さくらん

劇場公開日:2007年2月24日

解説・あらすじ

女性たちから絶大な支持を集める漫画家・安野モヨコの同名コミックを、世界的フォトグラファーの蜷川実花が映画化。江戸時代の吉原遊郭を舞台に、自分らしく生きるひとりの花魁の人生をゴージャス&ビビッドに描いた青春時代劇。吉原の遊郭・玉菊屋に連れてこられた8歳の少女・きよ葉。彼女はその美貌と負けん気の強さで、やがて吉原一の花魁へと成長していく。主演は、モデルやミュージシャンとしても活躍する土屋アンナ。

2007年製作/111分/PG12/日本
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2007年2月24日

スタッフ・キャスト

監督
蜷川実花
原作
安野モヨコ
脚本
タナダユキ
エグゼクティブプロデューサー
椎名保
山崎浩一
早河洋
五十嵐隆夫
水野文英
伏谷博之
廣瀬敏雄
石川治
石井晃
チーフプロデューサー
豊島雅郎
プロデューサー
宇田充
藤田義則
アソシエイトプロデューサー
谷島正之
ラインプロデューサー
中林千賀子
撮影
石坂拓郎
照明
熊谷秀夫
録音
松本昇和
美術
岩城南海子
装飾
相田敏春
スタイリスト
伊賀大介
杉山優子
視覚効果
橋本満明
編集
森下博昭
音響効果
小島彩
音楽
椎名林檎
助監督
山本透
スクリプター
小泉篤美
製作担当
本藤雅浩
花
東信
グラフィックディザイナー
宮師雄一
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受賞歴

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(C) 2007 蜷川組「さくらん」フィルム・コミッティ

映画レビュー

3.0 【今作は絢爛豪華な蜷川実花監督、第一作である。そして5年後に発表の傑作「ヘルタースケルター」との違いを考えるの巻。】

2026年4月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

幸せ

■吉原遊郭・玉菊屋に売られてきた8歳の少女・きよ葉は、逃亡を試みるが即座に捕まってしまう。トップ花魁・粧ひ(菅野美穂)に揶揄われ、吉原一の花魁になる決意を固めたきよ葉(土屋アンナ)は、人気遊女への道を駆け上がっていくが、ある日、客の惣次郎(成宮寛貴)と激しい恋に落ちる。

◆感想<caution!今作に余り触れていません!>

・写真界の芥川賞とも言われる木村伊兵衛写真賞を若くして獲得した蜷川実花氏が、何故に映画監督に触手を伸ばしたのかは分からない。
 巷間では、父親である蜷川幸雄氏の影響であるという説が根強いが。

・私にとって、絢爛豪華、【幽玄耽美】な画を撮る監督と言えば、鈴木清順監督である。鈴木監督と、当時新人監督であった蜷川実花監督の第一作である今作を比べるのは意味がない事は、重々承知しているが、今作の内容はその表層的な豪華絢爛さ飲みで、内容は浅薄である。

■だが、蜷川実花監督は今作から雌伏5年後に、沢口エリカさんを主役に据えて「ヘルタースケルター」を公開し、世間を驚かせたのである。
 私は、「ヘルタースケルター」を劇場で鑑賞したが、度肝を抜かれた事を今でも覚えている。それは、主役のりりこを演じた沢口エリカさんの物凄い美と、身体中から発する毒気である。

 公開直後のインタビューの沢口さんの態度が余りに悪くて”別に・・。”相当に叩かれた記憶があるが、若かった私は、沢口さんが自分のマネージャー(寺島しのぶ)に股間を舐めさせたり、躊躇なく胸を露わにしたㇼ、とにかくその毒気に驚いたのである。

 今作は安野モヨコ氏の原作を、忠実に映画化した作品であるが、「ヘルタースケルター」は岡崎京子氏の原作を踏襲しつつ、りりこが美を追求する余り整形に整形を重ね”元のマンマはアソコと”と爪と髪と耳と眼玉だけ”というところからの、その後遺症で片目にアイパッチをし、全身の皮膚が黒くなっていく中、妖艶な微笑みを浮かべエマニエル夫人の如く椅子に足を組んで座る姿にぶっ飛んだのである。

 今作できよ葉を演じた土屋アンナさんは、当時既にトップスターであったそうであるが(私とは年代が少し違う。)良い人感が出ている分、今作からは「ヘルタースケルター」程の眩暈がするほどの毒気を感じなかったのである。

・それでも、蜷川実花氏は今作後、5作を公開したのであるから立派なモノであるとは思うのである。

<今作は絢爛豪華な蜷川実花監督、第一作であり、5年後に発表の傑作「ヘルタースケルター」との違いを考えてしまった作品でもある。>

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NOBU

3.5 美しい花と女

2024年5月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ドキドキ

原作漫画『さくらん』(著者:安野モヨコ)はイブニング’01年9月号、 ’02年1月号、2月号、4月号、6月号、8月号、12月号、 ’03年1月号~5月号、7月号に掲載され、 ’03年11月にコミックとして収録された。
背景も人物も芸術的で独特な絵で、コマ割りのセンスの良さ、セリフの配置もストーリーも抜群にカッコいい漫画。

映画化は、監督:蜷川実花さん、脚本:タナダユキさん、音楽:椎名林檎さん、主演:土屋アンナさん、カッコいい女性が勢ぞろいして製作され’07年に劇場公開。

プロとして活躍する女性たちによる、プロとして活躍する女性たちの映画。
隅々まで芸術的であり、かつ女性的な作品である。
自由になりたいのは自分だけではない。
幸せイコール自由というわけでもない。

漫画が原作なので時代考察より人間の感情やファッション、人が作りだす美しさと自然がつくりだす美しい女と桜を見る作品。

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Don-chan

2.0 シナリオが単調

2024年4月13日
スマートフォンから投稿

単純

シナリオが単調で見ていて驚きがない。
途中で飽きてくる。遊郭の話によく出るようなストーリー展開で先が予測できるうえに抑揚がない。土屋アンナの演技が他の演者に比べてあまり上手ではないのでだんだん冷めてくる。遊女が暮らす日常を描きたかったのは分かるが、日常の風景が長すぎて対比する遊女、花魁の荘厳さがあまり伝わらなかった。最後の展開もうーん…といまひとつ。最初から最後まで引き込まれるシーンは展開の力ではなく単発の美術の美しさだけだった。

良かった点としては衣装、セットの美術が素晴らしい。あの遊郭、遊女の世界の妖艶さをビビッドに美しい表現ができるのは蜷川実花ならではのものだろう。しかし、映像にするとつまらなくなるのでは本末転倒。ストーリーが面白くなければ蜷川実花は写真の方が良いと思ってしまった。

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きくさん

3.0 映像が綺麗な映画

2024年3月1日
PCから投稿

映像がただただ綺麗で素晴らしい。
それだけで見る価値はあります。
欲を言えばもうちょっと物語の起承転結をはっきりさせた方が面白くなった気がします…。

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みる