ニコラス・ウィンディング・レフン
デンマーク・コペンハーゲン出身。父アナス・レフンは、ラース・フォン・トリアー監督作で助監督などを務める。8歳の時に家族で米ニューヨークに渡る。アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アートと母国の映画学校に通うが、いずれも退学。96年、監督・脚本作「プッシャー」でデビュー。2作目「ブリーダー」(99)はベネチア国際映画祭、3作目で初の英語作品「Fear X」(03)はサンダンス映画祭で上映され話題になる。「プッシャー」の続編2本を発表し、「ブロンソン」(08・日本劇場未公開)や「ヴァルハラ・ライジング」(09)でヨーロッパを代表する新鋭の映像作家として注目を集める。ライアン・ゴズリング主演の「ドライヴ」(11)でカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞。ゴズリングとは「Only God Forgives(原題)」(12)でもタッグを組む。妻は初期3作に出演したリブ・コーフィックセン。