大島優子
アイドルグループ「AKB48」の元メンバー。1996年、TVドラマ「ひよこたちの天使」で子役としてデビュー、98年に「大怪獣東京に現わる」で映画に初出演する。06年、AKB48の2期生オーディションに合格し、同グループのメンバーに。シングルの選抜メンバーをファンによる人気投票で決める「AKB48総選挙」では、同じく当時AKB48のメンバーだった前田敦子と1位、2位を競い合い、グループの人気を牽引した。女優業にも力を注ぎ、映画では「櫻の園 さくらのその」(08)、「銀色の雨」(09)、主演作「テケテケ」(09)、「スイートリトルライズ」「さんかく」(ともに10)などに出演。ドラマでも11年、フジテレビの月9作品「私が恋愛できない理由」で香里奈、吉高由里子とともに3人の主人公のうちの1人を演じた。13年の大みそかに出演したNHK紅白歌合戦のステージでAKB48からの卒業を電撃発表し、14年6月に卒業。同年11月に公開された「紙の月」での好演が評価され、報知映画賞やヨコハマ映画祭で助演女優賞、日本アカデミー賞で優秀助演女優賞を受賞した。15年にはAKB48卒業後初の主演映画となる「ロマンス」も公開。