津田寛治
福井県出身。映画俳優を志して上京し、小劇団の劇団員としての活動を経て、北野武監督の「ソナチネ」(93)で映画デビュー。以降、映画を中心にTVドラマや演劇でもバイプレイヤーとして活躍。2002年、森田芳光監督の「模倣犯」で第45回ブルーリボン賞助演男優賞、08年の黒沢清監督作「トウキョウソナタ」で第23回高崎映画祭最優秀助演男優賞を受賞した。有名監督の作品から無名の監督の作品まで幅広く出演するほか、地元・福井で短編映画「カタラズのまちで」(12)や、オムニバス映画「かくて女神は笑いき」(14)の1編「怯える女」で自ら監督を手がけている。その他の出演作に、映画「ギプス」(00)、「呪怨」(02)、「ノン子36歳(家事手伝い)」(08)、「恋の罪」(11)、「花宵道中」(14)、TVドラマ「仮面ライダー龍騎」(02~03)、「警視庁捜査一課9係」シリーズ(06~13)など。