ダニエル・カルーヤ
ウガンダ人の母のもと、英ロンドンに生まれる。9歳のときに演劇学校で劇作の面白さに触れ、創作の仕事に就くことを決意。2006年、TV映画「Shoot the Messenger(原題)」(06)で俳優デビューし、青春群像ドラマ「スキンズ」(07~09)で脚本と出演を兼ね注目を集める。映画では、「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」(11)や、「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」(13)、「ボーダーライン」(15)などに出演。低予算ながら全米大ヒットを記録したスリラー「ゲット・アウト」(17)で主演を務め、第90回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。その後、マーベル映画「ブラックパンサー」(18)や、スティーブ・マックイーン監督の「ロスト・マネー 偽りの報酬」(18)などに出演し、「ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償」(20)では第93回アカデミー助演男優賞を受賞した。