オマール・シー
仏イブリーヌ生まれ。TV番組で活躍する人気コメディアンで、フレッド・テストと2人で「オマール・エ・フレッド」としても活動する。2001年、コメディ映画「ドント・ダイ・トゥ・ハード」(日本劇場未公開)で映画デビューし、ジャン=ピエール・ジュネ監督作「ミックマック」(09)などに出演。世界的なヒットを収めた「最強のふたり」(11)に脚本の段階から参加し、主人公のひとりであるスラム街出身の青年ドリス役を演じてフランスのアカデミー賞にあたるセザール賞の主演男優賞を受賞、国際的な注目を集める。「X-MEN:フューチャー&パスト」(14)のビショップ役でハリウッドデビュー。以降は「ジュラシック・ワールド」(15)や「インフェルノ」(16)、「野性の呼び声」(20)などのハリウッド大作に出演するほか、「サンバ」(14)、「ショコラ 君がいて、僕がいる」(15)、「あしたは最高のはじまり」(16)などのフランス映画で主演を務めている。