■敏腕TVプロデューサーのアビー(キャサリン・ハイグル)は、完璧な男を求めるあまり、ロマンチックな恋愛とは11か月もご無沙汰。序でにそちら方面もご無沙汰である。とっても美人さんなのに・・。
そんな中、アビーは超絶イケ好かない男であり、お下品恋愛評論家のマイク・チャドウェイ(ジェラルド・バトラー)を自分が仕切る番組のコメンテイターとして出演させる羽目になるが、彼のお陰で番組の視聴率はググっと上がるのであった。
それは、彼のいう事は、表現はお下劣ではあるが、男女間の真実を突いたモノであったからである。
そんな時に、彼女は臨家に越して来た整形外科医のイケメンな自分の条件通りの男・コリン(エリック・ウィンター)と出会いお互いに引かれていくが、ナカナカ何故か関係を進展させられない。
そして、アビーはマイク・チャドウェイの”指導”の元、コリンと接すると、見る見るうちに彼はアビーの虜になって行くのであった・・。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・ドーモ。
オイラは、普段は、すかしたレビューを書くことが多いんだけど、実は今作の様なチョイお下劣だが、イカシタラブコメが好きなんだ。
・何といっても、アビーを演じたパツ金美人のキャサリン・ハイグルのセクシーコメディエンヌぶりが見事であり、更に驚くのはマイク・チャドウェイを演じたジェラルド・バトラーの多才ぶりである。
・だってさあ、ジェラルド・バトラーの役と言えば、筋肉バリバリの逞しいSPや、超絶強い笑顔無き勇者であったり、もう最強の男って役しか観た事がなかったからね。
最初に観た、ジェラルド・バトラー主演作が「エンド・オブ・ホワイトハウス」ダッタカラカモシレナイ。因みにこのシリーズは「エンド・オブ・キングダム」「キング・オブ・ステイツ」と三部シリーズなのだが、マア面白いし、ジェラルド・バトラーは正に無双な男なのであるよ。
・それが、今作では登場したところから禁句ワード全開で、”男と女の、これが真実!”をコメンテイターとしてバンバンTVで喋っちゃうところがムッチャ可笑しいんだな。
けれども、その言葉が結構真実を付いているのも、可笑しいのである。
・何よりも良いのは、最初はアビーが、マイク・チャドウェイの事を超絶イケ好かない男であり、お下品恋愛評論家と思っているのが、コリンに対する恋愛指導をして貰っているうちに、徐々にマイクの事が気になって行く様や、マイクもアビーの事が気になって行く様を、笑いとともに、上手く描いているんだよなあ。
<そして、マイクはホテルのアビーの部屋にコリンが居た事から、彼女がコリンの事を選んだと思い込み、潔く身を引いて他局に行くのだが、それを知ったアビーが実況中継でマイクの事を”意気地なし!”見たいに言っちゃって、最初は余裕をかましてそのTVを見ていたマイクが、頭に来てその現場に乗り込んで、何故か気球で宙に上がって・・、というシーンをTVが放映しているという、すんごく可笑しいラブコメでありました。いやあ、面白かったなあ。じゃーね!>