平山秀幸
福岡県北九州市出身。日本大学芸術学部放送学科卒業後、映画業界に入り、「マリアの胃袋」(90)で監督デビュー。「ザ・中学教師」(92)で日本映画監督協会新人賞を受賞したのち、「学校の怪談」(95、96、99)シリーズが大ヒットし、「愛を乞うひと」(98)はモントリオール世界映画祭の国際批評家連盟賞、日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞するなど国内外で評価された。その他の代表作に、「ターン」(01)、「笑う蛙」「OUT」(ともに02)、「魔界転生」(03)、「レディ・ジョーカー」(04)、「しゃべれども しゃべれども」(07)、「エヴェレスト 神々の山嶺」(16)などがある。19年に公開された「閉鎖病棟 それぞれの朝」で、第43回日本アカデミー賞の最優秀監督賞にノミネートされた。