本木雅弘
1981年にTVドラマ「2年B組仙八先生」で俳優デビューし、翌82年からはアイドルトリオ「シブがき隊」のメンバーとして活動。88年のグループ解散後に俳優としての活動を本格化させ、周防正行監督の「ファンシイダンス」(89)で映画初主演を飾り、再び周防監督とタッグを組んだ「シコふんじゃった。」(91)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞する。98年のNHK大河ドラマ「徳川慶喜」でも主演を務めた。自らが企画を発案し、主演を務めた映画「おくりびと」(08)は国内で数多くの賞を受賞しただけでなく、日本映画として初めてアカデミー賞外国語映画賞を受賞。それから約7年ぶりの映画出演となった「日本のいちばん長い日」(15)では昭和天皇役に挑み、その後も東野圭吾原作の「天空の蜂」(15)や、西川美和監督の「永い言い訳」(16)など話題作への出演が続く。私生活では、内田裕也と樹木希林の娘・内田也哉子と結婚。長女・伽羅(きゃら)も女優になった。