夏木マリ
1973年に「絹の靴下」で歌手デビュー。80年代から演劇にも活動の場を広げ、93年に企画、構成、演出、出演を自身が手がける舞台シリーズ「印象派」を立ち上げる。95年にミニアルバム「九月のマリー」を発表し、新たなファンを獲得。06年には、自身がボーカルを務めるバンド「GIBIER du MARI」を結成した。女優としては、「男はつらいよ」シリーズや、NHK連続ドラマ小説「ひまわり」(96)、NHK大河ドラマ「元禄繚乱」(99)などに出演。01年には宮崎駿監督のアニメ映画「千と千尋の神隠し」で湯婆々役の声優を務め、話題を呼ぶ。以降、「シュガー&スパイス 風味絶佳」(06)、「さくらん」「憑神」(ともに07)などに出演し、「髪がかり」(08)では主人公の女理容師役を演じた。近作に、主演作「生きる街」(18)、河瀬直美監督作「Vision」(18)、「男はつらいよ お帰り 寅さん」(19)などがある。