松たか子
父は歌舞伎役者・9代目松本幸四郎、兄も歌舞伎役者で市川染五郎。93年、「人情噺文七元結」で初舞台を踏み、NHK大河ドラマ「花の乱」(94)でデビューする。木村拓哉主演の大ヒットTVドラマ「ロングバケーション」(96)、「ラブジェネレーション」(97)で広く知られるようになる。97年、竹中直人監督作「東京日和」で映画に初出演。同年、シングル「明日、春が来たら」で歌手としても活動を始める。01年、再び木村と共演したドラマ「HERO」も高視聴率を記録し、07年に劇場版が公開された。第34回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した映画「告白」(10)では、娘を殺した教え子に復讐を企む中学校教諭役を演じて話題になる。その他の近年の出演作に「K-20 怪人二十面相・伝」(08)、「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」(09)など。