国内映画ランキング : 2016年7月23日~2016年7月24日
映画ランキング : 2016年7月25日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2016年7月23日~2016年7月24日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | 公開館数※ | 上映週 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 初 | 344 | 1 | ||
2 | 1 | 360 | 2 | ||
3 | 3 | 360 | 2 | ||
4 | 4 | 359 | 3 | ||
5 | 2 | 312 | 2 | ||
6 | 5 | 350 | 4 | ||
7 | 6 | 288 | 5 | ||
8 | 初 | 157 | 1 | ||
9 | 初 | 24 | 1 | ||
10 | 7 | 182 | 4 |
※ファーストラン時点、映画.com調べ
「ONE PIECE FILM GOLD」がV、「ロスト・バケーション」8位、「アクセル・ワールド」9位
「ポケモンGO」が日本でリリースされた最初の週末、映画マーケットでは「ONE PIECE」の新作が気を吐いた。原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーを務めた、長編劇場版のシリーズ13作目「ONE PIECE FILM GOLD」が、全国739スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員82万0830人、興収11億5577万1000円を稼ぎ、「ファインディング・ドリー」を押し退けて堂々の初登場首位を獲得した。
この成績は、最終興収68.7億円を記録した前作「ONE PIECE FILM Z」(12年12月公開)の興収比84.2%。また、公開初日は動員47万8528人、興収6億7517万6000円をあげ、4月16日公開「名探偵コナン 純黒の悪夢」の初日を抜き、今年No.1の記録を樹立した。ファミリー層を中心に子供から大人まで幅広い層を動員していることから、この夏の大本命の一本として、前作に迫る成績が視野に入る大ヒットスタートを切った。
新作では他に、人気テレビシリーズ「ゴシップガール」のブレイク・ライブリーが人食いサメと対峙するサーファーを演じたサバイバルアクション「ロスト・バケーション」が8位に初登場。よくあるジャンル映画と思いきや、プロットの評価が非常に高く、意外に粘る興行となるかも知れない。
9位には、川原礫の人気ライトノベルが原作のテレビアニメの劇場版「アクセル・ワールド INFINITE∞BURST」がランクイン。全国24スクリーンという小規模公開であることから非常に高い稼動となっており、単価が高いのも特徴の一つ。腰の強い興行が見込める好スタートを切っている。
「ファインディング・ドリー」は2位に踏みとどまり、3位には「ポケモン・ザ・ムービーXY&Z 『ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ』」が続いた。「インデペンデンス・デイ リサージェンス」は4位をキープし、「HiGH&LOW THE MOVIE」は5位に後退したが、公開9日間で動員76万人、興収10億円を突破した。
2016年7月25日更新 和田隆