コラム:今日もイケメン、明日もイケメン - 第28回
2022年2月21日更新
2月22日は「猫の日」! 猫を愛するイケメンの映画&ドラマ10選
2022年2月22日は、“2”が6つも並ぶ「スーパー猫の日」! あちこちにかわいい猫の画像や猫情報があふれる中、「今日もイケメン、明日もイケメン」企画では“猫を愛するイケメン”の映画とドラマを紹介します。今すぐ配信やDVDで見られる作品から、まもなく公開される人気映画の続編、4月放送スタートの新ドラマの情報まで。猫好き、イケメン好きの方はぜひチェックしてお気に入りの1本を見つけてください。
【映画】
◆「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」
(Amazon Prime Video、Netflix、U-NEXTほかで配信中)
著者の実体験を綴ったベストセラー「ボブという名のストリート・キャット」を実写映画化。薬物中毒から抜け出せずにホームレスとなったミュージシャンの若者が、1匹の猫との出会いによって更生していく姿を描きます。
ジェームズ役はイギリス俳優のルーク・トレッダウェイ、猫のボブ役は原作者の飼い猫でモデルとなったボブが自ら演じています。ボブは2020年6月に死去したことが発表されましたが、2月25日公開の第2作「ボブという名の猫2 幸せのギフト」にもボブが出演。ジェームズの肩に乗るお馴染みのポーズや愛くるしい姿でもう一度、笑顔を届けてくれます。
≫「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」作品情報
≫「ボブという名の猫2 幸せのギフト」作品情報 ※2月25日公開
◆「旅猫リポート」
(Amazon Prime Video、Netflix、U-NEXTほかで配信中)
人気作家・有川浩の同名ベストセラーを三木康一郎監督が実写映画化。福士蒼汰が主演を務め、高畑充希が猫の声を担当しています。
ある事情から愛猫ナナを手放すことになった主人公の悟。新しい飼い主を探すために、悟はナナと車に乗り込み、懐かしい友人や初恋の相手、人生で出会った大切な人たちを訪ねて回ります。一人と一匹の旅を通して描かれるのは、あたたかな人間模様と、悟が抱える秘密。泣ける映画としても知られていますが、ナナ役の猫トムの名演技に思わず笑顔になるハートウォーミングな猫映画です。
◆「夏への扉 キミのいる未来へ」
(ブルーレイ&DVD発売中)
SF小説の名作「夏への扉」を、山崎賢人主演で三木孝浩監督が映画化。舞台を日本に移し、罠にはめられて人生を奪われた科学者が、時を超えて未来を取り戻す姿を描きます。
王道のタイムトラベルストーリー、清原果耶扮する璃子との淡い恋、藤木直人演じる人型ロボットとの友情に加えて、キュートな猫ピートも見どころのひとつ。ピート役はオーディションで選ばれた2匹の猫が担当。表情担当のパスタと、アクション担当のベーコン。2匹が得意分野ごとに演じ分けたシーンにぜひ注目してください。
◆「gifted ギフテッド」
(Disney+ほかで配信中)
「キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ」シリーズのクリス・エバンスが主演したファミリードラマ。独身の叔父フランクと、生まれて間もなく母親を亡くした7歳の姪メアリーの絆を描きます。メガホンをとったのは、「(500)日のサマー」「アメイジング・スパイダーマン」のマーク・ウェブ監督。
メアリーは、生まれつき天才的な数学の才能を持つ子。人と違うことで周りにうまく馴染めずにいる彼女にとって、片目の猫フレッドは大切な友達。小さな町で静かな生活を送っていたフランクとメアリーでしたが、やがて親権争いに巻き込まれていきます。猫がメインの映画ではありませんが、フレッドは物語を象徴する重要な役割を果たしています。
◆「世界から猫が消えたなら」
(Amazon Prime Video、Netflixほかで配信中)
川村元気の同名ベストセラー小説を、佐藤健と宮崎あおい共演で実写映画化。岡田惠和が脚本を手掛け、永井聡監督がメガホンをとりました。
