のことがあるから親日国だし。勧善懲悪やら、奇をてらっただけの設定の映画に辟易することも多いだけに、ひねりはないけれど、真心を謳った作品はしっくりくるなあって。日本人って素晴らしいし、こういう精神が、世界に輸出できれば、争いごとも少なくなるだろうなと思う。
 日本は、米国の属国に甘んじた平和主義を標榜しているから。米の了承がないといろいろと動けないだろうから。イランが関係していたし。早く真の独立を遂げてほしいと思う。

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parsifal3745

2.5前半は1890年、後半は1985年

2023年10月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

前置き(前半)では演出?が“べた”で安っぽく感じました。
又あらすじとは全く関係ないですが、医師役の男性の不自由なく喋る英語にそんな訳ないだろうって思ってしまい“造られたもの”だなと言う感覚が頭から離れなくなってしまいました。
時は1890年。相手の英語を理解し日常会話をペラペラ話す人が日本いや和歌山にどれ位いたでしょう。英語教科が当時あったでしょうか?あったとしても医学部ならドイツ語かな?
お互い母国語じゃないのですから会話なんてまなならないのが当然。
時代的に辿々しい英語にしておいた方が良かったかなと思いました。
前半の事故について忠実には作られていないのでしょうか。
後半は短かったですが、主人公の女性の英語はナチュラルで上手かったですね。
彼女は前半ではほぼ喋りませんが、後半ではテキパキと日本語と英語を喋るので一人二役ですが全く別人に思えました。

中東は私が物心ついた時からいつも戦争のニュースばかり。
本当に気の毒。
今も戦争が始まり、イスラエル在住邦人が韓国の輸送機で51人昨夜無事帰国出来たらしいです。日本政府はこの映画同様遅ーい!
同じような事が現在も起きていて何だかなぁと思います。
昨年からあちこちで戦争勃発、平和じゃなくなってきている・・全く嫌な感じです。
もう第三次世界に入っていると囁かれていますね。
この映画に出てくる人々ように世界が感謝や思いやりであふれていたら、戦争なんてない人生をおくれるのに

『言語、宗教、人種 関係なく困っている人がいれば助ける』
これがこの映画の伝えたい事なのでしょう。

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見聞

3.51890年のエルトゥールル号遭難が大幹

2023年6月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

時空を超え日本とトルコの友情と絆を永遠に!

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褐色の猪

4.5実話の重みがあり、心を打つ。それにしても日本政府は最低。

2023年5月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

実話の重みがあり、心を打つ。それにしても日本政府は最低。

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えみり
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