生きる街

劇場公開日:

生きる街

解説

東日本大震災で被災した町に暮らす4人の家族と、周囲の人びとが未来を信じて生きる姿を、夏木マリが約10年ぶりの映画主演を務めて描いたドラマ。佐藤千恵子は生まれ育った海沿いの町で漁師の夫と2人の子どもと幸せに過ごしていた。しかし、そんな生活も2011年3月11日に一変する。あの日から夫は帰ってこない。千恵子は避難所生活ののち、別荘を借り受けた民泊の営業に乗り出す。しかし、被災のトラウマから子どもを持つことを恐れる娘、何でも震災のせいにして人生から逃げる息子と、家族の心はすれ違い始めていた。そんな千恵子たちの前に、かつて同じ町に暮らしていたドヒョンが韓国からやって来る。ドヒョンの口から、これまで千恵子たちが知ることのなかった夫の姿が語られる。夏木が主人公の千恵子役を、ドヒョン役を韓国のロックバンド「CNBLUE」のイ・ジョンヒョンが演じる。監督は「捨てがたき人々」「木屋町DARUMA」「アーリーキャット」などでメガホンを取り、俳優としても活躍する榊英雄。

2018年製作/124分/G/日本
配給:アークエンタテインメント、太秦
劇場公開日:2018年3月3日

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(C)2018「生きる街」製作委員会

映画レビュー

2.5震災後の刺激が足りない平凡な日々

2020年8月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

単純

寝られる

東日本大震災で被害があった海辺の田舎町に住む人々の数年後の話

これは珍しい夏木マリ主演映画
『永遠のパズル』で有名な歌手橘いずみの夫で俳優の榊英雄が監督
にもかかわらず派手さは全くない地味な映画

石巻では今年も上映されたが映画館で観ることはできなかった

監督業もやっていることは知っていたが彼がメガホンをとった作品を観たのはこれが初めて

津波に流され広大な空き地になった住宅地こそ出るが震災の瞬間の映像は無いのでトラウマを抱える被災者からすれば優しい映画である

僕の子供の頃と違い田舎でも外国人は珍しくなくむしろわりと沢山いる

映画人としては震災モノを作るなら刺激的な映像がほしいところだがよく我慢した
再現するには予算が足りなかったかもしれない

震災で夫が流されて行方不明になったとはいえそれなりに平凡な日常風景が淡々と続いていく
東北太平洋側の海沿いに住んでいるわけではないが隣の市に住んでいる者としては「で?なに」って言いたくなるちょっと退屈な話だ

もうあれから9年経っている
東日本大震災絡みの映画はありふれている
いまさら共感を求められても共感はできなかった
親戚のなかにも自宅を流され避難所生活をしていた人たちもいるのだが
実際に足を運び陸前高田気仙沼南三陸の海沿いの今も残る大規模な深い傷跡を眺めている方が今も心にずしんと来る
慰めの言葉は見つからないし苦悩する人々は見たくない

東北太平洋側の大津波はあれが初めてではない
明治の頃もたくさんの人が亡くなった
それが活かしきれなかったのが悲しい

いろいろな意味でしょっぱい映画だった

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野川新栄

3.0その後

2019年10月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

昨今、東京オリンピックだとかアベノミクスだとか、景気の良いニュースばかりが流れていますが、日本はそんなに浮かれる状況ではないとずっと疑問がありました。それよりも、震災後の東北や被災地に寄り添うことの方が大切なのでは?原発事故で故郷に帰れない人、生活を立て直せない人、お金のない人、そんな人達の日常の事を思わせてくれる作品です。

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ミカ

4.0ケッパレ!

2019年9月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

ゆったり
すぐにどうこうならないラストも現実的
手紙渡すところでは涙
何故に韓国アイドル?
さつかわまなみ良かった
痩せたよしざわゆうも
升毅が一番良かったかも
夏木マリが主役で一番なのは当然として
まだまだ復興はこれから
街も人も

原案:秋山命
題字:ジョージ秋山

石巻市
旧伏島邸 大江めぐみ
割烹民宿めぐろ
おしかのレン街
ラジオ石巻
シモネが出てた地元企業だと思われる協賛企業多数、個人も

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消されるので公開しない

3.0天変地異からは逃れられない

2019年7月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

東日本大震災で夫を失い、民泊で生計を立てる主人公(夏木マリ)、娘(佐津川愛美)は結婚して他県へ移る。
息子(堀井新太)も逃げ出すように故郷を去り、人生で上手くいかないことをすべて震災のせいにしていた。
ある時、韓国人青年が届かなかった手紙をもって現れる。
前を向いて歩くのは言うは易し、行うに難し。

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いやよセブン
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