主人公は脳腫瘍で余命わずかと宣告された郵便配達員の「僕」。ある日、自分とそっくりな「悪魔」が現れ、大切なものと引き換えに1日の命をくれると言います。電話、映画、時計が失われ、モノといっしょに大切な人との思い出まで消えていくなか、次は「猫」がこの世界から消えることに。
「僕」と「悪魔」の二役を演じた佐藤ですが、飼い猫のキャベツ役と先代猫のレタス役もタレント猫のパンプが二役演じています。ほとんどNGシーンを出さなかったというパンプ。ベテラン俳優猫の名演技も必見です。
◆「犬部!」
(Amazon Prime Videoほかで配信中)
林遣都と中川大志が共演し、片野ゆか氏のノンフィクションを原案に、北里大学の青森・十和田キャンパスに実在した動物保護サークル「犬部」の活動を描いた作品。“犬”部ですが、彼らの目標は犬に限らずひとつでも多くの動物の命を救うこと。映画では、「犬部」として保護犬猫の譲渡活動を行う学生時代と、彼らが社会人になってからの現代が交互に描かれます。
大学卒業後、それぞれの道に進んだ林演じる颯太と中川扮する柴崎。真逆の方向から同じゴールを目指すふたりの生きざまと、深い友情に胸を打たれます。爽やかな青春映画でありながら、ペットを飼う心構えも教えてくれる作品です。
◆「舟を編む」
(Amazon Prime Video、Netflix、U-NEXTほかで配信中)
三浦しをんの同名小説を映画化。出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿を描きます。松田龍平が主演し、宮崎あおい、オダギリジョーらが共演。石井裕也監督がメガホンをとり、第37回日本アカデミー賞では最優秀作品賞、最優秀監督賞ほか6冠に輝きました。
猫の登場シーンはそれほど多くありませんが、主人公の馬締(まじめ)が暮らす下宿に住み着いているトラ猫の“トラさん”が味のある脇役ぶりを見せます。馬締の恋愛に一役買うトラさんですが、その後も馬締のそばでたびたび微笑ましい姿を披露。癒しの一コマとなっています。
【ドラマ】
◆「ねこ物件」
(全10話/4月からテレビ神奈川、TOKYO MX、BS11ほかで順次放送)
古川雄輝が主演、細田佳央太が共演する新ドラマ。猫付きシェアハウスを舞台に、猫を愛するオーナーと夢を追う同居人たちの人生模様や人とのつながり方、新しい家族の形を描きます。
古川が扮するのは、ひょんなことからシェアハウスのオーナーになる人づきあいが苦手な二星優斗(ふたぼし・ゆうと)役。細田は入居希望者としてやって来る司法浪人生役を演じます。さらに、長井短、上村海成、本田剛文、松大航也らの出演も決定。シェアハウスの入居条件は“猫に気に入られること”。入居希望者たちは、無事にクリアすることができるのか? イケメンと猫の癒しのコラボに期待です!
◆「おじさまと猫」
(全12話/U-NEXT、Paraviほかで配信中)
妻に先立たれた孤独な“おじさま”と、ペットショップで売れ残っていた猫“ふくまる”の日常を綴った桜井海の同名コミックをドラマ化。草刈正雄が主人公を演じ、“ふくまる”はぬいぐるみを使い、神木隆之介が声を担当しました。
放送前はぬいぐるみの“ふくまる”に原作ファンから賛否両論の声があがったものの、回が進むにつれてハマる人が続出。おじさまがふくまるに向ける慈愛の眼差しと、ふくまるの愛らしい姿にほのぼのと癒されるドラマです。
◆「猫侍」
(Season1 全12話・Season2 全11話/Amazon Prime Videoほかで配信中)
強面の剣豪と白猫という異色の組み合わせが話題を呼び、映画化もされた北村一輝主演の人気シリーズ。
北村が演じるのは百人斬りと恐れられる浪人・斑目久太郎(まだらめ・きゅうたろう)。職にあぶれ、困窮する久太郎のもとに、「猫を斬ってほしい」という依頼が舞い込みます。しかし、白猫・玉之丞に一目で心を奪われた久太郎は家に連れ帰ることに。久太郎が玉之丞に振り回されながらも、甲斐甲斐しく世話を焼く姿にほっこりします。独特なゆるさが癖になる時代劇コメディです。