チャン・チェン
台湾・台北出身。父は名優チャン・クオチュー。15歳の時にエドワード・ヤン監督の「クー嶺街少年殺人事件」(81)でスクリーンデビューを果たすが、学業に専念するため芸能活動を休止。96年にヤン監督の「カップルズ」で活動を再開し、続いてウォン・カーウァイ監督の「ブエノスアイレス」(97)に出演。アン・リー監督の「グリーン・デスティニー」(00)ではチャン・ツィイーの恋人役を演じ、世界的に注目を浴びた。その後もカーウァイ監督の「2046」「愛の神、エロス」(04)、ホウ・シャオシェン監督の「百年恋歌」(05)といった中華圏を代表する監督の作品で活躍。日本でも行定勲監督の「遠くの空に消えた」(07)やサントリー「烏龍茶」のCMに出演している。近年の出演作に「レッドクリフ」2部作(08、09)、「グランド・マスター」(13)など。