全米映画ランキング : 2009年7月24日~2009年7月26日

全米映画ランキング:2009年7月28日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2009年7月24日~2009年7月26日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 スパイアニマル・Gフォース

G-Force
「スパイアニマル・Gフォース」

Walt Disney
(ディズニー)

1 32,100,000 32,100,000
2 1 ハリー・ポッターと謎のプリンス 2 30,000,000 221,800,000
3 男と女の不都合な真実

The Ugly Truth
「男と女の不都合な真実」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 27,000,000 27,000,000
4 エスター

Orphan
「エスター」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 12,700,000 12,700,000
5 2 アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの 4 8,200,000 171,300,000
6 3 トランスフォーマー リベンジ 5 8,000,000 379,000,000
7 6 ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 8 6,400,000 247,000,000
8 5 あなたは私の婿になる

The Proposal
「あなたは私の婿になる」

Touchstone
(ディズニー)

6 6,400,000 140,000,000
9 7 パブリック・エネミーズ 4 4,100,000 88,100,000
10 4 ブルーノ

Bruno
「ブルーノ」

Universal
(クロックワークス)

3 2,700,000 56,500,000

ブラッカイマー初の3D映画「G-Force」がV。「男と女の不都合な真実」は3位

3本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィス。混戦の中、前週首位の「ハリポタ6」も退けて首位に立ったのは、約3200万ドルを稼いだディズニーの3Dライブアクション「G-Force」だった。同作は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ、「アルマゲドン」などで知られる大ヒットメーカー、ジェリー・ブラッカイマー製作による初の3D映画。米政府の特命を受けたモルモットの工作員が、悪の億万長者の野望を阻止するために奮闘する。声の出演に、ニコラス・ケイジ、サム・ロックウェル、スティーブ・ブシェミ、ペネロペ・クルス。その他、悪の億万長者レナード・セイバー役としてビル・ナイが出演。監督は視覚効果のスーパーバイザーを経て本作でデビューを果たしたホイト・イェットマン。2週目の「ハリポタ6」は約3000万ドルの興収で2位。12日間の累計では約2億2100万ドル。今週29日からIMAX 3D版が北米のほとんどの劇場で公開となるため、3億ドルは射程圏内と見ていいだろう。3位はジェラルド・バトラー&キャサリン・ハイグル主演の「男と女の不都合な真実」。TVプロデューサーのアビー(ハイグル)と医師コリン(バトラー)の恋愛がコミカルに描かれる。批評家からは厳しめの意見も多く出ているが、まずまずの成績。監督は「キューティ・ブロンド」のロバート・ルケティック。初登場4位となったのはジョエル・シルバー製作のホラー「Orphan」。ベラ・ファーミガとピーター・サースガード扮する夫婦が、流産してしまい、孤児院からエスターという9歳の少女を養子として家族に迎え入れるが、そのエスターが家族に襲いかかる……。監督は「蝋人形の館」「GOAL! 2」のジャウム・コレット=セラ。今週末はアダム・サンドラー、セス・ローゲン、エリック・バナらが出演するジャド・アパトウ監督の最新コメディ「Funny People」が公開となる。

2009年7月28日更新 藤井竜太朗

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