国内映画ランキング : 2020年2月15日~2020年2月16日

映画ランキング : 2020年2月17日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2020年2月15日~2020年2月16日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

公開館数

上映週

1 4 パラサイト 半地下の家族

パラサイト 半地下の家族

配給:ビターズ・エンド

128 6
2 1917 命をかけた伝令

1917 命をかけた伝令

配給:東宝東和

316 1
3 2 犬鳴村

犬鳴村

配給:東映

210 2
4 1 ヲタクに恋は難しい

ヲタクに恋は難しい

配給:東宝

303 2
5 3 AI崩壊

AI崩壊

配給:ワーナー・ブラザース映画

345 3
6 7 アナと雪の女王2 382 13
7 グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇

配給:キノフィルムズ

153 1
8 6 キャッツ

キャッツ

配給:東宝東和

378 4
9 5 劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー 244 2
10 8 カイジ ファイナルゲーム 332 6

※ファーストラン時点、映画.com調べ

「パラサイト」が首位獲得、「1917」は2位、「グッドバイ」7位スタート

2月15日~16日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。公開6週目の「パラサイト 半地下の家族」が遂に首位を獲得。公開スクリーンは85増えて275となり、週末2日間で動員25万9000人、興収3億7200万円をあげた。これは、第92回アカデミー賞でアジア映画初となる作品賞を含む最多4部門を制す快挙を成し遂げた受賞効果によるもの。累計動員は178万人を突破、興収は間もなく25億円に達し、30億円超えが視野に入ってきている。

新作「1917 命をかけた伝令」は初登場2位。「007 スペクター」などのサム・メンデス監督が、第1次世界大戦を舞台に描いた戦争ドラマ。14日より全国353スクリーンで公開され、土日2日間で動員12万4000人、興収1億8100万円を記録した。この成績は、2015年12月に公開され、最終興収29.6億円を記録した「007 スペクター」の興収比50%。公開3日間では動員17万8000人、興収2億5300万円をあげており、まずは興収15億円が当面の目標となりそうなスタートとなった。

3位は前週2位発進の「犬鳴村」。週末2日間で動員11万人、興収1億4200万円をあげ、累計動員は44万人、興収は5億7000万円を超えている。前週首位の「ヲタクに恋は難しい」は4位に後退した。

公開13週目に入った「アナと雪の女王2」は順位をひとつ上げ、累計動員は1034万人、興収は132億円を突破。依然好調に推移しているが、3月12日をもって全国の劇場での公開を終了することが決定している。

新作では他に、「グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇」が7位にランクイン。太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」をケラリーノ・サンドロヴィッチが戯曲化し、演出した舞台を大泉洋、小池栄子主演、成島出監督で映画化したコメディ。14日より全国152スクリーンで公開された。

2020年2月17日更新 和田隆

過去のランキング