マイケル・ウィナー
BBCに勤めた後、自ら脚本を書いた「Shoot to Kill(原題)」(60)で長編映画監督デビュー。その後、オリバー・リード主演の「ジョーカー野郎」(67)や「脱走山脈」(69)のメガホンをとり、71年にアメリカに渡って「追跡者」を監督。「メカニック」(72)、「シンジケート」(73)でタッグを組んできたチャールズ・ブロンソンを主演に迎えた「狼よさらば」(74)が大ヒットし、続編の「ロサンゼルス」(82)、「スーパー・マグナム」(85)でもメガホンをとった。美食家としても知られ、晩年は英サンデー・タイムズ紙にレストランのレビューコラムを連載。英国内では、保険会社のCMでもお馴染みだった。11年に元ダンサーのジェラルディーン・リントン=エドワーズと結婚。13年1月21日、肝臓疾患のため77歳で死去。「Parting Shots(原題)」(98)が最後の監督作となった。